ぐん＠猫好き24輪生活のブログ一覧

短いクールダウン期間を経て、5/7(土)は最後の1台の現車確認。この大型連休中に決めておきたかったので、現車確認はこれで最後のつもり。これまでの4台とこの日に見る1台の計5台から決めることとして、予約を入れて仙台の店へ出向く。

店構えとしてはこれまでで一番小規模だが、中古車サイトでは在庫車の回転が速く、口コミも悪くなかった。

今回の個体は2015式走行距離それなり、紫色で車検残りほぼ2年の外装ノーマル車両。色やOEMのせいか、これまでに見た車両より価格は手頃だが、ちょいと予算超過。また保証が短いのが気になった。


対応してくれたのはワイルドスピードのドムに似たコワモテ不愛想な店長。

でも色々と教えてくれ、非常に勉強になった。車体だけで予算額目一杯、約６万の予算超過である。

現車確認後は、近くのコメダ珈琲にて休憩しながら、最後の相談。


どの車両も一長一短なので、比較表を手書きして、比較しながら色々と考えてみた。古川の店の個体は、修復歴有は気分的に良くないとの理由で脱落し、カスタム車両も「よく考えたら無くても良いかも」との妻の一言で脱落。本命かと思われた修復歴無しの個体も年式が古いとの理由で脱落した。


　この時点で石巻の店の個体と仙台の店の個体が残った。最終的に石巻の店の個体は、海沿いでのサビと過走行および車検が近いことで評価を下げ脱落し、結局は仙台の店の個体を購入することにした。

決め手は年式。フルモデルチェンジ後の年式であり、エンジンやボディが新型に代わり、現行型になっている。また安全装備として自動ブレーキが装着されており安心感が高い。これらにより多少予算超過ではあるが、この個体に決定した。再びお店を訪問して、色々見せてもらったり、保険や補償の相談、税金の相談、ヤバそうな箇所の説明などいろいろと再確認して、ワイスピのドム似のオヤジさんと契約した。


ドムは、宇宙世紀のドムも好きだし、色もドムっぽいし、これもご縁と思うことにしよう。

さっそく5/3(火)祝日に最初の1台を現車確認。訪問したのは中古車も扱う石巻のニッサンディーラー。気合を入れて予約してから店に出向いた。店の雰囲気と担当営業さんは及第点。妻の職場に近く、点検等にも出しやすい。


確認した個体は、2017式、走行距離多めの白色、車検残り9か月のプチカスタム車両。過走行気味の個体だが、走行距離無制限の補償つき。提示額内で冬タイヤ一式も付けてくれるという。予算内で手の届く価格で、妻は丸いフォグランプがお気に召したようだった。自分もキャリアと冬タイヤには心惹かれた。しかし、全体的にヤレた感じがあり、自分は特にボディサイドの点サビと車検残り期間が短いのが気になった。


　翌5/4にも次の1台を現車確認。古川と近場だった為、予約なしで訪問したが、たまたま手が空いていたのか丁寧に対応してくれた。ネットでは見落としていたようで、行ってみると店頭には同価格帯の車両が複数あり、チェックしていた個体に加えて、ここでは結局3台を確認することができた。


　1台目は店頭にあった2017式、走行距離それなり、白色で車検残り1年半と好条件だが、追突による修復歴有りとのことで、若干お値打ち価格のノーマル車両。

修理されていれば大丈夫だとは頭では理解できるも、自分では見分けがつかないし、主に妻が乗ること、家族での乗車が多くなることを考慮すると、やはり修復歴が気持ちの面で割り切れない。

　２台目はネットで調べた目星を付けた本命、2011式で走行距離それなり、銀色で車検付きノーマル車両。

上位グレードで装備が充実しており、内外装も綺麗だし、車名も気に入ったし、飽きずに使えそうだ。価格も高過ぎず安過ぎず納得できる額だった。

　3台目は店頭にあった伏兵、2011式走行距離それなり、白色で車検付き内装カスタム車両。後々付けたい装備が既にほとんど付いており、ある意味手間が省けてお得感が高い。

店舗はいかにも田舎の中古車屋だが、対応してくれた店長は車両の悪いところも親切に説明してくれ、印象は悪くなかった。付けるとちょい予算オーバーだが、有料の延長保証メニューが充実しているのも好印象だった。

　これまで見た4台は、予算ありきで選んでおり、どれも車体に対して相場相当の価格でどんぐりの背比べ。カスタム車両の印象が強く残った。5/5は妻が仕事、5/6は自分が仕事のため、中古車選びは小休止。勢いも大切だが、後悔しないために、じっくりと考えることにする。特に急遽第一候補に躍り出たカスタム車両は、よくよく考えた方が良いと思われ、よいクールダウン期間となった。

