
急展開で明日夕方納車されることになった
口ごもる営業マンの口ぶりから察するに、メーカーからはとっくに出荷されていたのだけれど、長野市にある本社寄りのモータープールで業務が輻輳してしまい、配車もままならずに今日に至ってしまった様子。
本業のカー・マーキング(車のデカールや看板)では、イソイソと施工に出掛けたものの塗装のアラを消すためのポリッシングや新車ワックスなどの工程が済んでおらず、足止めを食うことを度々経験しているだけに、その慌てぶりからするとそういう点は二の次にされてしまっているのではないかと危惧する。
ジックリとチェックしようにも、明日の降水確立は90%らしい。雨天ではどんな車でも綺麗に見えてしまう。
大安なのでとりあえずは良いことにする。
納車されて早々に課題がある。
HIACEは荷室が広かったので、脚立などはどこへでも置ける。立てかけて窓のガードパイプにストレッチベルトで固定するだけでも用が足りてしまう。しかし、CLIPPERはそうもいかず、床に板物を平起きした時に残りのスペースは工具類で埋め尽くされてしまう。
レジャーで出掛ける時にも天井ネットが欲しくなりそうな気がするし、スチールかアルミを溶接して架装する気満々できた。
あれこれ考えているうちに、久しぶりにカー用品店をハシゴすることとなり、中の一軒で
クレトム KA-54(KA-30) インテリアバー
という商品を見掛けることとなった。先端がコの字になっててDリングも着いている。これを2~3本装着すれば、ハイループ部分に十分載せられそう。
オプションパーツもあるようだし、車が来てからジックリと選ぼうと店をあとにしたのだけれど、いざ納車が決まってHPを見に行ったら随分と簡素で拍子抜け。それでもシッカリ見てみると、どゆやらアシストグリップに引っかけるのが懸命で、先端の突起をサイドと天井の隙間に押し込んでと軽く考えていたのだけれど、ただでさえ微妙な耐荷重5kgが確保できそうもない。
こういう時には先人の知恵を拝借することに。
カーメイトのZSP16というホルダーが美しくまとまりそう。
これは、ロッドホルダー(釣り竿車載用)の保守用パーツという位置付けらしく、品番検索をしても出てこない。しかし、困ったことにこのロッドホルダー自体がアシストグリップを外してそこに装着する設計になっていて、それが無いから困っているのだとタマゴかニワトリか状態に。
結局そこから
ZSP37 ターンナットセットにたどり着くものの、4個セットで実売2,100円、業務で使っている物は1個200円もしないし、ステンレス製だし、引っ張り強度500kgもあるしなので、カーメイトへの拘りは一瞬にしてポイする。インプルナットでも良いのだけれど、入手し易さと美しさ(タグが無い)からターンナットを選択。
ターンナットはあまり馴染みがない物だけれど、最小の指定寸法で穴を開け、先端を真っ直ぐにして挿入、ボルトをねじ込むと美味い具合に溝が切ってあり、先端が90度クルっと回り、ナット部が出現してしっかりねじ込めるという代物。反対側からナットをあてがえない施工には欠かせない物で、クルっと回った先端があて板の役目を果たしてガッチリと固定できる。
この組合せで4箇所になるか6箇所になるかZSP16を取り付け、そこにステンレスパイプをセットすれば、とっても長いアシストグリップの出来上がりというわけだ。
必要とあればカーテンを吊り下げたり、ハンガーにしたりと重宝すること請け合いなのだけれど、さて、納車早々に穴を開ける覚悟ができるかどうかが問題だ。
Posted at 2010/04/21 19:52:25 | |
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