
さて、これで一段落。
…ではあるのですが、前オーナーがどういう乗り方をしていたのか解らないので、駆動系はちょっと心配です。
間もなく2万kmになるので、ドライブベルトも交換しておいた方が良いかな?
そう思っていた矢先、ほんの気まぐれでキックでスタートさせたところ、キックペダルが戻って来ませんでした。
蓋を開けて見ると、きっとセルしか使って来なかったのでしょう。ギアが真っ赤に錆びてグリスも完全に切れていました。磨いてグリスアップし、無事動作するようになりました。
どうせガスケット(1,252円)を交換するのだからと、ドライブベルトも交換することにしました。
メーターは18,700km、調子が良いので通勤でも使い、距離はそlこそこ伸びていました。
点検してみると、谷部分に小さい亀裂が入っているものの、大して劣化していない様子です。
4stで積載も少なく、ゆったり走っていただからなのでしょう。
まだまだ使える域なのですが、そうは言っても6年経過している車輛ですし、何度も開ける甲斐性もありませんので、思い立った時にやっておくに限ります。
純正部品で4,374円、今日かベルトだ何だとありますが、純正部品がやっぱり安心ですし、実際持ちも良いと思います。
ところで、ベンリィはスタート時は結構力強く加速するのですが、一旦息をついて緩慢な加速ののち、また伸びていくというのがデフォルトのようで、それを知らずに試乗した段階で直ぐに気が付くくらい顕著でした。
ここまで乗ってみて、この固体は30~40km/hでその症状が出て、50km/hくらいまでやや鈍足、それを超えると結構力強く加速していくという感じで、平地でしたら最初の加速が余禄となり、30~40km/hの谷をどうにかやり過ごし、車の流れに乗れるのですが、坂道での発進はそうもいかず、いつまでも加速しないことがしばしば有り、結構ストレスが溜まっていました。
この際なので、ウェイトローラーも軽い物に交換してみます。
事前情報では、初期モデルは16g、途中から15gに変更されて上記の症状が少し緩和されたとのこと。
おや?90gです。1個15gですね。
一度交換されているのか、最初からそうだったのか…
ZOOMAR X 用が14gで、それへ交換した方の評価が軒並み良好だったので、22123-KVB-900を取り寄せてもらいました。1,112円です。
うーん79g。
1個13.17gですから想定外の軽さです。
3個だけ交換すれば14g相当の勘定になるので迷ったのですが、僅かな段減りがあったので全交換して様子を見てみることにしました。
この際なのでスライドピースも。
使用済み(左)もほとんど劣化していないように見えるのですが、脱着する時にスカスカしていましたので、経年劣化で縮みが出ているのかもしれません。561円はケチるところでは無いので迷わず交換です。
インプレッションですが、30~40km/hでの谷がほとんど感じられなくなり、スタートからスルスルと均一に加速していくようになりました。
スタート時の力強さが無くなったような感じもするのですが、ウェイトローラーを軽くしてそれは無いでしょうから、きっと谷が無くなったことで、そう感じるようになったのでしょう。
45km/hあたりで僅かに谷を感じるのですが、実用に障るほどではなく、意識して走っているので気が付くという程度、フィーリングは概ね好評です。
この様子ですと、恐らく最高速度は落ちていると思うのですが、タンデムでも車の流れにも乗れますし、どの速度域でも加速は良好、今のところ及第点ですが、さて、燃費はどうなることでしょう。
Posted at 2018/10/29 17:22:11 | |
トラックバック(0) |
BENLY 110 (JA09) | 日記