さて、想いも寄らぬ車種選定に驚きつつも、一気に短期決戦でのクルマ探しに突入。

自分のクルマ購入歴は、1台目シビッククーペ(EJ-1)


2台目CR-Z(ZF1)


に次いで、これで3度目となる。
中古車購入は2回目でEJ-1以来15年振りである。決して慣れているとは言えないし、今回は自分のクルマではなく妻の車であるため、より慎重に事を進めたい。

今年の連休はカレンダー通りの飛び石勤務。多少夜更かししても1日だけなら乗り切れると、夜中にネットと情報誌で中古車検索。ポロの車検は5/28まで。登録や納車整備を考えると、この連休が勝負であることは明白。短期間でのクルマ探しとなるため、あまり遠くまで現車確認に行くことは難しく、範囲は車で１時間圏内の距離までとする。予算は車検代×２＋αかつ100未満。＋αは昨今の中古車価格の高騰分を見込んだものである。


出資者である自分の条件は、以下のとおりである。
・走行距離より年式重視で探す。
・古くてもCR-Zより新しい2011以降の年式であること。
・買ってすぐの支出は避けたいので、車検期間の残りや補償期間が長いもの。
・災害時の重要な情報源になるので、テレビが見られること。


主に乗ることになる妻の条件は、以下のとおりである。
・外部入力端子を備えたオーディオであること。
・ＤＶＤが見られること。
・希望ナンバーを取れること。
・変な色は嫌だ。
・強そうか、可愛いかのどっちか。


　オーディオ系の条件など、後からDIY整備でどうとでもなる項目もあるが、元から付いていた方が楽である。ほぼ徹夜でひたすら条件に合う車両を探すとともに、候補車についての知識を漁った。しかし、昨今の社会情勢のせいか、それとも候補車が根強い人気車であるせいか、自分が思っていたよりも１０～１５万ほど相場が高いように思えた。

多額の車検見積もりが出たポロについて、まずは名目上所有者である妻と話し合うことにした。要点は3点。
「修理して乗り続ける。」「別な車に買い替える」「廃車して減車する」。


13年16.5万キロ走ってくれたポロ。

手元に来た時は15万キロほど。それから３年半ちょい1.5万キロ程度だがよく頑張ってくれた。この年式と走行距離では、国産車でも外国車でも、今後は常にどこかの劣化や故障を気にしなければならないだろう。それは今回の車検で多額の費用をかけて修繕しても、常に懸念される事項である。車検代30～+夏冬タイヤ代6+税金4＝40～という今年の出費だけを考えても、＋αで2010年代の中古車が十分視野に入ってくる。結局、多額の修理費を掛ける気になれずに、車検は通さないという結論に至った。

妻は、自分の車を持つ前にカブを所有した結果、「カブの方が、周りが良く見えるから楽で怖くない。死角の多いクルマの方がよほど怖い」といい、あまり運転には積極的ではないうえに、もちろん興味もない。


自分では以前からポロの後継には可愛らしいラパンやムーブキャンバスあたりを探してやろうと考えていたが、可愛いとは言うものの自分が乗っている状況が想像できないらしく、ピンと来ないらしい。


一方、ありがたいことにミッションについては「死角の多さによる不安感のほうが、MT操作の面倒さを上回るから、車である以上ATでもMTでも変わらない」という後ろ向きながらも非常に歓迎できるご意見である。

いっそのこと自分の好みのＭＴ車でも探したい気持ちであったが、いずれにせよピンと来ないようで、買い替えには滅法消極的である。

CR-Zでも積もうと思えばいろいろできる。

さらに我が家のクルマ事情としては、クルマが１台減っても何とかなる現状がある。自宅は自分の実家と近く、車を歩いて借りに行けるし、用事が重複しない限りは使わせてもらえる。また我が家では車関係費用を全て自分が負担しているので、減車した方がはるかにお金はかからず助かる。普通車1台分の維持費が浮くのは非常に大きい。任意保険代も考慮すると、年15万程度は浮くだろう。車が無くなっても4年前に戻るだけ。よって廃車で減車という結論が濃厚だった。

だが、しかし。
自分としては「別な車に買い替える」が第一候補である。荷物を積むとなるとどれだけ頑張ってもCR-Zだけでは不便なこともあるし、車高の低さ故、大雪に弱い。

