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ayapapa0607のブログ一覧

2015年08月08日 イイね!

積丹岳(1,255m)~毎回100%の満足を得られる趣味など無いという事実

積丹岳(1,255m)~毎回100%の満足を得られる趣味など無いという事実2015/08/14up

8月に入って、いよいよ夏本番!お盆休みに入られた方々も多いのではないでしょうか?
嫁様の仕事の関係から帰省はいつもより短めで、既に帰宅致しました。

それにしても。。天気は相変わらずパッとしませんね~。

気温自体は、まあそこそこ夏のソレなわけですが、如何せん青空が見えません。なんかいつも薄雲がかかってる感じ。。もうちょっとスッキリしてくれればイイんですが。。

私、山歩きは15年ほど前からチラチラ行ってたんですが、その頃のメインは釣り。最近はご無沙汰してますが、ほぼ毎週、どこかの海へ出没していました。たまに気分を変えて、高い場所から海や街を見たくなったら山へ登る。。的な行動パターンだったので、山行は多くて年に3回ほどです。そして、その当時感じていた山歩きの印象はといえば。。

「釣りに比べて100%の満足を得られる可能性が高い。」

というものでした。

もちろん、この場合の「満足」とは、眺望が得られること。その頃行っていたのは自宅から近い山ばかりで、平地から頂上が見えることを確認してから登るわけですから、この感覚は当然だったといえます。

一方、釣りで得られる100%の満足は、やはり大物が釣れることです。しかし、魚体を見た瞬間、悲鳴を上げてしまうような大物など、滅多に釣れるものではありません。100%の満足を得られる可能性は極めて低い。。いや、滅多に無いと言って良いかもしれません。それは殆ど奇跡です。

海よりも山へ足が向くようになったのは、ここ2~3年ほどでしょうか。以前はほぼ休めた週末も、ここ数年は出勤の機会が増えてしまいました。貴重な休みに100%の満足が得られる確率が皆無な海へ行くより、成功率の高い山へ行く方が精神衛生上も良いと、無意識に感じていたのかもしれません。

ところが。。

山の世界も少し奥へ踏み出してみると、それほど甘くないことはすぐに気づきました。そもそも、山頂が見えることを確認してから登れる山など、ごく限られます。天気予報はチェックしますが、晴れマークはさほどアテになりません。周囲は晴れていても、山頂は雲の中。。なんていうパターンは少なくありません。要するに、殆ど賭け。苦労して登っても、山頂に雲の塊があるだけでアウトです。その時点で、眺望マニアとしての満足度は0%。。そう考えたら、どんな暴風雨でも可能性だけは0にならない釣りの方が、まだマシなのかも。。?

考えてみれば。。
・ゴルフだって毎回スコアが良いなんてことはあり得ません。
・スポーツで連戦連勝?ないない。見に行っても贔屓のチームが負けたらストレス溜まります。
・写真?100枚撮って1枚イイのがあれば、かなりイイ方です。
・スキーやスノボ?これもお天気頼み。
・映画鑑賞。過去に見た映画、どれも100%満足できましたか?
・歌手のコンサート。おっ、これなら満足できるかも?ただ。。年に何回あるのでしょうか?

どんな趣味でも、何がしかのネガティブな面があるものですね。ネガの部分があるからこそ、ポジの楽しみが大きくなる。。結局、そう理解するしかないようです。



予報では、曇りの後に晴れマークが並んでいたこの日。微妙な天気にどうしようか迷ったのですが、山頂からの積丹ブルーを期待して、ここ積丹岳へ行ってみることにしました。

途中の国道からは山頂付近が見えていたので、少し安心していたのですが。。国道から登山口へ向かう交差点まで来てみると。。写真の通り、山は見事に雲の中!周りは青空なのに。。

でもまあ、ここまで来たら、もう引き返すわけにもいきません。


先客は一台のみ。アヴァンシアのオーナー様は、丁度、私の両親くらいの年齢でしょうか。お話する機会があったのですが、ナント神戸からいらしたとのこと。ホントにお元気で、圧倒されそうでした。


登山口にある山小屋。


自由に利用できるとのことで、入り口は解放されていました。なかなか立派な造りです。機会があれば、泊まってみたいですね。
ただ、お客さんは多くない様子で、この日も泊りがけで来た人はいなかったみたいです。ここで夜に一人は。。ちょっとキツいかも?^^;


20分ほど前に出発されたご夫婦の後を追って、私も山頂を目指します!


