
ブリティッシュ・ウエザーで荒れることが少なくないイギリスGP。
今年は荒れないかと思いきや、過去見たことがない荒れ方なりました…。
1.タイヤ壊れすぎ
ハミルトン、マッサ、ベルニュ、ペレスと、何と4台ものマシンがリアタイヤのバーストに見舞われました。
特にベルニュとペレスは、バトルの最中でのバーストで、多重クラッシュにならなかったのは奇跡でしょう。

危険なロシアンルーレットのようなタイヤについては、ドライバーの何人もがコメントで訴えている通り、原因究明と改善が必要です。
いつバーストするかわからないタイヤでは思いきったバトルなど出来ないですし、ルーレットで決まるレースなんか、我々は見たくありません。
2.終盤のバトル
下らないレースで唯一面白かったのが、終盤のバトル。
残り10周で入ったセーフティカーでトップのロズベルグ、ウェバー、アロンソ、ハミルトン、マッサがタイヤ交換。
ステイアウトしたドライバーとのオーバーテイクショーとなりました。
鬼神の走りだったのはハミルトン。
ニュータイヤを武器に突っ込む突っ込む。
セーフティカーの助けがあったとはいえ、バーストで最後尾に落ちながらの4位は大したもんです。

マッサも6位入賞、おめでとうございます。

対してライコネン。
抜きにくいモナコならともかく、ステイアウトは無いでしょう。
2位になれるポジションであったにも関わらず、ズルズルタイヤでロクに防戦もできず、結局5位。
マシンは一流に近いですが、作戦等は二流ですね。
本人は勝てる体制でやりたいでしょうから、来年はレッドブルに行っちゃいますかね。
3.その他
メルセデスのロングランが速く、ベッテルのリタイヤもあってロズベルグ優勝。
レース中は唯一ベッテルに付いていけていましたし、この速さは本物か。
ドイツでもかき回して欲しいですね。
ベッテルはギアボックスのトラブルでリタイヤ。

レッドブルはウェバーのトラブルは少なくないですが、ベッテルのトラブルは珍しいですね。
優勝を逃したのは残念でしょうが、チャンピオンシップは面白くなりました。
今週末はドイツ。
まともな面白いレースを期待します。
Posted at 2013/07/01 08:32:58 | |
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