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元牛丼のブログ一覧

2010年04月21日 イイね!

すーぱーかーこーひーぶれーく その2

すーぱーかーこーひーぶれーく その2僕はクラスでも「スーパーカー博士」と呼ばれていた(自慢にもならんが・笑)。
さて、そんなクラスのヒーロー「スーパーカー小僧」当時の思い出を「あった、あった」的に書き残していきたい。

第2回は「スーパーカー本」
唐突ですが、アイドルグラビアってどう思いますか? 僕は大好きなのですが、何か「渚の視線独り占め」みたいなアオリ文が1行あって、綺麗な水着のアイドルの写真がページ一杯にどーん、どーん、どーん、終わり。

グラビアって本来こういうものなので、不満は全くないのですが、物足りなくありません?
8割は写真でいいけど、アイドルのちょっとしたエッセイとかコラムとかインタビューがモノクロでもあればもっと本の読み応えってアップしません? そうでもない? 

スーパーカー本の一部にグラビアタイプの本ってたくさんありませんでした? ほぼ100%クンタッシが表紙で、目次があって、ウルフ1号が見開きでどーん、LP400が見開きでバーン、BB、ニセミウラSVJ、パンテーラ、ボーラ、930辺りが大きめに載っていて、後半はエスパーダとかウラッコとか308GT4ディノとか、ストラトス、924、ヨーロッパ、TR7、モントル、X1/9とかが1/2ページで載っていて終わり。
テキスト類といえば各ページの右端に「フェラリー」365BBとか楽しい車名が書いてあるだけ。
子どもごころに「これだけ?」と僕は好きではありませんでした。

どちらかというと絵葉書サイズのブ厚いケイブン社風の文字+下手なイラスト中心の本のほうが好きでしたね(あくまで僕の意見)。
ランボが「元」トラクターメーカーだとかいう嘘っぱち(ランボは21世紀の今でもトラクターメーカーだし、ブーム当時、車会社は関連・グループ会社でトラクター会社そのものじゃないだろ)や、動物のチーターとBBの速度を比較してそれぞれの最高速度を棒グラフにするという意味不明なことをやっていた。
端っこには「スーパーカークイズ」なるものもこそっと載っていて、「BBとカウンタックの次に速いのは?」(モンテベルディ・ハイだっけ?)みたいな普通のクイズや、「台数が減ると背中がくっつくのは?」(腹(ハラ)マ)とか寒いのもあった気がする(小学校のときに俺が考えた可能性あり、スマン・笑)。

あと定番の記事だったのが、道でのスーパーカー写真の撮り方!!
「歩道橋の上から目線を遠くに向けてリラックスしながらチェック!! お友だちと違う方向を監視して、スーパーカーが来たら声を掛け合おう!! 脇をしめて連写で色んな角度から撮るといいぞ!!」って、UFOかオイ!! 実際、UFOは見たことはあったが、ウチのような田舎では歩道橋から見れたスーパーカーなど1台もないわ!!

少ないお小遣いで買った本だけに、端から端まで読んでじっくり楽しめるこのタイプの本を何冊も持っていた。全部穴が開くほど読んだが、今思うと、SVがミウラで最速だとか、ウルフが5000ccだとか、(仕方ないけど)間違いばっかり(笑)。10年前くらいに流行った「謎本」みたいに、文字通り「子ども騙し」のヌルい本のオンパレード。でもそれが微笑ましく愛おしい。

ま、そんなしょーもない、でも興味は尽きなかったスーパーカーの思い出。
Posted at 2010/04/21 21:19:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | スーパーカー | 日記
2010年04月19日 イイね!

