
林道にトライするジムニーのオーナーさん達の通信手段として、よく使われている特小機(特定小電力ハンディトランシーバー)を車にセットしたので、その通信距離を調べてみました。資格や登録の不要な特小ハンディ機ですが、出力は微弱な10ミリワット。しかし400MHz帯の周波数が使われているためでしょうか、障害物がなければかなりの距離での通信が可能のようでした。今回使った特小機は前回のブログで紹介したアルインコのDJP24とその後に手に入れた2台の特小機(アルインコDJP221とアイコムIC4300)です。
結果として
通信距離というよりも途中の障害物などの条件に大きく左右されるようです。しかし電波自体は微弱ながらもかなりの距離をとんでいるという感じがします。
車同士だと直線の見える範囲で約1000m 間に車が挟まった状態でも700mビルなどの陰に入ってしまうと400m程度のようでした。地下駐車場では100mでした。見通しの良い場所で使えば2Kmという感じでしたが、無線を趣味でやられている方のサイトを見ると200キロ以上の交信記録もあるのでこれは驚きですね。
昔の特小機との違いは、チャンネル数の拡大とレピーターを活用した遠距離での交信が可能になったことです。各現場での連絡手段として今後も、特小機は使われていくのではないでしょうか。
一般の人が使える無線としては
1 アマチュア無線 無線従事者資格と開局の申請・登録要 電波利用料の納税義務 有
2 デジタル簡易無線 資格不要 開局申請・登録が必要
③ 特定小電力無線 資格不要 申請・登録不要
4 旧市民無線(合法CB無線) 申請・登録廃止 旧技適機は平成34年まで使用可
5 パーソナル無線 制度廃止
(参考)
追記 (令和5年5月)
・市民無線 旧技適機種の使用期限は、当分の間延期となっています。
・150MHz帯を使用した デジタル小電力コミュニティ無線(0.5W)が制度化されています。(免許・登録不要)
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Posted at
2018/02/18 23:48:40