が。。


道中は森の中を進むのみで、眺望は全くありません。


たまに見かけるこんな小動物が、唯一の楽しみ。

そして。。


ついに雲の中へと突入です。
この白い世界を抜けられるのか?


ようやく七合目。
ここを過ぎると、間もなく周囲は開けてくるらしいのですが。。


やっぱり白です。^^;


もう少し高度を上げれば雲を抜けて、日本海はムリでも雲海は見られるかも?
徐々に期待度を落としつつ、それでもまだ諦めきれない自分がいます。


ありがとうございます!


あと一息!


っと、いきなり這松帯に出て一気に視界が開けました。
山頂が見えています!


しかも、青空が広がってきました。
もしかして!?


が。。。。。( ̄◇ ̄;)


2時間40分かけて到着した山頂。ホワイトアウト!


下の方から次々と雲が湧き上がってきます。


青空の下で見たら、どんなに良い景色だったでしょう。。


一瞬、雲が減って期待を持たせてくれるのですが。。
ホントに一瞬だけです。。


その一瞬に見えた雲海。ただ、雲の位置が標高ギリギリのため、見下ろす感覚はありません。海面スレスレって感じ?


山頂で1時間以上粘ってみたのですが、状況が好天することはなく。。
無念の下山となりました。

奥に見えているのは、出発時にお会いしたご夫婦。山へ登るために、毎年北海道へ来られているそうです。北海道の山、しょぼい眺望マニアの私以上に詳しいのは確実ですね。とてもイイ感じのご夫婦でした。

ここの標高差は837m。先日行った札幌岳に続いての800mオーバーです。ただ、歩く距離は札幌岳より長く、それでも山頂までの所要時間が短くなったのは、この前実験した軽量山行を踏まえて、出来る限り荷物を軽くしたせいでしょう。足取りと疲れ方が、以前の重量山行とは全く違います。更に、山歩きを続けていることで、脚と心肺機能が少しずつ強化されているのを実感しています。この日唯一の収穫は、次のステップへ向けてのトレーニングになった、という点でしょうか?


帰り道を淡々と下り続け、マイレガと再会。今日も無事戻ってこられたことに感謝です。
ここは比較的登山者が少ないと言われているらしいのですが、それでも戻ってみたら車が5~6台に増えていました。


ちょっとでも眺望的なモノを見たいと思い、10kmほど先の島武意海岸へ寄ってみました。
ただ。。やっぱりどんより系。山頂からの眺望を早めに諦めて、もう少し早く来ればよかったかもしれません。

全ての行動が裏目に出る。。そんな日もありますよね?
私の場合、ちょっと多過ぎかもしれませんが。。^^;

次こそは、紺碧の積丹ブルーをGetしたいです。
Posted at 2015/08/14 20:31:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィールドウオーク | 日記
2015年07月29日 イイね!

街の近くのプチ秘境~小樽赤岩山(371m)

街の近くのプチ秘境~小樽赤岩山(371m)2015/08/05up

先週の水曜日、溜まった振休を消化することにしました。^^

天気は相変わらずどんよりしてますが。。雨の気配はなく、折角のお休み。
さて、どこへ行きましょう?