出会い・その2

出会い・その2【前回の続き】
もらったスーパーカーカードの裏にある諸元表を見ると、「コルベット・スティングレイ」という車らしい。再度、表のコルベット写真をじっくり見るとコークボトルデザインの流れるようなラインに思わず目を奪われた。

親父のデボネアや興味がなくても知っていたクンタッシのような直線的な車か、初代ビートルや911のような丸い車しか知らなかった僕にとって、そのうねるような横姿は衝撃だった(クンタッシLP400が直線でなく曲面で構築された美しいデザインと理解するには、その後10年が必要だった)。

「これがスーパーカーか……」衝撃を受けた僕は、その日塾に行く前に本屋で、バイブル「サーキットの狼」の単行本を購入する。
確か当時、怪物マシン編の10巻までリリースされていた。人気がピークだったせいか、近所の本屋ではすべての巻がそろっておらず、一番若い巻だった3巻を何も考えずに買ったのだ(全くの余談だが、この本屋で後にバイトすることになる)。

そしてドキドキしながら、ページをめくった最初の中表紙に、コルベットよりさらに流麗な車の絵が描かれていた。コルベットと同じように曲面で構成ながら車高が薄く絶妙なラインのボディ、睫毛のような装飾が付いたヘッドランプ、凝った形のホイール……。

「かっこいい……。いや、『美しい』んだ」

僕らの世代は、生まれる前に新幹線は通っていたし、赤ん坊のときにアポロは月に行っていた。物心つくころには「マジンガーZ」も「コンバトラーV」も「仮面ライダーV3」も存在しており、小学生の低学年の時点で既に「かっこいい」ものは多数身近にあったのだ。

そして世の中に「かっこいい」以上のものが存在することが分かり始めていた小学生中学年の僕に、「狼」の中表紙に描かれたその一風変わったスーパーカーは初めて「美しい」ものがあることを教えてくれたのだ。

慌ててそのクルマの写真が載ったスーパーカー本を再び本屋に買いに走った。

インパクトのクンタッシも、最速のBBも、実力の930ターボも、そのクルマの持つ「美しさ」の前では、「かっこいい」だけの存在でしかなかった。

「かっこいい」ものはこれらほかのスーパーカーだけでなく、玩具やTV漫画の中でいくらでもある。でもクラシック音楽にも、絵画にも、寺院にも、満天の星空にも…おおよそ「美」に触れたことのなかった小学生の僕のどこか深い場所に、そのクルマは人生最初の「美しい」をこれでもかとえぐり込んだ。30年以上も化膿し続けるほどに。


その車の名はランボルギーニ・ミウラという。

このクルマのイグニッションキーを初めて捻る日のちょうど四半世紀(25年)前のことだった。
Posted at 2010/04/19 21:56:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミウラ | クルマ
2010年04月17日 イイね!

すーぱーかーこーひーぶれーく・その1

すーぱーかーこーひーぶれーく・その1そのうち詳細は書くつもりだが、僕はクラスでも「スーパーカー博士」と呼ばれていた(自慢にもならんが・笑)。
さて、そんなクラスのヒーロー「スーパーカー小僧」当時の思い出を「あった、あった」的に書き残していきたい(※写真は内容と無関係のレストア前のデスビ。今はケーブルともども新品)。

第1回は「スーパーカーの名称」。
当時のカードや本のデータ表記がいい加減だったことに加え、発音が難しかったり、欧州文字のカタカナ化の問題で、スーパーカーの名が結構「ブレて」いたとみんな言う……。

だが、子どもたちの間で名前がブレていたのはランボとマセに集中していたことに最近気付いた。
数字主体の車名が多いフェラーリ、ポルシェはもちろん、ストラトス、ベータモンテカルロ、パンテーラ、ロンシャン、ヨーロッパ、エスプリ、モントリオール、ラゴンダなどは「それ君と呼び方が違うね」ということはなかった。

呼び方が人によって違う中で一番有名なのは「カウンタック」と「クンタッシ」だが、これはブーム後のこと。
今まで友だちと違ったのは以下の車

■ランボルギーニ
ハラマ・ヤラマ(後のジャルパ・ヤルパも)
ウラッコ・ウラコ・ウッラコ
ミウラ・ミューラ
ブラボー・ブラーボ(ブラーヴォ)

