
昨晩のF1モナコGP、言わずと知れた抜けないコースで上位争いはパレード。
入賞圏内後半以下は「失うものが無いドライバー」がかき回して時にはぶつけ、レースとしての面白味に欠けたGPでした。
1.ロズベルグの完勝もう~ん

フリー走行から速さを見せたロズベルグ、難しいコンディションだった予選を征し、決勝も赤旗1回セーフティーカー2回の荒れたレースを征しました。
抜けないモナコ、トップからのスタートは強いですね。
タイヤを無駄使いしないよう、自分のペースでレースをコントロールし、ピットも後ろを見ながらうまく合わせました。
ただ、ハミルトンは残念。ダブルピットなんぞやらなければ1-2フィニッシュだったのに、メルセデスの考えはよく判りません。
そして、メルセデスはモナコの前にピレリと極秘テストをやったとのこと。
テスト禁止の中、1チームだけテストをするのはズルくない?
ロズベルグの偉業を素直に喜べないことに、う~んです。
2.帰ってきたクラッシャーにう~ん
ペレス、突っ込んだら他が避けると思ってますね。
アロンソは下らないことでリタイアをしてなるものかと避けてペナルティ(順位譲りで回避しましたが)。

ライコネンはぶつけられ、多くのポイントを失いました。
思いっきりよくオーバーテイクするのは結構ですが、タイヤロックさせながら横っ腹に突っ込んでくるのは反則でしょう。
チームメイトのバトンにも際どいオーバーテイクをしましたね。
グロージャン、久々にやりました。
トロロッソへ追突。

最近落ち着いていたのですが、モナコではよくクルマを壊しました。
マルドナド、これは本人のせいではないですね。
浮いてスピードが落ちないままのクラッシュは怖かったでしょう。

伝統と格式あるモナコで、しょうもないクラッシュが多かったのは、う~んです。
3.いい仕事をしたスーティル

勇敢と無謀の違いがよく判っている、いいレース。
チャンピオンであるバトンやアロンソの隙を突いたオーバーテイクは素晴らしかったです。
今回一番見せてくれたドライバー。
ペレスはスーティルを少しは見習ってください。
モナコGP、雰囲気は素晴らしいですが、正直パレードはつまらんです。
次はカナダ。ここは放送時間は最低ですが、毎年面白い。
モナコの分も面白いレースを期待します!
Posted at 2013/05/27 08:27:37 | |
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