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Hyundai（ヒョンデ）のIONIQ5を試乗してきました。場所は原宿にある「Hyundai House Harajuku」ポップアップストア。今更ICEで再参入は難しいご時世、EVシフトの大きなうねりの中、電気自動車フラッグシップモデルIONIQ５で、実に12年ぶりに日本の乗用車市場への再参入です。昔はヒュンダイでしたが、日本試乗撤退期間中に世界でのブランドの呼称をヒョンデへ統一したそうです。

時代ですねぇ、中国産のアメ車に乗ってて韓国車のレビューかぁ、もっと国産がんばれよ。

試乗した感想は、EVらしい先進性とデザイン、機能も充実し価格相応といった感じでまぁ悪くないです。車幅が1890mmあるので、想像よりも大きかった印象。試乗車は「Lounge AWD」で20インチでしたが、それほど乗り味も悪くありませんね。モデル３ほど加速にパンチはないですが断然静かです。

ただ、せっかくのIONIQ5の先進性やEV性能、デザイン面、そういったアピールすべき点が、試乗時の説明ではほぼ皆無。試乗担当者に聞いてもあまり詳しくなく、ちょっと残念。運転支援等も体験できませんでした。試乗会で説明聞くよりはYoutubeで自動車評論家の動画の方がその点うまく説明されている印象で、せっかく実物を見て実感したくとも、それが体験できなかったなという印象でした。

実際に試乗してこそ分かった一番良いと思ったのがシート。前席の「リラクゼーションコンフォートシート」というもの。ようは単にリクライング機能ですが、調整箇所と可動域が大きく、座面のお尻部分の沈み込みに加えて座面前方の膝裏部分を大きく上げることができる点が大きな違い。背もたれだけを倒すよりも、膝が上げる事で、リラックス感が全然違います。例えば充電待ち時間や車中泊でも全く疲れることなく過ごせると思います。これ、ほんと良かったです。モデル３でもソフトウェアバージョンアップで対応できないかなぁ。シートの設計自体を変えなきゃ座面のこの角度は出せそうにないので絶対無理でしょうけどね。



試乗会特典でお土産いただきました。
充電アダプター型のキーホルダーですね。