
チャンピオンシップが決まってしまってすっかりだれてきている感のあるF1観戦ですが、今回は大注目の初開催インドGP。
フリー走行では犬が出てきて赤旗だとか、デリー腹にやられるスタッフ続出とか話題に事欠かない感じでしたが、サーキットは立派なもの。
レースをぶっ潰すと農民が言っておりましたがそれもなく、無事に開催されました。
肝心のレース内容は基本単調。眠くなりました。
1. またか!ハミルトンVSマッサ
マッサの後ろにハミルトンが付いた時点で嫌な予感しかしませんでしたが、また起こっちゃいました。
もっとも今回はマッサの意表をついてハミルトンがノーズを突っ込み、マッサがハミルトンの位置を確認したうえで衝突。
ハミルトンも強引気味でしたが、スペースを残さず突っ込んだマッサの分が悪く、ドライブスルーペナルティと相成りました。
この判定は納得ですね。
そしてマッサは予選と同じところでタイヤをひっかけ、マシンを破壊。
いいところがありませんでした。
アロンソが優勝や数回の表彰台に上っているフェラーリに乗りながらこの体たらく。
マッサのシートは風前の灯のようですね。
2. レベルの高いトップ3
鈴鹿に続いてこのトップ3。ベッテル、バトン、アロンソ。
今年のベストドライバーの3人といってよいでしょう。
特に印象的だったのはアロンソ。
速さで劣るマシンでありながら、ウエバーとタイヤの作戦を変え見事な表彰台。
ウエバーはベッテルに比べてタイヤがいつも厳しくなりますが、ピレリタイヤが合わないのでしょうかね。。。
ウエバーといえばバトンとのバトルはとてもクリーンでした。
仲がいいのでホイールが当たっても安心してみていられます。
ベッテルVSバトン。バトンが詰めればベッテルが引き離しで、バトンに勝ち目はありませんでしたね。
たらればを言っても、予選でもっと上にいてスタートでベッテルの前に行くしか勝ち目はなかったでしょう。
今回のベッテルも完璧でした。
3. 可夢偉にため息
僚友ペレスの10位入賞とは対照的に、可夢偉はスタート時の混乱でリタイヤ。
それもこれも、予選でリスクの高い後ろに行ったことがすべてでしょうね。
トロロッソが一歩抜け、フォースインディアにも及んでいない状況のザウバーは厳しいですが、ペレスは何とか入賞しています。
可夢偉には残り2戦、光るレースを見せて欲しいものです。
残すは2戦、次はアブダビ。
レッドブルが強いこのコースで、マクラーレン&フェラーリがどう食らいつくか。
フォースインディア、ザウバー、トロロッソのコンスト7位争いにも注目です。
Posted at 2011/10/31 15:56:38 | |
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