詳しくは
コチラまで!
伝説となったライブイベント「Let’s Go!」から1年と2か月――。
ついに放課後ティータイムと桜高の仲間たちが
ステージに帰ってきた!
舞台をさいたまスーパーアリーナに移して開催された
今回のライブイベント「Come with Me!!」には、
約3万人の「けいおん!!」ファンが全国から詰めかけた。
開演時間を回ると、いよいよ本番スタート!
今か今かと待ち構えるファンの目の前に、
平沢唯役・豊崎愛生さん、秋山澪役・日笠陽子さん、
田井中律役・佐藤聡美さん、琴吹紬役・寿美菜子さん、
中野梓役・竹達彩奈さんと、放課後ティータイムの5人が登場!!
それぞれの担当楽器の配置にスタンバイしたところで、
歌い出す1曲目は「GO! GO! MANIAC」。
まさしく「止まらない、止まれない」勢いで歌う豊崎さんの
元気な笑顔に、
早くも場内のテンションはMAX。続けざまに
「それじゃ、もう1曲いくよーっ!」と叫ぶ日笠さん。
歌う曲はもちろん「Listen!!」だ。
魂の込められた日笠さんの熱唱に、
会場に集まったファンは激しく心を揺さぶられるのだった。
続いては5人それぞれのキャラクターイメージソングのコーナーだ
。唯のギー太への愛情があふれる「Oh My ギー太!!」、
クールで熱い澪の「青春Vibration」、
元気いっぱいに輝く律の「Drumming Shining My Life」、
紬の無邪気さがかわいい「Diaryはフォルテシモ」、
一生懸命な梓の「Over the Starlight」と、
歌っている姿がいずれも演じている
キャラクターそのものに見えてくる、
「けいおん!!」ファンにとっては最高に
うれしいパフォーマンスだった。
再び5人がステージに登場。
「全員、集まれ~!」という豊崎さんの号令がかかると、
平沢憂役・米澤円さん、真鍋和役・藤東知夏さん、
鈴木純役・永田依子さん、
そして山中さわ子役の真田アサミさんの
「けいおん!!」メンバーがステージに大集合!
中でも永田さんはライブイベント初登場とあって、
「はじめまして! 2年1組、鈴木純役・永田依子です!
よろしくお願いします!!」と緊張しながらも元気にご挨拶。
「そして、スペシャルなゲストはまだいるんです!
なんと、『けいおん!』シリーズの山田尚子監督です!!」
サプライズ登場となった山田監督がステージに姿を見せると、
集まったファンだけでなく、キャストまでもが大盛り上がり!
「今日は、映画の新情報を持ってきました!
公開日が決定しました!!」
という言葉が監督の口から発せられると、
スクリーンには「12月3日ロードショー」の
文字が堂々と浮かび上がった!
さらに気になるのは映画のお話について。
「ちゃんと新作です。唯たちが在学中のお話になります」と
監督がズバリ答えると、
みんなの出番があるということでキャスト全員が「やったー!!」
「1・2・3はK-ON!」と万々歳。
期待のこもったファンの眼差しに見送られ、
山田監督はここで退場となった。
続けて憂のイメージソング「ウキウキNew! My Way」がスタート。
ほんわか温かい雰囲気に包まれた後は、
純の「純情Bomber!!」でにぎやかにヒートアップ。
締めくくりは和の澄んだ歌声が心にしみわたる「Jump」で、
三者三様の個性で観客を魅了していた。
ここで場内が暗くなり、スクリーンに映像が流れ出す。
軽音部5人の会話が繰り広げられているが、
どうやら部室が使えず練習場所がなくて困っているようだ。
行くあてのない5人が校内をさまよっていると、
いつしか学校の敷地内とは思えないほどの薄暗い、
不気味な場所に。勇気を出して扉を開けてみると――。
客席中央のスペースにHTTメンバーの5人が
各々ギターケースやスティックケース、
ショルダーキーボードケースを持って現れた!
これには当然、会場のファンは大興奮!!
熱狂のるつぼと化したアリーナ中央に作られた
特設のセンターステージに上がる5人。ぐるっと一周見渡して
「360度、お客さん!!」
「お客さんの海に浮かんでるみたい!」と大はしゃぎ。
「ワン・ツー・スリー!!」という佐藤さんのカウントで
「いちごパフェが止まらない」がスタート。
矢継ぎ早に繰り出される「ときめきシュガー」で
さらにボルテージは上がり、
続く曲は「Honey sweet tea time」!
ムギの穏やかな声に癒された後は、
このセンターステージでの最後の曲「ごはんはおかず」。
第20話「またまた学園祭!」でのライブシーンが
再現されたかのように、
「1・2・3・4・GO・HA・N!」の掛け声で
会場全体の気持ちがひとつになった。
次にステージに姿を現したのは、
地獄からよみがえってきたあのバンドだった――!?
