FlyingCaymanのブログ一覧

　それまでインプレッサＳＴＩに乗り続けてきた私にとって、ＭＲのケイマンはとても新鮮な乗り味でした。
　インプの４ＷＤ（今はＡＷＤですね）は、やはり前足の駆動力；前輪がきちんと食いついて前に引っ張ってくれる感覚があり、絶対の安心感がありました。コレに対してケイマンの最初の印象は、”なんという前足の浮遊感！”まるで・・・そう、後輪一輪の手押しクルマを押して動かしているような・・・よく言われる、トラクションのかかりの良さも、四輪の駆動力には感覚的に及ばず、”ああ、だから９１１はさらなる４や４Ｓを求めたのかも？？”などと勝手に思ったものでした。
　さらに加速力違い・・・RA-Ltdモデルということもあり、１３００ｋｇを切る車重とクロスミッションのインプは、ターボの力も借りて、加速していくアクションがとても速く感じますが、ケイマンは感覚的にとてもゆっくりに感じたものでした。
　でも、何なのでしょう？この、背中にエンジン背負い込んで、おしりにリアタイヤをくっつけたような、まるで自分がクルマになったかのような感覚・・・インプに比べれば横幅も１０ｃｍ以上広く、大きく感じた車体が、走り始めるとどんどん自分の体にフィットしてくるような、とても不思議な感じを受けました。
　そしてこのエンジンや排気の音色！４０００回転を超えた辺りからの音色は何なんでしょう？とにかく「惹かれる」んです。私の乗っていたインプは、等長排気以前でしたので、余計にフラットエンジンなのにこんなに違うんだ！と感心させられました。
　さて、今日はこのくらいに。次は、もう少し走りこんだ頃のことを思い返してみたいと思います。
　
　

ふと、思い立ち、みんカラに。

しばらくは過去にさかのぼっていくことにしようかと。