ただ。。この日は嫁様もお休み。。
午後から、こちらも溜まった大型ゴミを清掃センターに持ち込むよう命ぜられてしまいました。^^;

それでも14時までお時間をいただきましたので、近場でまだ行ったことのない場所へ。

たまたまなんですが、この数日前の会社帰り、市の施設にある図書センターで一冊の本を借りていました。

「札幌・小樽ゆったりハイキング」

なんか。。ゆる~いタイトル。。^^;
しかも発行は1994年。かなり古い本。。ところどころテープで補修されてたりして。

しかしながら、これがまた、マイナー気味であまり情報の無い眺望スポットが色々載ってるんですよ。タイトルの赤岩山は、そんな場所の一つなのであります。近くの国道はしょっちゅう通ってますし、その存在も知ってはいたのですが、足を踏み入れたことはありません。

どんなところなのか?
ちょっと楽しみです。

※タイトルは場所的に分かりやすいよう「小樽赤岩山」としていますが、正式名称は「赤岩山」です。



ゆっくり起きてまったり家を出たため、駐車場到着は10時を回っていました。^^;
平日だというのに意外と車が止まっていたのは少し驚き。


結構新しめの案内板が。。


二つも!
何やら縦割り行政の匂いを感じますが。。まあそれはさておいて。^^;


行ってみましょう!


最初は鬱蒼とした森の中を進む道。眺望は全くありません。
ジメジメと湿った空気が纏わりついてきます。


でも、20分登れば稜線に出ます。


直後に現れた休憩用のベンチ。これも本に出ていたヤツだと思うのですが。。
写真で見た風景はもっと広々していて、赤岩山の頂上に建つ無線施設も写っていました。

考えてみれば、本の発行は20年以上前。その間に木々が生長して、視界を覆ってしまったようです。


更に、森の中に続く平坦な道を少し進むと。。


出発から僅か30分、到着です。^^
ちか!

ちなみに、タイトル上は赤岩山としましたが。。ここは赤岩山の山頂ではなく、少し離れた展望台のような場所。
本当の山頂も行ってみたのですが、アンテナ施設があるだけで眺望は全くありません。写真撮るのも忘れました。。^^;


かなり霞んでますが、なかなかの眺望!


陸地からは行けない海岸線を俯瞰することができます。


奇岩や窓岩が眼下に。スッキリ晴れていたら、最高のロケーションだと思います。


画面中央を横切るのは竜ヶ崎。その向こうに余市の市街地が薄っすら見えています。


ほんの少し覗く青空に、水平の虹が浮かんでいました。
アンテナの立っている場所が本当の山頂です。


では、この景色をオカズに、嫁様が作ってくれたお弁当を頂きましょう。
「赤岩山眺望鶏そぼろ弁当wiht miffy」です。^^;


おっ、そろそろ帰らないと約束の時間に遅れますね。
この辺で失礼すると致しましょう。


私が戻っても、先に来ていた方々のクルマがそのまま残されていました。

奥に何やら石仏のようなものが見えていたので、ちょっと行ってみたら。。


こんな看板が。


蒸し暑さの中に清々しさを感じながら、帰途に着きました。^^

ちなみに、お地蔵様の後ろに延びる道は「下赤岩山」に繋がっており、ここからの眺望もかなりイケてるらしいです。
しかも、ロッククライミング的なトライができるらしく、先客の方々はこちらへ行ったのかもしれません。

この付近、手軽にプチ秘境感覚が楽しめるので、オススメです。赤岩山の先にあるオタモイ海岸など、名前は耳にするものの詳しく知らない場所が多くあるので、今度はゆっくり来てみたいです。
Posted at 2015/08/05 00:27:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィールドウオーク | 日記
2015年07月26日 イイね!

三菱山(482m)で軽量装備山行実験

三菱山(482m)で軽量装備山行実験2015/07/31up

7月も下旬となり、いよいよ夏本番!

