そう言えば今日、私の右眼は1歳の誕生日を迎えました。^^
昨年の今日、某大学病院で白内障の手術を受け、水晶体のパーツ交換をしたのです。
比較的白内障の手術は簡単らしいのですが、私の場合、水晶体そのものが亜脱臼してたそうで、時間的には1時間ぐらいかかる手術でした。
最初、眼の手術って目の前にメスが迫ってくるわけ!?
と思ってたので、かなりビビっててのですが、実際には手術中、助手の医師が目ん玉に常時ヨードチンキみたいな液体を流していたらしく、あまり良く見えません。
だから、そんな拷問みたいな手術ではありませんでしたので助かりましたっけ。^^
それに、手術の最初に、カメラで云えばレンズにあたる悪くなった水晶体を、超音波か何かの機械で吸い出してしまうらしく、途中からはまったく見えません。
手術の途中、担当医が電話で呼び出され、一時は「放置プレイ」状態になったのには焦りました。( _-;)
担当医の女医さん(002号)は手術台に帰ってくるなり、「そんなこと自分でやればいいのにね…」と助手に向かってブツブツ言ってます。(>_<)
少し不安になります。
しかし、どうやらこの女医さんやっぱり腕がいいらしく、サクサクとやってるのが患者の私にもわかります。
メスで黒目の周囲をグルっと切ってるのがなんとなくわかるんですが、床屋でひげを剃るみたいに私の頭を左手で動かすんです。
頭を固定してやるんだと思ってた私は、その手つきにいたく感心&感動です。
「なんだか上手そう…」( ^)v
テキサス製の人工水晶体を入れてから、中を縫合(したらしい)。それから切った黒目の周辺を糸と針でチクチク。
新品のパーツに交換したので、なんとなくモノクロな感じでその動きがボヤ~っと見えます。
「ずいぶん沢山縫ってるな…。終わったら、どんだけ縫ったのか聞いてみよ」
(後日、尋ねてみると、やっぱり沢山縫ってました。黒目の周囲の左右を半分以上切ったそうです。「何針縫ったんですか?」とさらに尋ねると、「忘れた」だって…。意外とそういう答え好きな私です。)
そんな手術が1年前。
1年経った今、私の右眼はどんな感じかというと、角膜を相当切ったので乱視が少し残ってます。
手術後、1カ月ぐらいは相当ひどい乱視でしたがそれも少しずつ良くなり、乱視としては軽い方でしょう。
それと、カラーバランスも手術直後は相当メチャクチャでしたが、これはほぼ完璧に治りました。なぜ色がメチャクチャだったかというと、悪い目の時に良い方の眼の色に合わせるように、脳の方で補正フィルターを自動的にかけてるそうで、手術直後はその記憶が残ったままだからだそうです。
「脳ってスゴイ!」って思いました。
しかし、交換後の右眼、「白がクッキリ、真白!」なのは変わりません。
経年劣化が進んでいる、健全な左眼の白はそれと較べると少し黄色味がかかってます。
「どっちが本当の白なんだろう??」
謎はいまだに解決していませんが、あまり気にしていないテキトーな私です。
「そろそろ、近くの眼医者に1年点検にでも行ってみようかなぁ」
Posted at 2010/09/04 18:27:50 | |
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