
抜けないサーキット、ハンガロリンク。
パレードのようなレースになると思いきや、抜けないサーキットならではのリスキーなチャレンジが見られ、好レースとなりました。
1.ハミルトン移籍後初優勝!

先頭からスタートした決勝レース。
二位ベッテルをジリジリと離しながらも、案の定のピットイン一番乗り。
しかも、抜きにくいハンガロリンクで、厄介なバトンの後ろで復帰。
抜けないまま、タイムを浪費し、ベッテルの逆転を許すかと思いきや、あっさりバトンをパス。このあたりのオーバーテイクの上手さはさすがはハミルトン。
対するベッテルもバトンの後ろで復帰したもののこちらは10周ほど引っ掛かり、ハミルトンを楽にします。
ハミルトンはそのまま順調にレースを進め、逃げきりで移籍後初優勝!
ハンガロリンクでの優勝回数はシューマッハと並ぶ4勝目!
シューマッハとの優勝回数&出走数の差を考えると、凄い勝率ですね。
実力はありながら報われないレースもある中、ポディウムの頂点に戻ってきたことは素晴らしいですね。
2.グロージャンは可哀想じゃない?
グロージャンは怖いものなしなオーバーテイクでレースを盛り上げました。
長い時間突っつかれたベッテルは冷や汗ものだったでしょう。
マッサをパスした時のコースはみ出しでドライブスルーペナルティ、バトンとの接触では20秒加算ペナルティ。
バトンとの接触はまだ理解できますが、マッサの件は厳しすぎるのでは?
コースはみ出しでアドバンテージを得るケースは、コース外も舗装されているところなどではありますが、今回はコース外はダート。そんなに有利になる場面ではありません。
抜けないながらリスクを負った走りをした結果、ペナルティなんていうのは、興ざめですね。当事者のマッサでさえ擁護してます。

グロージャンのイメージは悪いですが、厳しくしすぎて潰すことがあってはならないと思います。
3.フェラーリは終戦?キミとハミが追う?
アロンソのフェラーリは今回も遅かった。
サーキットを問わず、満遍なく元気がない状況で、またもベッテルとの差を広げられました。
何だかんだで毎年いい位置でシーズンを終えるわけですが、今年もチャンピオンには届かなさそうです。
対して、キミとハミはいいレースをしています。
ライコネンは、タイヤ持ちの良さを活かした2ストップ作戦で二位表彰台。
活きのいいベッテルをよく押さえきりました。
毎度思いますが、予選さえ良ければ…って感じですね。
前述の通り、ハミルトンもいいレースをしてます。
上手さのライコネン、速さのハミルトンが、強さのベッテルにどう挑んでいくのか、後半戦の開幕が待ち遠しいですね。

ハンガリーは美人さんが多くて嬉しいです♪
Posted at 2013/07/29 21:25:33 | |
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