っと言いたいところですが。。なんだか天気がパッとしませんね~。しかも、このジメジメ状態で、晴れてないのに暑い!
夏らしいギラギラとした太陽が、ちょっとだけ恋しい気もします。

そんな先週の日曜日、パッとしない天気は承知の上で、去年も行った三菱山へ。ばんけいスキー場のある山で、昨シーズンはナイタースキーでも3回ほどお世話になりました。

ただ、いつもとは少し趣向を変えて、出来る限り荷物を減らすことで疲労はどの程度軽減されるのか?を試してみることにします。

普段の眺望探索と言えば、歩く距離や時間に拘わらず、3回に2回は出番が無い三脚/小型とは言え約2kg、氷/1kg、スポーツドリンク/2kg(2L)、カメラ本体×2で1.5kg、望遠ズーム/0.8kg、標準ズーム/0.6kg、サバイバルナイフ・予備バッテリー・弁当その他諸々合わせて約1kg、それらを詰め込むリュック自体が1kg、合計すると約10kg程度の荷物を身体にくっつけて山道を登っておりました。これ、日帰り山行としては、ちょっと重過ぎ??

特に、氷とスポーツドリンクは。。

行程が長いほど喉が渇く→水分は多めに必要→重くなる→更に喉が渇く。。

っという、燃費向上を目指したハイブリッド車が重いバッテリーを積むことで、逆に燃費性能を削いでいるというジレンマに似た状態が発生してるワケであります。

が、一度積んだら降ろせないバッテリーとは違い、荷物は減らすことが可能。短い行程なら、必要最低限で何とかなりそうな気がします。

この日は、上記の荷物から三脚、氷、カメラ本体×1、望遠ズーム、その他諸々の殆どを削除し、スポーツドリンクは500mlのペットボトル1本、リュックもスキーで使っている小型のものに替えることで7kg以上の軽量化に成功!

ってか、どんだけムダなモノ持って行ってたんだ?って感じですね。^^:

この荷物でどんなモンか?遭難の可能性が殆ど無いココで、試してみることにします。



去年来たときも人気は無かったですが、この日も無人の駐車場。
静かな時が流れています。


それではスタート!
にしても。。この軽さは何でしょう!?

あまりの楽さに罪悪感すら感じてしまいます。^^;


案内板に従い、今日も最短コースで。
まずは2へ進みます。


散策路は草で埋まっていました。
訪れる人は多くないようです。


次は3。


日差しは殆どなく、でも30℃近い気温。更に湿度が90%!
一歩踏み出すごとに汗が噴出してくる感じです。


次は19。


7へ。


7まで来ました。散策路を利用するのはここまでです。


この先は軽く藪漕ぎ。


鉄塔の下を経由して。。


ここから、ばんけいスキー場のゲレンデへ出るのですが。。


なんか様子が変わってます!
斜面に佇む大型のバックホウ。。工事はお休みのようですが。。


しかも、昨シーズンまで使っていたリフト降り場がありません。
えっ、もしかして廃止されたとか?


でも、少し先にはアンカーボルトが埋め込まれた真新しい基礎。
どうやら、古いリフトを撤去して、新しいものに更新されるようです。

来シーズンが楽しみです。^^


ここからの風景。かなり霞んでますが、全く見えないワケでもないようです。
っていうか、これでも思ったより見えてます。^^;

写真左上、半島状に出っ張っているのが観測所のある宮丘公園です。

この山は公園からも良く見えるのですが、なんか最近ゲレンデが黒っぽいな~っと感じていたワケで。。
理由が分かってスッキリしました。


冬に滑っていたゲレンデ。スキー場としては、この辺りが最高点となります。


ここまで来れば、山自体の最高点もあと少しです。


少し登ると、ここでも工事が行われていました。
恐らく、ここが新しいリフト降り場になるのでしょう。


工事区間は、ここまでのようです。


少し歩いて、最後の登り。


っと、階段状の石積みへ踏み出したら、突然足元で動くものが!

スネーク!

