2010年06月20日
現在のバイブル、麻宮騎亜先生の「彼女のカレラ」17巻を買ってきた。表紙はロータス・エリーゼ。毎週プレイボーイを購入して読んでいるのだが、単行本ももちろんそろえている。
最新がミウラが表紙の巻でなくなってしまったのがちょっと寂しいが、今回の17巻では、他人と共存する車社会における運転のマナーというのに注目されていて素晴らしい。
以前も飲酒運転についてなど、サーキット走行の楽しさとともに、こういったものを伝えられているのがこの漫画の素晴らしさなのだ。
スーパーカーオーナーなら、思わず苦笑いしてしまうエピソードも多い。
それ以外に「彼女のカレラ」をバイブルとしているのは、登場人物の愛車に対する愛や想いが感じられるところ。カレラRS、ボクスター、F40、ビックバンパー、トゥインゴ、328、コペン、2000GT……。
そんな中、ランボを手足とする女性がたくさん出てくる。彼女たちの愛を痛感する名セリフ群が、猛牛乗りであることに誇りを持たせてくれる。ありがとう。麻宮先生。
「ランボルギーニって不思議…世界広しといえどもこんな波乱万丈なメーカーはない…。こんなに野心溢れるメーカーも…。天上天下唯我独尊、まさにランボルギーニのためにあるような言葉ね」
「……まぁ、維持していくのも 運転していくのも決して楽じゃない。でも、それ以上にランボルギーニを操るという行為は何者にも変えられない幸せってこと」
この2つのセリフは全然異なるエピソードで、異なるキャラクター(でもともにランボオーナー)のセリフ。これらのセリフに感動して、この2つのエピソードが掲載されたプレイボーイは別途保存してある。
大げさな話ではなく、運転が下手で車にも詳しくなく、貧乏な僕の目の前に、多くの人が求めても手に入れられない猛牛がたたずんでいるということが嘘ではないかと思うときがあります。夢なら覚めないでほしい。
維持も運転も本当に楽じゃないです。でも、本当に幸せです。そんなことを再認識できる漫画なのです。
Posted at 2010/06/20 01:48:12 | |
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ミウラ | 日記