こんな方もいらっしゃるようですし、実はスーリー製のキャリアも持っているんですが、なかなか…。

またCR-Zは自分が通勤で使うため、1台で過ごすとなると幼稚園のお迎え時は妻が実家からクルマを借りるか、徒歩もしくは自転車となる。本人は徒歩でも自転車でも苦にならないようだが、その都度自分が定時で上がれる訳ではないし、やはり冬季や荒天時は大変だと思し、なにより心配である。

実家の車はシビックハイブリッドとフィット３。空いていることが多いとはいえ、互いに用事が重なればやはり借りられないこともある。


幼稚園のお迎えの都度、妻が義両親に声をかけ車を借りるのは気疲れするだろう。それが嫌なら自分がバイク通勤をして、車高も着座位置も低く回りが見難いというCR-Zを妻に運転してもらうしかない。それでも良いか？と、懸念事項を説明したところ、やはり減車は不便との見解に導くことができた。

とかく問題は、車に興味がない妻を前に、次の車を何にするかである。費用の大半は自分持ちとはいえ、妻には嫌々ではなく前向きな気持ちで運転してもらわなければならないし、運転を好きになってもらいたい。中古車雑誌を見せて可愛い系の車や好きな色の青いクルマをアピールするも興味をそそることはないようだ。



予算額を相談するも「30万くらい？」と連れないお言葉。それだとポロと同程度の車しか買えないので、自分としてはもう少し出してでも、程度の良いクルマにしたいところ。あれやこれや説明を尽くしきった時にと商用軽バンを見せて「そうやカブ買ったとき、これで採りに行ったよな～」と話したところ、「それな！」と、これまでにない活気に満ちた反応が！

同系統の軽バンから絞ることになった。

クルマ事情が大きく変わったので、久々にＰＣから更新。

我が家では、今のところ妻は鉄道で通勤しているため、クルマはCR-Zが1台だけでもなんとかなる。しかし、やはりドアの数が多いクルマは便利である。手元にポロが来たのは平成28年8月25日。山梨の叔父が乗り換えに伴い車を手放すというので頂戴することとなった。



宮城に届いて３日後、オルタネーター故障により発電できなくなり、急遽Dに入庫。それなりに費用は掛かったが、買うより安いと納得してこれまで乗ってきた。


無事修理完了後は、叔父から妻への名義変更も行い、希望ナンバーも取り、プレートも自分で取り外して、取り付けた。


登録車の封緘を壊すという、ある意味貴重な経験ができたし、自分たちで手続きをしたことにより愛着も沸いた。


なお、他の故障個所としては、こちらに来た時からワイパーが振り切れてAピラーに当たるという症状があった。オルタネーター交換の際に見積もりを取ったら、なんと70,000円超という結果だったので、ＤＩＹを決行。


自分で中古パーツを取り寄せてリンクASSY交換を行い、騙しだまし乗ってきた。

北海道への家族旅行は良い思い出である。


自分にとってはこのポロが初めて乗る外車だった。良い意味でボディ剛性が高く、ドイツ車の質実剛健さを感じることができた。エンジンは昔の川崎のバイクのような大らかさがあった。また下馬評のとおり大陸製はシートが良い。背中のS字にピッタリくる腰回りのホールド感が素晴らしく、長距離の移動は楽だった。足回りも柔らかすぎず、コンパクトカーの割にどっしりした安定感ある動き（実際重い）は、高速道路では頼もしかった。一方、悪く言えば、エンジンの回転フィールはゴロゴロとした荒っぽさがあり、回して走るには爽快感が不足していた。またハイオクでかつ燃費も悪く、1.6Lで税金も高く、ホンダのIMAとはいえ1.5Lハイブリッドの燃費に慣れてしまった自分の財布には、負担も大きかった。


良いところも悪いところもあったが、平均すると満足感は高かった。何よりバイクと2ドア車しか所有していなかった我が家には貴重な4ドア車である。シートアレンジにより長尺物も運ぶことができ、何かと便利だったため、今回も車検を通すつもりだった。


5月1日、主治医が忙しそうだったため、通勤途中のガソリンスタンドで車検見積を取ったところ、店員さんから「かなり掛かりますよ」との一言。右フロントと左リアのガタ、ブーツ類の破れ、エンジンからのオイル漏れ、ヘッドライトの曇りによる照度低下、バッテリーの電圧低下等々、ザクっと35は超えそうとのこと。自分で対応できることも多いが、手間もかかるし、夏タイヤも冬タイヤも減ってきて買換え時だし、今年から税金も上がるしと、乗り続けるにはいくつものハードルが並んだ。