闇を切り裂くように響き渡る、
キャサリンこと真田アサミさんの絶叫。
「We are“DEATH DEVIL”!! 今宵限りの再結成だ~っ!!!」
前回のライブでも観客を熱狂の渦に巻き込んだ真田さんの
悪魔的パフォーマンスがよみがえった歴史的瞬間。
しかも今回は、
コーラス&ギターのクリスティーナ(河口紀美役・浅川悠さん)、
ベースのデラ、ドラムのジェーンを引き連れての、
正真正銘の再結成。へヴィメタルの迫力と、
大人の魅力全開で駆け抜けたDEATH DEVILのステージは、
激しい嵐のごとく強烈なインパクトを残して過ぎていくのだった。
ここでまた雰囲気はガラリと変わり、
ステージに桜高生徒の8人が勢揃いして始まったのは、
ミニドラマ「またまたある日の軽音部」。
いつものように、
部室でお茶の時間を楽しんでいた軽音部の5人。
すると唯が、
「ひらがなで一番かわいいのは何かなぁ?」と言い出した。
そこから「何でもひらがなで書くとかわいくなりそう」
という話へとつながっていく。
そこへやってきた和、憂、純。いろいろあって
「どんな書き方をすれば『ロック』という言葉がおもしろくなるか?」と
考え出した頃に、
さわ子先生が軽音部OGの紀美を連れて到着。
音楽的な話をしていると勘違いした紀美とさわ子の前で、
なかなか本当のことが言い出せない軽音部。
勇気を出して唯が本当のことを言うと、
紀美が「ロック舐めんじゃねえーーっ!」と大激怒。
あまりの迫力にガクガク震えながら練習を始めようとすると、
今度は紀美が大笑い。実はキレていたのは、
軽音部の後輩たちがかわいくてイタズラしていただけのこと。
ホッとしたところで、楽しく演奏を始めることに――。
「ちゅーこって、ここからは生演奏しまーす!! みんな、頑張ろうね!」(豊崎)
「じゃあ、行くよ! 聴いてください、『ぴゅあぴゅあはーと』!!」(日笠)と、
ここからはお待ちかねの、HTTによる生演奏のコーナーに突入!
先程までの当てぶりとはまったく違った緊張感がメンバー5人を包み込む。
それだけに演奏を終えた後の「ありがとうございましたーっ!!」の声からは、
ここまで積み重ねてきたものが思いとなって溢れてくるようだった。
2曲を終えて、改めて巻き起こる盛大な拍手。
5人は涙ぐみながらも、感無量の笑顔だ。
ここで演奏はプロのミュージシャンにバトンタッチ。
スクリーンに流れる懐かしい映像の後、
歌うのは、TVアニメ最終回で使われ全国の
「けいおん!!」ファンの感動を呼んだ名曲「天使にふれたよ!」だった。
曲が終わると、
ステージ袖で聴いていた竹達さんが4人の元へと駆け寄っていく。
「とてもとても感動しました。絶対泣かないと思っていたのに……悔しいですね」
と目にいっぱいの涙を浮かべていた。
ちょっとしんみりしたムードになったところで、
次がこのライブで最後の曲。5人が再び定位置に付き、
それぞれの楽器を手にして、演奏の準備に入る。
最後の1曲はやっぱりこの曲。「『ふわふわ時間(タイム)』!!」(全員)
TVアニメの第1期からメンバー5人と、
すべてのファンをつなぐ絆のような大事な曲を、
みんなで一緒に歌って、盛り上がって、
ライブイベントはひとまずの締めくくりとなった。
鳴り止まないアンコールの声に応えて、
ステージに戻ってくる5人。
アンコールの1曲目となった「NO, Thank You!」
での日笠さんの熱く激しい歌声は、
ここまで応援して、
支えてくれているファンへの思いを全力でぶつけているようだった。
「みんなのパワーが集まって『けいおん!!』はできてきたと思うんです。
こうやって今日来てくれたみなさんと出会えたこと自体が何だか奇跡みたいです。
そういうミラクルを『けいおん!!』がたくさん起こしてくれたのも、
全部みんなのおかげです!
そんなみなさんに感謝の気持ちを込めて、歌います!
聴いてください、『Utauyo!!MIRACLE』!!」(豊崎)
大好きをありがとう。愛をこめてずっと歌うよ。
歌詞に込められた思いは、
HTT5人の気持ちそのものだったのだろう。
それはここにいる3万人だけでなく、
すべてのファンの心に向けて歌ったもの。
きっと誰の胸にも、5人の思いは伝わったはずだ。
さらに「もう1回!!」の大歓声に応えて、Wアンコールに突入。
「けいおん!」の原点にしてすべての始まりの曲「Cagayake!GIRLS」と、
もうひとつの「忘れちゃいけない曲」(日笠)の「Don't say "lazy"」で、
3時間以上に及ぶライブの時間も終わりかと思われたが、
ついにはトリプルアンコールにまで突き進んでいく。
ここではステージ中央に作られた階段のセットに、
生徒役の8人が整列する。
その横に置かれたグランドピアノの前に座るのはさわ子先生。
卒業式か入学式のような雰囲気で、
「桜が丘女子高等学校校歌」の斉唱を披露してくれた。
そして、浅川悠さんも合流して、出演者全員による最後の挨拶。
さらに最後にもうひと頑張り。
ステージ上のメンバーはもちろん、
会場にいる全員で一緒に歌って盛り上がれる「Come with Me!!」で、
今日という日にお別れを告げる。
「ありがとうございました。今日の日が素敵な思い出になりますように」
スクリーンに映し出されたメッセージにもあるように、
かけがえのない思い出となった一日。
またいつか、この素敵なメンバーたちと新しい思い出を作りたい。
参加できた方羨ましい~
次こそは是非ともライブ参加したいですネ!
(多分あるでしょうからw)