クリッパー(CLIPPER)で初めての遠出をした。
遠出と言っても隣県へのちょい出、2日で300km程度のお出かけ。
長野道はトンネルが多く、当然の如く起伏も大きくなるので、高速道路ではしばしば3速までキックダウンした。高速だというのに60~70km/hで走行する車にしばしば遭遇し、追い越しのためにこれまたキックダウン。
ワングレード下は3速ミッションで、購入したGL(4速)とギア比は一緒。4速はオーバードライブのような位置付けになるのだけれど、普通に流れに乗って走り、起伏が無い所ではずっと4速に入っている状態。3速に落ちると途端に五月蠅くなり、常時この騒音だとストレスが溜まると思われ、このグレードにしておいて良かったなとつくづく感じた。
燃費には大して影響は無いのだけれど、街乗りでも4速に入ることが多く(40km/hあたりで入る)、購入前のレビューを見ると賛否両論あったのだけれど、僕は購入を検討している方には断然4速をお薦めしたい。
全般的には爆走指向でない限り、及第点をあげられる程度の走り。3.0リットルDIESEL-TURBOのHIACE-WAGON(KZH106)の上出来エンジンに比べるとあまりにも可哀想で、80km/k以降の加速の緩慢さなどは不満が残るし、やや混んでいる状況での追い越しはタイミングを図ることもしばしばだけれど、軽バンの割には近頃の車は良く走るなぁというのが率直な感想。
心配していた軽すぎパワステも気にならず、風の影響や路面のうねりなども思ったほどではなく、結構安定して走ってくれた。ロールも少ないのだけれど、急なハンドル操作ではさすがに揺れが大きく注意が必要。
割り切って走ったこともあり疲労感も少なく、GLに標準装備されているワングレード上のシートもいたって快適。柔らかすぎないクッションと、適度なホールド感は結構気に入り、ケツが痛くなったり疲労を感じることもなく快適なのんびり旅となった。
さて本題
今回の宿泊は上越にある「元気人」というビジネスホテル。
ビジネスホテルなのだけれど、入浴施設が併設されていて日帰り入浴客も来るところ。お湯は「薬湯」と呼ばれる漢方系の草葉根を使ったもので、浴室に入る前からいかにも!という匂いがしてくる。
推奨の入浴方法があったのだけれど、そこそこ混んでいたので汗を流してから薬湯にどぼん。お湯はややぬるめで幾らでも浸かっていられる。熱いとのぼせがちになる僕は、じっくり長時間入れる温度というのは実に嬉しい。
ところが、入って5分くらいすると、何やらキンタマがむずむずしてくる。
それでも10分くらい入っていると、ヒリヒリしてきていたたまれず脱出し、ジェットが出ているマッサージ湯へと逃げる羽目に。
効いている感十分のお湯は、翌朝にでもなれば少しは慣れてゆっくり出来るかな?と思ったのだけれど変化無し。
翌日は連れ共々何となくダルさを感じながらの帰着となった。ダルいういうかぼぉ~っとしているというか、地に足が付かないような不思議な感覚。
ただ、肩胛骨周辺に違和感を感じていたのが随分楽になった。一夜明けた今日は平常に戻り、湯あたりと言うよりも効用と言った方が良いぞという感じの好感触。
上越から糸魚川にかけては、海がない信州人にとってはお馴染みの場所で、こちら方面に行く時には寄り道して浸かっていきたいなと思う。ただし行楽の往路ではなく復路に限る!だけれど。
そういえば先日、どこかの温泉で同じようなお風呂があり、すっかり慣れている地元の方に混じってレポーターが入浴、押さえつけられてひぃひぃ言っていたのを思い出した。繰り返し挑戦していれば痛みもダルさも無縁になるのかな?
Posted at 2010/05/05 19:25:40 | |
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