
いよいよ始まりました今シーズン。
昨年同様、本年もよろしくお願いします。
チャンピオン6人の豪華なシーズン、どのようなバトルが待っているのでしょうか。
さて、開幕戦オーストラリア。
段差ノーズのカッコ悪さはさんざん言われていますが、始まってしまうと意外と気にならないです。(私は)
予選では勢力図がぼんやりと見え、決勝では最後まで目が離せない展開でした。
1. バトンの完ぺきなレース
予選ではハミルトンがポールを取ったので、バトンは二位スタートでしたが、スタートでハミルトンをかわした後は独走状態。
セーフティーカーが出てリードがチャラになっても後ろを見ながらの危なげない走りで断トツの優勝となりました。
昨年は「一発のハミルトン、レースマネジメントのバトン」というように見えましたが、今年は速さにも磨きがかかった印象。
「2009年の再来」とウィニングランで喋っていましたが、安定感もありますしチャンピオンいけるんじゃないでしょうか!
対してハミルトン。
予選は良かったですが、タイヤが相変わらず厳しい模様。
セーフティーカーのタイミングが悪く三位になったように見えましたが、もう少しタイヤをうまく使わないと厳しい感じです。
2. レッドブル帝国は崩壊か?
ここ二シーズン、レッドブル独走が見慣れた風景となっていましたので、予選のウェバー五位、ベッテル六位には驚きました。
三位までの可能性はあったものの、マクラーレンには太刀打ちできなかった印象。
ただ、レースペースは悪くないようで、マクラーレンよりちょい落ちでした。
独走状態でない久しぶりのシーズン、ドライバーの真価が問われます。
チャンピオンのベッテルがどのような戦いを繰り広げるのか、今後の巻き返しに注目です。
3. 可夢偉、力強いレースで六位入賞!
予選ではQ2でウェバーに引っかかり13番スタート。
Q1で非常に速かったので、これは残念でした。
決勝では非常に熱い走り。
ライコネンと何度もバトルをし、一旦はやられたもののちゃんとやり返しましたし、ロズベルグともぎりぎりのバトルをしました。
この辺りはホント喧嘩みたいな堂々たる走り。今年にかける執念が伝わってくるようでした。
リアの翼端板が壊れていたんですが、よくやりますね!
タイヤ交換のタイミングもちょうどセーフティーカーに合わせられ、最高のタイミング。
最後はよくわからなかったのですが、ごたごたの中六位入賞。
このあたりの真相はコメントを待ちましょう。
今回マシンに戦闘力があることがわかりましたし、「オーバーテイク・キング」っぷりも健在。
今年は最後までいい流れで行ってほしいものです。
一つ心配なのが、作戦。
今回のペレスは相当引っ張りすぎで、第一スティントもフラフラまでタイミングを伸ばし、レース終盤もフラフラ状態。
もう少しでギャンブル成功でしたが、やりすぎかと思います。
ピット作戦が足を引っ張らないことを願います。
4. もったいなかったあの人この人
グロージャン、せっかくの三位スタートがマルドナドとの軽い接触で前輪が曲がりあっさりリタイヤ。
予選後すごく喜んでいましたが、、、残念でした。
シューマッハ、いい走りでよもや表彰台のパフォーマンスでしたが、コースアウトでクルマを壊してリタイヤ。
このミスはもったいなかった。
ロズベルグを上回るパフォーマンスを見せており、マシンの戦闘力も復帰後最高だと思われるので残念でした。
【訂正】シューマッハはマシントラブルでのコースオフだったそう。失礼しました。
マルドナド、言葉が出ません。
あと2,000mで六位。2011年の総ポイントを上回る荒稼ぎができたのに、ワンミスでパー。
マッサとラブラブしていたセナの件も含めてフランク・ウィリアムズは頭を抱えていることでしょう。
中嶋一貴を残しておけばよかったとは・・・思っていないでしょうがw
さて、来週はマレーシア。
本格的なサーキットで勢力図が浮き彫りとなるはずです。
マクラーレンが走るのか、レッドブルが巻き返すのか。
その下のダンゴはどうなるのか。
注目ですね!
Posted at 2012/03/18 19:32:30 | |
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