2013年10月04日
はい、どーも詩騎ですお(^^)
先日YAHOOのモータースポーツニュースで気になったものがありました。
先日行われたラリー北海道の記事だったのですが、そのコメント欄に、
JAFの変てこなレギュレーションを国際規格に統一しないといつまでも世界から置いてけぼりを喰らい続けるぞ
むむ!?っと思ったのですが、その返信に
例えば、どんな点が「変」だと言えるんですか?
と的確な突込みがw
まぁ、確かにFIAの企画(グループNやS2000企画だと思います)にあわせた車つくりをしてしまうと、結構車両自体の制限がかかってしまい参加者を募るのだけでも大変になってしまうんですよねw
それこそ、ホモロゲーション(年間生産台数が何台以上とか、いろいろな申請が必要)を取得した車を基準にしたレースとなってしまうと、エボやインプ、フォーカスとかになっちゃって、そういうのって維持費が結構かかるのでなかなか割り切って購入してレースに出ようっていうのは難しいんですよ(^^;
(↑あ、ラリーのことですよ^^;)
特に若い世代なんて(私が言うのもあれですが)お金に余裕があまりないわけで、いきなりエボやらインプやらの維持費がべらぼうに高い車を買おうとすると、維持費だけ払うのが手一杯でラリーの参加なんてとても・・・といった状況にもなりかねないわけです。
それじゃあラリーを含めたモータースポーツなんて当然のごとく加速度的に廃れちゃいますよね・・・
なので、そんなことにならないように国内ルールはJAFに登録された車両(ガライヤ等の極少数のみ生産されたものではない車両)であれば誰でも参加できますよ!というふうにして国内でのモータースポーツを取り仕切っているわけです。
もちろん、競技毎に危険性の範囲はまちまちなのでそれに見合った対策をするようレギュレーションでしっかりと区切ったり、極端なマシン性能の差を無くすように工夫したり、それこそ改造範囲を限定的にすることで改造などの経費を少しでも減らすような努力をしているといったところも注目すべきところでしょう。
ちなみに、ジムカーナやダートラのPNクラスやラリーでは改造範囲が非常に狭く、マフラーや足回り、ECUと保安部品程度しか改造できないようになっています。
結果的に世界基準から離れてしまうというのは、今の日本のモータースポーツ文化から見てみると仕方の無い部分もあるのかもしれないな・・・と思う一面であったような気がします。
(ちなみにジムカーナやダートラは海外ではあまりメジャーではないそうです)
ただ、それでもスポーツである以上、誰でも気軽に楽しくできるというのが第一でなければなりません。
ドライブラリー(地方選手権と併催されることが多い・またデイラリーシリーズを開催している地域もある)やジムカーナ、カートなんていうのは気軽に誰でも参加できるモータースポーツだと思いますし、実際に参加しなくてもレースの観戦をすることだってきっと楽しいはずです。
スポーツカーが悪いわけでも改造が悪いわけでもなく、マナーと節度を守って、楽しいカーライフを送れるようにしたいですね。
その一端にモータースポーツというひとコマがあれば、それはとても楽しくて、エキサイティングなことなのだと思います。
詩騎でした!
Posted at 2013/10/04 16:28:06 | |
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C.M.S.C. | 日記