ぐん＠猫好き24輪生活のブログ一覧

リオの納車以降、ナビの設定とドライブを優先したため、肝心かなめ、本命である積載能力の確認が後回しになってしまっていた。雨の合間を縫って、ようやく確認することができた。

まずは積載準備である。

常時積みっぱなしになっているチャイルドシートやブランケット、その他小物を詰めた買い物カゴなどの荷物を全て下ろし、後席を畳む。仕事用のエブリイバンほどではないが、なかなかの広さ＆フラット感である。

広くなったところでマット代わりにしている毛布を広げ、その上に汚れ物を積む時の敷物に使っている使い古しのシーツを敷く。アルミラダーの爪を掛ける部分まで被せてキズ防止とする。間口は広く、乗り込みは軽トラより低く、トランポとしては期待が高まる。

なおマットは先日ネットで購入して敷いてみたが、すこぶる快適である。

しかし、我が家の妻のカブは昔のプレスカブなので、１７インチタイヤで荷台も大きい。

その大きな荷台の後端に寄せてケースを取り付けているので、前後方向はなかなか厳しそうに見える。荷室内で対角線に向きを変えれば積めることは、以前運んだ際に分かっているが、問題は二列目シートの片側を使って３人乗りができるように積めるかどうかである。

とにかく積んでみる。初回はやはりミラーが引っかかった。これは素直に外して再挑戦。

ミラーを外せば、縦方向はクリア。どこにも当たることなく支障なく入れることができた。しかし、自分の身長だと、ハンドルが高くなり過ぎて、途中で手がわずかに届かなくなる。次回からは踏み台が必要だ。これは捨ててあった日本酒ケースを拾ってきた。乗り込んでしまえば、多少凹凸があろうともカブくらいの重さであれば難なく押し込むことができる。

カブの前後輪共に車内に収まったところで、とりあえずサイドスタンドを出してみる。床下の凹凸に合わせた止めやすい位置では、やはり懸念していたとおり、荷台まで入りきらない。


そこで運転席の背中側にカブのフロントタイヤを押し当てるようにして、１列目と２列目の間のわずかな隙間にタイヤを落とし込むと、きれいに最後尾まで収まってくれた。

しかし喜ぶのはまだ早い。２列目の片側の座席を使えるかどうか、確認しなければならない。広げたシーツと毛布をめくり、恐る恐る助手席側の後席を起こしてみると、なんとカブのどこにも接触せずに座席を起こせた！！購入前にかなり下調べし、おおよそ可能であることはわかっていたが、やはり直接確認できて一安心。


チビも喜んで座ってくれてホッとした。

まだまだ油断禁物である。積んだカブは出先で降ろさなければならない。そのためにはラダーも積まなければならないが、左後席を起こした結果、やはり狭く、立てなければ積めそうにない。


恐る恐る思い切って横向きにして積んでみたところ、なんとリアタイヤの後ろにピッタリと収まった。何かで包めば多少揺れても問題無かろう。スライドドアとちゃんと閉まって良かったよかった。




カブが入るなら、カブより全長が短いXR100Motardも入るだろう。ネットではリッターバイクを積んでいる人もおり、後席両方を倒せばCBRの積載も夢ではない。トランポとしては十分に合格だ。

後は、どのように固定するかだ。まだ車内にカブを入れただけである。車は走る、曲がる、止まるので、中の荷物はきちんと押さえておく必要がある。それがバイクのように重量があり、かつ車輪が付いていて動きやすいものであれば、なおさらだ。


右後席を倒したことにより、右側固定用金具が１つ露出しており、これは使える。また後席中央の金具も使えるだろう。シートベルトの金具を工夫している人もいる。


しかし、この２カ所だけでは足りない。ラゲッジ側面には、いくつか金具を取り付けられそうな穴があるし、未確認だが床にもタイダウンフックを設置できる場所があるようだ。


後はこの手の軽バンカスタムでよくある室内にルーフバーを設けるか。

いずれにせよ、この辺をうまく使うしかあるまい。課題であり悩みであるが、楽しみながらできるだろう