
先週末から季節外れのインフルエンザで寝込んでいて、ヨーロッパGPは先ほど見ました。
40℃の高熱、辛かったです・・・。
さて、ヨーロッパGP。
毎年退屈で「睡眠導入レース」と言われていますが、今年は波乱の展開となりました。
1. 今季初のダブルウィナーはアロンソ!
アロンソが地元スペインで優勝!
しかも、まさかの11番手から。
ロケットスタートを決めて8位までポジションアップし、一回目のピットストップを先行車より遅らせてタイムを稼ぎ、ライコネンと可夢偉をパス。
とはいえ、この時点ではトップを走るベッテルが大幅なリードを持っており、アロンソに勝機は無いように見えました。
流れが変わったのは29週目。トロロッソとケータハムのクラッシュでセーフティカー出動。
上位陣が一斉にタイヤ交換に入るも、ハミルトンのピットミスがありアロンソはポジションアップ。
ベッテル-グロージャン-アロンソのトップ3でレース再開となります。
レース再開直後、アロンソはグロージャンを攻めたててパス。
そしてその直後に先頭のベッテルがまさかのマシントラブルでリタイヤ。
ベッテル涙目、バレンシアのお客さん大歓声!
スペイン国民のための、アロンソが主役のマンガみたいな展開でした。
レースが荒れると、アロンソは強いですね。マシンが劣勢でも、使えるチャンスはすべて使う。いいドライバーです。
マンガみたいと言えば表彰台のトップ3。
アロンソ、ライコネン、シューマッハ。フェラーリのエースドライバーが揃った表彰台。
何だか出来過ぎな絵でした。
フレッシュな表彰台も悪くないですが、私はこのような役者揃いの表彰台が好きですね。
2. シューマッハ、6年ぶりの表彰台!
レース中あまり注目していませんでしたが、前があれよあれよと潰れてしまったこともあり、シューマッハが3位表彰台です。
今まで不運が多かっただけに、やっと結果が付いてきた感じですね。
復帰後、速さが年を追うごとに上がっていっているので今後に期待です。
この調子でいくと再来年あたりにチャンピオンになれるかな(笑)
3. 可夢偉、散々な日曜日
可夢偉、予選が良くなればレースがダメになりますね。
予選は7番手、スタートも最高で5位までアップし、マルドナドを早々とかわして4位へ。
狂い始めたのが最初のピットストップ。
お決まりの下手なピット作業でライコネンやアロンソに先行され、表彰台が遠ざかる状況に。
ただ、最終結果を見ればこのポジションでも表彰台に手が届きました。
その後、セナにぶつけられ、マッサと接触し、最終的にリタイア。
ノーポイントと次戦5グリッドダウンが決定しました。
ピットに関しては可夢偉に同情の余地はありますが、相次ぐ接触はいただけません。
セナもマッサも危険人物であることは明白でありますから、引くときには引かないといけないと思うのです。
「バトルが上手い」というイメージに傷がついた点でもマイナスですね。可夢偉の売りなんですが。
対して相方のペレス。
相変わらずのドライバー泣かせの作戦でタイヤをズルズルにしながらも、結果は9位入賞。
またもポイントゲット。
マシンが良くて相方もある程度結果を出しているだけに、そろそろいいレースをしないと来年のシートが危ういです。
さて、次回はイギリス、シルバーストーン。
レッドブル復調の兆しがあり、次はまとめてくるか。
また新たなる優勝者が出るのか。
注目ですね。
Posted at 2012/06/26 14:51:11 | |
トラックバック(0) |
F1 | スポーツ