遥か昔・・二十歳の頃・・・

先輩に連れられオートサロンへ向かいました・・・華やかで、きらびやかなマシンたちが、おびただしいほどのスポットライトに照らされ、煌々とオーラを放ち、並んでいた・・・小僧の自分はただ、スゲーを連発し、眺めているだけであった・・・少し、サロン会場を徘徊していると、自分の母親くらいの女性の声が・・・このくるまカッコいい!!
自分も、思わずつられて、そのマシンをみた・・・
そのましんは・・・
RE雨宮のマシンであった・・・・・・
本当にカッコいいマシンは男女や世代や国籍なんて、関係なく、吹き飛ばしてしまう・・・・・・
そのとき、握手してもらった、雨さんの手はとても大きくゴツかった・・・
ちなみに、稲田大さんにも握手してもらった・・・やはり、とても、大きくゴツかった今でもあの感触は覚えています。

帰り道、いつか、俺も雑誌やオートサロンに、自分の作ったマシンを並ばせてみたい、小さな夢だけど・・・・・・真面目にそう思いました・・・・・・
数年後、ソレは叶うことになって、ドリ天さんの表紙を皮切りに、何らかの形で自分が作ったり、携わったマシンが毎年連続でオートサロンに飾らせてもらえました・・・・・・

本当に嬉しかったし、やりがいもあって・・・

今回の名古屋も、無茶苦茶悩んだひとつで・・・

でも、ドリ天さんに始まり、OPTさん、OPT2さん、はたまた、オーストリアのTVまで出演させて頂きまして・・・
本当に、仲間や力になってくれた人たちに感謝しております。
コンビニに並んでいる雑誌を開いてみたら、マシンが掲載されていて、オーナーさま以上に、本当に嬉しいもので・・・

しかし、気がつけばもう、自分も37歳とは・・・

人生なんてつらくて長い道のりだけど、たまにはいいこともあって・・・
明日もあさっても、自分の思う夢に向かって頑張っていこう、とあらためて思いました。

二十歳の自分には予想もできなかった刺激的な　”今　”を大事にしたいと思います。

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