これ、マムシです。一瞬ビビりましたが、岩の隙間に逃げ込んでいきました。
やばいっすね~。気をつけましょう。


そして山頂。工事現場でウロウロしましたが、それでも50分ほどで到着しました。


まあ、景色的には~。。こんなもんでしょうね。^^;


相当霞んでますが、想定内です。


西区方面。左側に琴似のタワーマンションが薄っすら見えています。


中央左は藻岩山。こちらは少し明るめです。
ここに写っている鉄塔が、先ほど下を通ってきた鉄塔です。


前の写真の中央部付近にズーム。地下鉄の真駒内駅周辺です。この日、一番視界が良かった方向ですが、それでもこの程度。^^;


ちなみに、晴れていればこんな景色が見られます。


こちらは、山のすぐ下にある旧コバワールドスキー場。
数年前に閉鎖されたと聞いていますが、何かアトラクションのようなモノが写っています。
新しく再開されたのかもしれませんね。ちょっと調べてみようと思います。

この時点で残されたスポーツドリンクは約1/3。結構我慢したのですが、ぬるくなってしまうせいもあって、思ったより減っています。やはり、氷ナシ500mlはちょっとキツいかも?

重量的にはかなり余裕があるので、いつも使ってる1Lの水筒に氷&スポーツドリンクを入れたぐらいなら、もう少し距離が伸びても大丈夫だと感じました。これが分かっただけでも収穫です。^^

では、そろそろマイレガに戻って、涼しいエアコンで癒されると致しましょう。


帰り道、再びマムシ!全長は推定60cm。
雨上がりに甲羅干しでもしていたのでしょうか?この他にも1匹見かけています。やたら数が多いです。


ちょっと近づいてみます。なかなかの面構えですね~。

山に限らず、自然の中で活動する際は、こんな場合に備えて登山靴かトレッキングシューズの着用をオススメ致します。薄いスニーカーなどでは、万一噛まれてしまった際に牙が貫通して、毒の進入を許す結果となります。

そもそも、マムシ自体は言われているほど攻撃的ではなく、人の気配を感じると普通は向こうの方が逃げ出します。
ただ、タイミングによっては咄嗟に噛み付いてくる可能性もありますので、十分注意してください。


相変わらずじめじめとした森。この頃には雨が降ってきました。イイタイミングで下山したようです。


今日も無事戻ってこられたことに感謝です。
早速着替えて涼むと致しましょう。

軽装トレック、なかなかイイものでした。次回以降の参考にしたいと思います。
Posted at 2015/07/31 00:38:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | フィールドウオーク | 日記
2015年07月11日 イイね!

札幌岳(1,293m)~天空に佇む石狩平野の展望台

札幌岳(1,293m)~天空に佇む石狩平野の展望台やっと夏らしくなったと思ったら、いきなこの暑さ。。
札幌も一気に30℃を越え、十勝では35℃オーバーだとか。

なんか極端!

まあ、これが夏ですから、良しとしておきましょう。冬の寒さを考えれば。。って、夏の暑さも結構大変ですね。
でも、この程度でヒーヒー言ってちゃ、道外の方に叱られそう。。^^;

そんな好天と休みがタイミング良く重なったこの日、去年から行ってみたいと思っていた眺望スポットへ。

場所は札幌岳。今風に言えば「サツダケ」?※

※最近は札幌駅周辺のショッピングゾーンを「サツエキ」と呼んでいるらしいので。。それに掛けてみました。^^;

行きたいと思いながら躊躇していた理由は、858mという標高差。標高差とは、山自体の標高とは関係なく、登山口から実際に登らなければならない高さのことです。これまでの最高、足がボロボロになって危うく遭難しかけた南暑寒岳ですら、800mに達していません。

ヘタレで登山者になりきれない眺望マニアにとっては、これでもそこそこ大変な数字なのです。^^;

ちなみに、羊蹄山のそれは最も少ない京極コースで1,478m。ここを70歳オーバーの、おばあち。。あっ、いや、女性の方が登るというのですから。。登山者って凄い!

