番場琢のブログ一覧

一昨日、２０年ぶりに番場家のお墓参りに行ってきました。

ちょっと特殊な家系の番場家なので、ずっとお墓参りに行けていなかったのですが、凄く久しぶりに、眠っている曾おじいちゃんと曾おばあちゃんにご挨拶してきました。




番場家の曾おじいちゃんは僕が生まれる前に他界。

曾おばあちゃんは、僕が小学生の時に亡くなりました。

そしておじいちゃんはアメリカ人。

会ったことないし、名前も知らない。

今生きているか死んでいるかなんて、全くわかりません。

おばあちゃんは日本人だけど、父が生まれてすぐアメリカに行ってしまい、曾おばあちゃんが亡くなるまでは年１～２回で会っていましたが、亡くなってからは日本に来ることはなく、同じく現在どうなっているのか連絡を取ることもできません。




そして、我が父は今病気でずっと病院生活です。

なので、ほとんど記憶がない幼少期に会ったことがある、曾おばあちゃんのお墓参りという考えがあまりなく、ずっと行けていませんでした。




でも、結婚して、家族が出来て、子供を授かり。

先祖を大切に。

感謝の気持ちを忘れずに。

家内からたくさん学びました。

そして、凄く久々にお墓参りに行ってきました。









行くまでは、何も記憶がなかったのですが。。。

行ってみたら、少しずつ思い出して。

お墓の場所もすぐわかったし、小学生の時に、父がお墓をきれいに掃除して、お線香をあげていた姿を思い出しました。

凄く考えさせられた時間でした。

そして、反省です。

番場家のお墓は正直恥ずかしいくらいひどい状態でした。

こんなんじゃダメです。

凄く反省しました。

曾おばあちゃんとの記憶も少しずつ蘇って。









帰り道。

曾おばあちゃんが住んでいた家があった場所に寄ってみました。

曾おばあちゃんが亡くなった後、家は取り壊され、その後どうなったかは知りませんでした。



衣笠駅。

大好きなかんぴょう巻を必ず買った商店街。

僕がよく行っていた床屋さん。

床屋から曾おばあちゃんの家までにあった古ぼけた公園。



全て、あの時のままでした。

２０年、変わらず。

父が育った場所。

父、番場順の青春が詰まった場所。

心の奥深くから込み上げてくるものがありました。

家族みんなで行けて本当に良かったと思う。

曾おばあちゃんの家があった場所は今はアパートが建てられていました。

なんだか寂しいような気持ちと、新しい命がそこで日々成長している嬉しい気持ちと。

家族が出来て、最近本当に色々と考え方が変わったと思います。

まだまだなところもありますけどね。




先日、僕がＦ１を目指していた時から応援してくれている、人生の大先輩。

そして、僕が目標とする人から。


「番場家の家紋を教えなさい」


と言われました。

自分で調べてみたり、弟に聞いたり、そのみちに詳しい方に聞いてみたりと、いろいろしてみましたが見つけられませんでした。

でも、お墓の番場家の字の上に。








これ、家紋ですよね！？

ずっと見つけられなかったのに。

このタイミングで遭遇するなんて。

感謝。

曾おばあちゃんが教えてくれたのだと思います。





これからの番場家は僕が背負っていきます。（今までもそのつもりでしたが、今はもっとそう思えるようになりました）

番場順の息子で長男の僕。

人生一度きり。

全力で家族を守り、全力で仕事をして、全力で人の為に何かしていきたい。



今年のお盆は、反省と決意が深まった日。

これからも番場琢を末永く応援してください。