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沖縄古来の御嶽を除く最南端の神社を参拝しました。

西表島の大原神社です。



社務所はないので御朱印はいただけませんでした。

大原神社と名乗っているので、

恐らくこの大原の地に入植された方々が

開拓等の成功を祈願して創建したのではないでしょうか。

戦前の西表島は生活環境が整っておらず

台風が上陸すると入植者の藁ぶき屋根の家は

皆吹き飛ばされていたとのこと。

マラリアなどの伝染病もあり、

決して楽な生活ではなかったらしいです。

沖縄本島や台湾から入植した方々は

大きく苦労し生活を営んでいました。

努力しても乗り越えることができなかった人々は

生活を諦めて沖縄本島や台湾や日本本土へ

引き上げていきました。

西表島が手つかずの自然が多く残っているのは、

開拓が難しい島だったことが考えられます。

西表島へフェリーで行きました。約片道４５分の船旅です。

途中竹富島、黒島、新庄島、小浜島が見えました。

西表島でレンタカーなどの手配をしていなかったので、

徒歩圏内で島内を散策しました。

残念ながら徒歩圏内では西表島にて表現される、

手付かずの自然とか秘境という場所へは

行くことはできませんでした。

人々の生活圏、集落の中でしか散策できませんでした。

もちろんイリオモテヤマネコに出会うことはあり得ません。

西表島の大きな河川である仲間川から見た

この風景が唯一私が見かけた西表島らしい風景です。



また、ハブが歩道上で絶命していました。