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我が家の近所の研究所で一般公開があるとのことなので、小学生の子供2人と一緒に見学に行ってきました。
定期的にこのようなイベントを行なっているようですが、行くのは今回が初めてで、敷地の広さに圧倒されてしまいました。（携帯電話以外のカメラを持参しなかったのと、どこまで写真撮影可なのかよく分からなかったので、会場の写真は残念ながら撮りませんでした。）

公開は9時30分から始まったのですが、あいにく午後から用事があり、2時間くらいしか見て回る時間がありませんでした。

そんな中、興味を惹かれたのがスーパーコンピュータ関連でした。実際に稼動しているものも見ることができ、ものすごい熱に圧倒されました。技術的なことはよく解らないのですが、「超並列PCクラスタ」と書いてあり、CPUのコアが8192個搭載されているとのことでした。リアルタイムに各コアの使用率がモニタに映し出されていたのですが、ほとんど100%近い使用率だったので、一体何の計算をしているのか尋ねてみました。答えは「いろいろな研究室から次々とジョブが流れてきているので、何の計算とは特定できない」とのことでした。

別の部屋に、話題のスーパーコンピュータ、「京」があるとのことなので行ってみました。実際に稼動するのは神戸の研究所ですが、実物の1ラック分が展示してありました。水冷の太いパイプが何本も出ていて、只者ではない雰囲気を醸し出しています。
例の事業仕分けで「世界一になる理由は何があるんでしょうか？2位じゃダメなんでしょうか？」と流行語のようになったものの実物に接することができ、とても感動してしまいました。

あまり時間がなかったので、あとは脳科学関係の展示と、子供が喜びそうな珍しい磁石を触って遊べる展示くらいしか見ることができず、ちょっと残念でした。次回は丸1日行けたら、と思います。


入口でパンフレットと一緒にメモ用に鉛筆と蛍光ペンをいただいたのですが、蛍光ペンがちょっと変わったものでした。「固形蛍光マーカー」と裏に書いてあり、スティックのりを細くしたような構造で、独特な書き味でした。



鉛筆にはこの研究所の正式名称が漢字で書いてあり、ちょっとレトロな感じでした。