私なんぞ、鼻で笑われそう。。

でもまあ、山に関しては「分相応」を座右の銘としておりますので。むやみに完全な未体験ゾーンへ侵入するのではなく、徐々にステップしていくのが良いのです。

さて、プチ未体験ゾーンへの挑戦は、成就できたのでしょうか?

写真多目ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。^^


駐車場到着は6:30。早朝の山の空気はひんやり冷たく、暑さは全く感じません。


清々しい青空の下、山小屋風の建物で登山届けを済ませて。。


出発です。^^


透き通ったせせらぎは冷水沢。この川を何度か渡り、しばらくは左岸と右岸を交互に歩く感じです。


40分ほど歩くと、林道との交差点に出ました。
何やら標識が建っています。


この先にある「冷水小屋」と呼ばれる山小屋の、開館時期を案内しているようです。
って、年末年始もやってるとは!

もしかして、初日の出登山とか?
計り知れない世界です。。

ヘタレな眺望マニアが足を踏み入れてはいけません。。


では気を取り直して。


常に川の側を通るため、こんな風景が至る所に。。


出発から1時間20分。先ほど案内が出ていた山小屋に到達しました。
ここまでは急登が殆どなく、なだらかな坂道が続く快適なハイキングコースといった風情でした。

ずっとこうならイイんですが。。


がしかし。。可愛らしいフクロウの彫刻とは裏腹に、ここから標高差200mを一気に駆け上る急登が始まります!
これまで楽していたツケが、怒涛のように押し寄せてきた瞬間です。。


小屋からの水平距離は殆ど離れていないのに、高さだけが増していきます。


一旦なだらかになるモノの。。


再び急登!
しかも路がどんどん荒れてきます。。

きっちー!!


でも、徐々に空が近くなり、遠くが見通せるように!
時折見えるこんな風景を励みに、何とか先へ進みます。


約40分かけてようやくクリア!
平坦で快適な、信じられないほど歩き易い路へと変化しました。^^

が。。


その後、勾配は徐々に増して、しかも今度は滑りやすい粘土質。簡単には行かせてくれないようです。。


この頃には日も高くなり、早朝のひんやりとした空気は完全に吹き飛びました。太陽が容赦なく照り付けてきます。
そろそろ頂上は近いはずなんですが。。気配すら感じられません。。


気を紛らわすため、面白い形の木を見つけてはレンズを向けてみます。
ってか、撮影にかこつけて休もうとしているワケであります。^^;

でも。。


それまで木々に覆われていた登山道がいきなり開けて、ゴールは突然にやってきました!
出発から2時間45分、到着です!
山頂標識が意外にショボかったのは、一まずおいといて。。^^;

早速風景探索といきましょう。


まず目に飛び込んでくるのは、羊蹄山(右)と尻別岳。
画面中央を横切るのは国道230号線。国道の延長線上、尻別岳の下に見える微かな白い点は、道の駅「望羊中山」です。


羊蹄山にズーム。この時期でも、雪はまだ残されていました。撮影位置から山頂までの直線距離は、約33kmです。


尻別岳。角度によっては羊蹄山とそっくりで、たまに間違えます。^^;
距離は約38km。


中央上、手前の山の向こうに見えるのはニセコアンヌプリ。同じく44kmです。


右側のなだらかな稜線は無意根山、その左側、中央が出っ張っている稜線が中岳。こちらはちょっと近くて、それぞれ約13km、14kmです。


そして、札幌市街地側。山頂手前の広場へ移動して撮影です。少し霞んではいますが、まずまずの眺望でした!


