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「顔も知らないヒトのウワサ話ほど面白くナイ（！）ものはナイ」というのが、私の昔からの持論である。
そこで、この「田中源太郎氏のミステリー」を続けるにあたって、早い目にこの氏の顔写真を皆さんに見ていただいて・・・☆
←氏が大正3年に開かれた「全国実業家大会」に出席した時の写真（おそらく赤丸の人物）

その時の名簿に氏の名前が記載されている（赤角の中）
ちなみに、そのあとの方に記載されている「波多野鶴吉氏」（緑角の中）は現在のグンゼの創業者であり、そのすぐあとに記載された「大倉常吉」なるヒトは今の「月桂冠」の創業者（当時は大倉酒造だった）


これらの写真をお借りした本の表紙

私の住む南丹市の隣にある亀岡市には、田中源太郎氏という高名な翁（政治・実業家）がおられたようだ。
そしてその翁の住まい（別宅？）であった家屋敷がなお現在もその地に現存していて「楽々荘」という名前で旅館とレストランなどを兼ねた観光名所として、亀岡駅の近くにひっそりと存在している。

この小道を20～30メーターほど進めば


現れたのは、植治造園・小川治兵衛氏（7代目）が明治時代に作造した名庭園☆


レストランの入り口


こんな素晴らしい住まいを遺した田中源太郎氏という人物に、私は非常に興味を覚える。
氏の生前の偉業については、すでにウィキペディアに書かれているのだが、とりわけその最後に書かれている「山陰本線の保津川橋梁上で起きた脱線事故に巻き込まれ列車もろとも保津川へ転落して亡くなったとされている」というクダリについては、我が家にもその事故を伝えた新聞記事を貼り付けた忘備録が残っていたのを一度私も目にしたことがあるのだが、「当時200人規模で田中氏の発見に努めたが、その遺体は発見されず・・・」との不思議な記述でその新聞記事が終っていたのが忘れられなかったのだが、今回ウィキに書かれている「実際には亀岡駅周辺の土地所有に絡む利益誘導に怒った地元民によって暗殺されたという説がある。」とも書かれているので、この件については、我が家に残っている当時の「忘備録」を探し出し、もう少し検証してみたいと思う。

＜補足＞こちらのレストラン、駐車場入り口の橋には段差があります、低車高車はたぶん侵入不可能かと・・・？

駐車場に置かれたＫ氏の1991年製ヤマハSＲ～♪