
JAF中部・近畿ラリー選手権第3戦 いなべ福王ラリーに参戦してきました!
タイヤはDLの85R,ラリータイヤです。
DAY1はレッキとSS1。
初めてのいなべ福王ラリーなので、じっくり丁寧にレッキを行い、いよいよSS1。
SS1は舗装とグラベルのミックス、舗装から始まり交互に路面が変わります。
前半はかなりの高速になります。ヴィヴィオでも5速入ります。130くらい。
集中して高速セクションをこなし、自分なりに抑えてグラベルへ入っていくと・・・
S字出口でオーバーランして、アウト側に落ちます。クルーは二人とも全く無傷。
車載ですとこんな感じ。
手アンダーですかね。車速ですかね。
後輪がふかふかの砂利に乗ってるんでしょうか。面白いくらいに外へ行きます。
運転手は戻ってくる気満々で、1速までシフトダウンし、脱出しようとブーストかけています。
落ちて車速がになる前にバックギアに入れ、出ようとしますが、4輪浮いてて×。
運転うんぬんは置いといて、自力で脱出出来ないとなったらまず、
1分後にスタートしている次の競技車に迷惑をかけないように、
三停板とOKマークを停止箇所から50m以上手前に設置します。
走ってくる車は、
「この先最短50mで停止車両が三停板側にいる。
そして両クルーは無事である」
この情報を受け取ってS字進入となるわけです。
今回はS字手前の直線(停止車両から50m以上手前)に、
OKマークと三停板を拡げてダッシュで持っていった所で次走車が
到達となりました。
2個目の三停板はコドラがダッシュで設置しています。
その為には、当然オーバーランして停車してから、
ベルトを外す、インカムのカプラーを外す、三停板を車両から外し、OKマークも外し、
手で持ってダッシュでS字入り口まで走る。
もちろん反省点はあるんですが、やるべき事は出来たと思います。
さて、自力で脱出出来ませんので、全車両通過したところでリタイア届けを出し、
引きずりだそうとするも、牽引では上手く出ず、
5人で後輪を持ち上げて溝から出たところで、後ろへ牽引してもらい脱出。
ほぼ無傷でそのままサービス会場へ自走。
サービスで点検を行い、翌朝再車検で再出走となった訳です。
当然サービスでは怒られる訳ですが、翌日も走れるので、
ポイント0やコドラに申し訳なさや色々反省がある中で、
経験不足の自分としては非常に嬉しい訳です。
DAY2
SS2~7。
再出走なので、選手権組の一番後ろに混ぜてもらって走ります。
SS2
上りの峠です。
「リタイアしてテストドライバーなんだから、考えて色々走りなさい!」
という事で、
ドライブですね。
SS3
ゴルフ場跡地のカート道です。
SS1の反省があるので、ゆっくり走ります。
外から撮って頂いた動画をお借りして見ますと・・・
車載ではこんな感じ。
同じチームのマシンがリタイアしているので、手を振っています。
ギャラリーにも手を振っています。
SS4
SS2と同じです。
走りを変えて少し速くなるのですが、先週交換したインタークーラーのホースが裂け、
2分30秒位からブーストダウンで亀になってます。
SS4終了後給油とサービスに入るのですが、リエゾン(移動路)で完全にホースが裂けて
走行が出来なくなります。ビニールテープで何とか補修し、
給油を終え、ブーストを掛けないようにサービスまで戻ります。
サービスで整備申告をし、まさかに備えて持ってきていたホース(中古)へ交換し、
更にタイラップで膨張対策をして、SS5へ向かいます。
SS5
SS3の逆走です。
ブーストも掛かるので、少し攻めてデータを採ります。
4分30秒アタリでギャラリーに手を振っています。
ここではクラストップ&総合でも5位相当のタイムが出ます。
でも前日に既にリタイアしているので、参考です。
SS6と8はSS2と同じです。
交換したホースも熱でだめになり、結局ローブーストで走ります。
動画もあります。
SS7はSS5と同じです。ローブーストで走りますが、クラスベスト(相当)は出ています。
ブースト落ちるだけで12秒くらい遅くなっています。
そんなこんなで、反省の多いラリーでしたが、本当に楽しくいろんな方に応援して頂け、
感謝でいっぱいです。
後から、「ギャラリーステージでヴィヴィオ人気だったよ~」と聞き、
ほっこりしてしまいました。
完走・入賞されたみなさん、おめでとうございます!
オフィシャル・地元の方、本当に感謝です!
Posted at 2015/06/30 18:46:18 | |
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