
僕はクラスでも「スーパーカー博士」と呼ばれていた(自慢にもならんが・笑)。
さて、そんなクラスのヒーロー「スーパーカー小僧」当時の思い出を「あった、あった」的に書き残していきたい。
第2回は「スーパーカー本」
唐突ですが、アイドルグラビアってどう思いますか? 僕は大好きなのですが、何か「渚の視線独り占め」みたいなアオリ文が1行あって、綺麗な水着のアイドルの写真がページ一杯にどーん、どーん、どーん、終わり。
グラビアって本来こういうものなので、不満は全くないのですが、物足りなくありません?
8割は写真でいいけど、アイドルのちょっとしたエッセイとかコラムとかインタビューがモノクロでもあればもっと本の読み応えってアップしません? そうでもない?
スーパーカー本の一部にグラビアタイプの本ってたくさんありませんでした? ほぼ100%クンタッシが表紙で、目次があって、ウルフ1号が見開きでどーん、LP400が見開きでバーン、BB、ニセミウラSVJ、パンテーラ、ボーラ、930辺りが大きめに載っていて、後半はエスパーダとかウラッコとか308GT4ディノとか、ストラトス、924、ヨーロッパ、TR7、モントル、X1/9とかが1/2ページで載っていて終わり。
テキスト類といえば各ページの右端に「フェラリー」365BBとか楽しい車名が書いてあるだけ。
子どもごころに「これだけ?」と僕は好きではありませんでした。
どちらかというと絵葉書サイズのブ厚いケイブン社風の文字+下手なイラスト中心の本のほうが好きでしたね(あくまで僕の意見)。
ランボが「元」トラクターメーカーだとかいう嘘っぱち(ランボは21世紀の今でもトラクターメーカーだし、ブーム当時、車会社は関連・グループ会社でトラクター会社そのものじゃないだろ)や、動物のチーターとBBの速度を比較してそれぞれの最高速度を棒グラフにするという意味不明なことをやっていた。
端っこには「スーパーカークイズ」なるものもこそっと載っていて、「BBとカウンタックの次に速いのは?」(モンテベルディ・ハイだっけ?)みたいな普通のクイズや、「台数が減ると背中がくっつくのは?」(腹(ハラ)マ)とか寒いのもあった気がする(小学校のときに俺が考えた可能性あり、スマン・笑)。
あと定番の記事だったのが、道でのスーパーカー写真の撮り方!!
「歩道橋の上から目線を遠くに向けてリラックスしながらチェック!! お友だちと違う方向を監視して、スーパーカーが来たら声を掛け合おう!! 脇をしめて連写で色んな角度から撮るといいぞ!!」って、UFOかオイ!! 実際、UFOは見たことはあったが、ウチのような田舎では歩道橋から見れたスーパーカーなど1台もないわ!!
少ないお小遣いで買った本だけに、端から端まで読んでじっくり楽しめるこのタイプの本を何冊も持っていた。全部穴が開くほど読んだが、今思うと、SVがミウラで最速だとか、ウルフが5000ccだとか、(仕方ないけど)間違いばっかり(笑)。10年前くらいに流行った「謎本」みたいに、文字通り「子ども騙し」のヌルい本のオンパレード。でもそれが微笑ましく愛おしい。
ま、そんなしょーもない、でも興味は尽きなかったスーパーカーの思い出。
Posted at 2010/04/21 21:19:54 | |
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スーパーカー | 日記