
恐怖と戦慄の県道67号への下り突撃から30分後に眼にした光景。
(左の写真)
扉温泉を過ぎて下り途中の景色ですが、なぜか天気も回復し、まるで天国のように感じたので一旦、ランダー嬢から降りてみました。
その近くに置かれていたもの。
(写真2) (写真3)
「大和合神社二之御柱」と書かれています。
同じ長野県の諏訪大社の御柱奉納は全国的にも有名ですが、同じようなものなのでしょう。
山岳信仰とか民俗学などの観点からすれば、通り過ぎるわけにもいかない興味深いものなのでしょうが…。
すいません。<(_ _)>
通過させていただきます。
その後も続く県道67号ですが、あの下りを体験してしまった今、フツーの道にしか感じられません。
あの突撃から約1時間。家を出発してからは、約5時間半。
9時過ぎには松本市内に到着です。
平日の朝、市内とはいえ、ゆったりとした時間が流れている感じがします。
松本城近くの駐車場にランダー嬢を止め、
観光客ノリで松本城の写真をパチリ。
あまりお店も空いていない時間です。目に付いた喫茶店に入り、しっかりと休憩をとることにしました。
店内には他のお客さんはいません。二階はビジネスホテルもやっているようで、いわゆる複合型店舗の一種ですか??
別に強いて食べたくはなかったんですが、少し長めの休憩をとるつもりだったので、モーニングセットを注文。
その後すぐに地元の商店街のおばちゃんと思われる女性が入ってきました。
いきなりハイテンションで、
「モーニングある?」
「ごめん。終わっちゃた」
「そうか…」
「ごはんならあるよ」
「ごはんかぁ?んじゃ、ごはんでいい。久しぶりだなぁ、あさめしのごはんは…」
ユルさとハイテンションの絶妙ハーモニー。
そんな中、ブログへのコメント(ロッソネロさん)にレスを書いたりして、1時間ほど、ひとりマッタリ。
なんだか、テンションが落ちて動く気がどんどんなくなりそう…。
気合を入れなおして、11時前に松本を出発、次の峠道、安房峠を目指します。
安房峠までは国道158号をひたすら進みます。
途中、安房峠道路の分岐が見えてきました。
最近施行された「高速道路無料化社会実験」で、ダ~タになってます。
それを横目に、旧道のつづら折りに向かうクルマはほとんどおバカです。
ところで、安房峠道路の無料化実験は無意味!
これまでも、有料だから使わないって人は皆無だと思います。
通行量に大きな変化は現れないでしょう。
だから、単なる地域振興策。
政治はよくわからん…。
松本を出発してから約1時間。お約束のくねくね道をひたすら登り、安房峠に到着しました。
ランダー嬢から下りて、
記念写真をパチリ。
後ろには北アルプスでしょうか、
残雪の高峰が見えます。
安房峠道路のトンネルを通っていたら、見ることのできなかった絶景です。
「来て良かった!」(^^)v
ナビは安房峠の頂上で、
目的地の白川郷まで残り94㎞を示しています。
この先は岐阜県です。
もうひと踏ん張り!
岐阜県側に入って、平湯峠もなんなく通過、これから先は高山までの下りの峠道ですが、
不思議???
岐阜県側に入ってからは、路面状況が良くなってます。
長野県側とは大違い!!
これも政治や行政のせいですか??
高山市内を通過して、国道41号を北上。
飛行機のパイロットでいえば、気分はすでに白川郷へのランディングです。
13時20分。道の駅アルプ飛騨古川にランダー嬢を止め、ナビの情報をもとに宿の予約です。
宿も決まり、ホントにあとは白川郷を目指すだけです。(^^)v
と思ったら、大間違いでした…。
私の頭の中のマップでは、高山から白川郷は、ほぼ平坦ルートだったんです…。
ところが、
「あれれっ??」
白川郷に近づくにつれて、また峠道です。
知りませんでした。もうひとつ峠があるなんて…。(>_<)
国道360号で、今度はホントに白川郷へのファイナルアプローチです。
感覚的には行程のほとんどをセンターラインの無い道を走ってきたので、国道360号もかなりタイトな峠道ですが、楽しい道です。
しかし、全体としてはこの最後の国道360号で天生峠を越える道が一番厳しかったかもしれません。
ハンドルをほぼいっぱいまで切って、1速でまわるコーナーがいくつかありましたから…。
途中、これまでの峠道で初の対向車に会いました。
インプレッサ。
「あんたも好きやねぇ!」
お互いにそんなオーラを出してたと思います。
14時40分、峠道を下りきり、信号のある道に合流しました。
そこには、あの白川郷の景観が広がっていました。
Posted at 2010/07/15 19:37:28 | |
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