■マセラッティ・マセラーティー
メラク・メラック
カムシン・カムジン
ボーラ・ボラ
キャラミ・カラミ

ね? ディーノ・ディノはあるけど、あとはこの2社に集中している。イスレロやエスパーダ、ギブリはブレなかったけどね。
牛と風の名前は微妙な発音なのか? jaramaなんかの「J」発音や、詰まった表記などはカタカナ化が難しいのかな。ま、単に誤植をカット&ペーストした本が当時多かったのかも。

ま、そんなしょーもない、でも興味は尽きなかったスーパーカーの思い出。
Posted at 2010/04/17 00:15:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | スーパーカー | その他
2010年04月16日 イイね!

出会い・その1

出会い・その1夢のような、地獄のようなミウラとの生活を語る前に、やはりミウラ購入とのきっかけを書いておきたい。堅苦しく書いても仕方ないので、気楽に思い出してみる。

第1回・第2回目は地味で面白くないが、「ミウラ」を初めて知った「あの日」について(レストアやトラブル日記はそのうち書く予定)。30年以上経過した今でも、明確にすべての流れも景色も覚えている。それほどミウラとの出会いは印象的だったのだろう。

既に75年・76年には、あの狂乱ブームが起こっていたようだが、僕がスーパーカーにハマるのは77年になってから。そう、伝説の晴海のショーが開催された年だ。1967年生まれの僕は当時小学校4年生。

この頃になるとウチのような田舎でも、スーパーカーカード(駄菓子屋で売っているタイプ)が流行っていた。が、ヒネたガキだった僕は、「そんな高い車なんか買えるわけないのに」と、スーパーカーに興味も持たなかったように思う。しばらくの間、スーパーカーカードを使ってやるメンコの輪に加わることはなかった。

そんなある日、校舎のゲタ箱の前で例によってスーパーカーカードでメンコをしているクラスメイトの集団が。靴を履き替えながら、後ろから何気なく覗き込んでいると、そのうちの1人が(何もせず覗いている僕が寂しそうに見えたのか?)ボロボロになったカードを1枚「やるよ」とくれたのだ。

それはメンコとして使われ、カードの縁が裂けてしまったためセロハンテープで補強されたヒドイもの。
表には横に長い“隠しライト”(リトラクタブルライトの当時の名称)を持った白いマッスルなスーパーカーが印刷されていた。
裏の諸元表を見ると、「コルベット・スティングレイ」という車らしい。再度、表のコルベット写真をじっくり見るとコークボトルデザインの流れるようなラインに思わず目を奪われた。【つづく】
Posted at 2010/04/16 23:31:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミウラ | クルマ
2010年04月15日 イイね!

ブログも初体験か…

ブログも初体験か…インターネットの仕事をしているのに、ブログは初めて。
もちろん仕事とエンターテイメントでは違うのは分かるが勉強しなきゃね……。

勉強といえば、愛車のこともずっと勉強中。仕組みとか歴史とか、固体のクセとか…。

もうミウラを手に入れて8年になる。まだ愛車のことを完全に理解してるとはとてもでないがいえない。
でも、一度も飽きたり、手放そうと思ったことはない。さすがにレストア後わずか8ヶ月でエンジンフルOHのときは「心が折れ」そうになったけど。

一部で神化され、一部で異様に毛嫌いされているクルマだけど、個人的に「車は美しくてナンボ」。
だから前者が正しい。10歳の俺に「お前の憧れは正しかった」と褒めてやりたい。

次世代にP400の固体そのものだけでなく、路上ストップをはじめとする笑うしかない悲劇・惨劇のエピソードの記録を残すためと、旧スーパーカーオーナーさんたちのお話が聴ければ嬉しいと思い「みんカラ」に参加してみました。
ま、仕事が仕事だけに週一でも月一でも少しずつ書ければいいかな。
Posted at 2010/04/15 02:17:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミウラ | クルマ

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元牛丼です。よろしくお願いします。 20代で964を、30代でP400を購入するという自分でも信じられない野望を成し遂げました。 でも、運転は下手糞です...
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