では、左端から順番に。中央左下の水面は札幌湖。距離は約11kmです。撮影位置からの方角は北北西となります。


少し右へ振れば私のホーム、手稲山とネオパラ山です。方角としてはほぼ真北です。


手稲山にズーム。実は、足慣らしに今年一回登ってます。距離は約20km。このときも、山頂から札幌岳を見ていました。


右下にはネオパラ山。山頂の旧レストハウスが写っています。


どんどん右側(東側)へ振っていきましょう。こちらは定点観測所からも見える石狩湾新港。距離は約34kmです。
左上に薄っすら写る陸地の先端は、遥か彼方の雄冬岬。距離は約92kmです。


最大ズームで寄ってみます。タンクがキレイに並んでいました。


札幌の市街地から奥の樺戸三山まで見える広大なアングル。
中央右下のJRタワーまで約22km、樺戸三山の中央、ピンネシリ山頂までは約78kmです。
中央左、目立つ白い建造物は「つどーむ」。距離は約28kmです。


最大ズーム。JRタワーがハッキリ写っています。ここまで見通しが利くとは思っていませんでした。^^


少し右側には藻岩山。距離は17kmです。スキー場のゲレンデがクッキリ!
藻岩山の上で光っているのは、モエレ沼公園にあるガラスのピラミッドです。


画面右側、銀色に目立つのは札幌ドーム。距離は21kmです。画面中央に地下鉄のシェルターが写っています。


札幌ドームより更に右側。画面中央がJR/地下鉄の新さっぽろ駅周辺です。距離は約27km。
画面中央上、縦に伸びる道路は道央自動車道です。


画面上は石狩平野の穀倉地帯。水稲や小麦などの作物が収穫の時期を待っています。
スッキリ晴れれば石狩平野の全域を見通せる、見事なアングルでした!


こちらは手前の風景。真ん中に鎮座するのは、私も去年行った八剣山。真下からなら見上げる高さですが、ここからは完全な上から目線です。


深い森に忽然と現れるシンメトリー。通称「パゴタの塔」と呼ばれる岩塔です。
一見、何かの遺跡のように見えますが、これは間違いなく自然の岩。厳かな風情を漂わせていました。

本物のパゴタの塔については、こちらをご参照ください。
パゴダ平和記念塔


一通り風景探索した後は、嫁様が作ってくれたお弁当を頂きましょう。「札幌岳見晴らし弁当」です。早朝にも拘わらず、いつも有難うございます。
m(_ _)m

なんかちょっとズレてるご飯を見ても分かるとおり、リュックから取り出そうとしたら完全な逆さま状態に。。あちゃー!っと思ったものの、汁一つこぼれていませんでした。なかなかナイスな梱包技術です。^^;
ご馳走様でした!

それにしても。。ムシが多いです。^^;


この頃になると、後から後から人が入ってきて、かなり混雑し始めました。
そろそろお暇するとしましょう。

見事な眺望、有難うございました!


往路に比べれば心肺機能的に余裕のある帰り道。ゆっくり風景を探索しながら降りていきます。


日が高くなると、コントラストの強い風景がそこここに現れます。


これもまた、楽しみの一つですね。


そうこうしているうち、駐車場が見えてきました。


マイレガと再会。今日も無事戻って来られたことに感謝です。
心地よい汗と疲れを感じながら、帰途につきました。

紅葉の季節なら、もっと見ごたえがありそうです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
m(_ _)m
Posted at 2015/07/15 00:07:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | フィールドウオーク | 日記
2015年07月05日 イイね!

定点観測~宮丘公園 2015/07/05~サマーブルー

定点観測~宮丘公園 2015/07/05~サマーブルー2015/07/10up

六月に入ってから曇天続きだった北海道。折角の良い季節が台無し!

