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一部で話題の7円ケータイを買ってきました。
ソフトバンクの「みまもりケータイ」です。通常ですと、月額は基本料金980円とユニバーサルサービス料7円の合計987円なのですが、2年契約すると基本料金が半額の490円、さらに今契約すれば月額490円が2年間無料になるキャンペーンをやっています。キャンペーンも当初は今年一杯までだったものが、来年6月末まで延長になっています。あとは、機種本体を一括で安売りしているお店を探せば、費用負担をかなり抑えることができます

幸い、本体一括0円にキャッシュバック3000円というお店を発見、これなら契約事務手数料3150円の大部分を補えます。2年間のトータルの出費は手数料3150円＋月7円×24－キャッシュバック3000円＝318円で済むことになります。

この「みまもりケータイ」、安いのはいいのですが、そのままでは1ヶ所にしか発信ができません。でも、これはあくまでも005Zという端末本体の仕様です。では、これに挿してあるSIMカードを他の端末に挿すとどういう扱いになるのか？この疑問に対する答えが公式のPDFファイルに記載されています。


このPDFファイルの19番から21番に料金についての説明があります。
通話とSMSに関しては、ホワイトプランと同等の料金体系です。MMSやウェブは1パケット0.21円と、これもホワイトプランと同じなのですが、パケットの定額プランには加入できず、青天井になってしまうので注意が必要です。
通話とSMSだけうまく使うことができれば、ホワイトプランと同じ内容が月7円で使えてしまうので、かなりお得な回線と言えます。

そこで、手持ちのソフトバンク携帯（932SH）にみまもりのSIMを挿してみます。


すると、見事エラーでSIMを認識しません。

3Gになってからは、SIMロックが掛かっていても同じキャリア内なら自由に入れ替えて使える、というのが利点だったと思います。しかし、ソフトバンクはSIMに種類がいくつもあり、同じカテゴリー内の端末同士でないと入れ替えられないという、とても不便な仕様になっています。私の知っているだけでも、一般のガラケー用、androidスマートフォン用、iPhone用（さらにサイズ2種類あり）、iPad用、フォトビジョン用、データ端末用、プリモバイル用とこれだけの種類があります。プリモバイル用が一般のガラケー用と入れ替えられる以外は、カテゴリーを跨いで入れ替えることができません。これにさらに「みまもり用」が加わったわけです。

ボーダフォン時代に発売された3G端末であれば、ソフトバンクのSIMなら種類に関係なく認識するようです。また、キャリアロックの掛かっていないSIMフリー端末でも当然認識するようです。

我が家には、6月にauのEVOを購入するまで使っていたiPhone3GSがありました。うちにあるこのiPhoneはSIMロックが掛かっていません。挿してみると、特に問題なくSIMを認識し、電話もSMSも通常通り使うことができました。MMSやパケット通信は料金が青天井のため、間違って使わない様に「モバイルデータ通信」をOFFに設定しました。


ネットはEVOがあるので不自由しません。iPhoneで通信したくなったらEVOとWi-Fiでテザリングすれば問題ないので、iOSで使いたいアプリがあっても対応できます。
これで、ソフトバンクのお友達にも無料で通話やSMSができる環境が復活し、とても満足しています。


少し古いボーダフォンブランドの端末、もしくはSIMフリー端末が必要なので、誰にでもお勧めできるというわけではありませんが、今年の4月以降にドコモから発売された端末をお持ちの方でしたら3150円でロック解除できますので、それほどハードルは高くないと思います。