イマイチ外へ行く気になれず、インドアな生活を送っておりました。

まあ、今年はちょっとベランダを整理していたので、ちょうど良かったといえば良かったのですが。。

でも、ここへきてようやく晴れ間が見えるようになってきましたので、久々に観測所を覗いて参りました。

季節はすっかり夏色です。



MIYANOOKA PARK 2015/05/10 08:13:25(前回)


MIYANOOKA PARK 2015/07/05 09:47:18(今回)
木々の葉はすっかり濃い緑色ですが、左端の葉が赤味をおびています。
ここれは、まだ生長を続けている証拠。夏景色はまだまだ進化を続けているようです。


MIYANOOKA PARK 2014/07/05 16:19:32(前年同期)
定点観測~宮丘公園 2014/07/05~陰影



MIYANOOKA PARK 2015/05/10 08:14:24(前回)


MIYANOOKA PARK 2015/07/05 09:48:13(今回)
鉄塔山は鬱蒼とした森に覆われ、いかにも夏らしい風情を醸し出しています。


MIYANOOKA PARK 2014/07/05 16:20:02(前年同期)



MIYANOOKA PARK 2015/05/10 08:23:07(前回)


MIYANOOKA PARK 2015/07/05 09:55:15(今回)
下草は一度刈られたようですが、こちらも緑の世界が広がっています。


MIYANOOKA PARK 2014/07/05 16:28:33(前年同期)



MIYANOOKA PARK 2015/05/10 08:23:51(前回)


MIYANOOKA PARK 2015/07/05 09:55:38(今回)
手前から奥のネオパラ山まで、緑一色。夏がピークを迎えようとしています。


MIYANOOKA PARK 2014/07/05 16:29:11(前年同期)



MIYANOOKA PARK 2015/05/10 08:25:19(前回)


MIYANOOKA PARK 2015/07/05 09:56:52(今回)
殆ど視界を失った見晴台からの眺め。定観を始めてから、最も劇的な変化を遂げた景色です。


MIYANOOKA PARK 2014/07/05 16:31:28(前年同期)


MIYANOOKA PARK 2013/07/07 11:02:02(前々年同期)
ちなみに、二年前の状況がこちら。JRタワーや琴似のタワーマンションが、ハッキリ見えていました。



ちょっと遅く起きた朝。既に日は高く、濃い緑と真っ青な空が迎えてくれました。
右下に写っている白っぽい点は飛行船です。


ミヤマフキバッタ。3齢幼虫のようです。あと一回の脱皮で成虫。夏がピークを迎える頃です。


樺戸三山の上に浮かぶ雲の形も、夏らしくなってきました。


遥か雄冬岬もクッキリと見えています。直線距離は約71kmです。


照りつける太陽!抜けるような青空!
北海道にも、ようやく夏がやってきました。^^


ベンチに座って、ちょっと小休止。しばし夏の空気を満喫しましょう。


中央右上の木の無い山肌は、ばんけいスキー場のゲレンデ。昨シーズン、ナイターで3回ほど滑りに行きました。今となっては、ちょっと懐かしい感じがします。その右上が三菱山のピークです。


涼しい風が吹き抜ける木漏れ日の路を通って、今日は奥の展望台まで行ってみます。


夏を謳歌する花々が。。


心地よい季節に彩を添えていました。


この鮮やかな緑が。。


秋には、こんな輝きへと変化します。
撮影日:2014/10/25


展望台の下にある水のみ場。この時期でも、結構冷たい水が出てくるんですよ。有難いです。^^


ここが奥の展望台。


周囲の木々が生長して、まるでリースの真ん中から景色を覗いているようでした。


清々しい景色。夏の本番が、すぐそこまで来ています。


紫陽花の満開も近いようです。


夏って、やっぱりイイですね!
Posted at 2015/07/10 23:37:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 定点観測~宮丘公園 | 日記

プロフィール

「曇天の休日 http://cvw.jp/b/751709/38702404/
何シテル?   10/15 22:37
ayapapa0607です。よろしくお願いします。BP5Aを買って以来、20年近く眠っていた車弄り癖が目を覚ましてしまったようです。独身時代のようにお金は掛けら...
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誰でもできる?ブレーキパッド交換! 
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