ESPN F1トピックスから・・・先ほど日本時間19時にチェッカーが振られた、土曜フリー走行(FP3)のダイジェストです。
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陽光溢れるスペインのバレンシア市街地サーキットにて、23日(土)日本時間18時から2012年FIA F1世界選手権第8戦ヨーロッパGP土曜フリー走行が実施された。
例年より路面温度が若干低めのコンディションで行われた初日のフリー走行は2回ともわずかなタイム差に多くのドライバーが連なる接戦となった。前半のセッションではウィリアムズのパストール・マルドナドが1分40秒890でトップに立ち、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが2番手と3番手に続いている。
現地午後に入って行われた後半のフリー走行ではベッテルが1分39秒334の初日最速タイムをマーク。2番手にフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが入り、ザウバーの小林可夢偉が3番手だった。
2日目のセッションスタート時の天候は晴れ、気温25度、路面温度28度のドライコンディション。予選前最後の60分のセッションが始まるとフォース・インディアのポール・ディ・レスタを先頭に続々と各車コースに入り、インストレーションラップを行った。
開始から10分が経過したところで最初に本格的なプログラムをスタートさせたのはロータスのロマン・グロージャン。チームメイトのキミ・ライコネンやマクラーレンのルイス・ハミルトン、そして初日に速さを見せたヒュルケンベルグがそれに加わってタイム計測を開始し、1分40秒136を刻んだグロージャンが序盤のトップに立つ。
ライコネンは2番手につけていたものの、ライバルたちのタイムが出揃ってきたところでいち早く1分39秒台に入れて僚友のタイムを塗り替えた。ハミルトンがそのライコネンをわずか0.003秒差で上回り、レッドブルとフェラーリの両陣営が始動していない段階でハミルトン、ライコネン、グロージャン、ヒュルケンベルグ、マルドナドのトップ5となる。
間もなくセッションの折り返し地点というところでレッドブルとフェラーリも動き、ベッテルが3番手に飛び込んだ。マルドナドがセッション最速タイムをたたき出したために4番手に後退したベッテルだったが、その後マルドナドを抑えて暫定トップに躍り出ている。
セッションが後半に入るとグロージャンが他に先駆けてソフトタイヤを投入。1分38秒655を記録し、上位勢はグロージャンに続いてベッテル、マルドナド、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ハミルトンというオーダーに。6番手ライコネン、7番手ニコ・ロズベルグ(メルセデス)をおいてフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が8番手に入っていた。
終盤に向けてタイム更新が続き、残り15分ではグロージャンとベッテルにブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、小林可夢偉、セルジオ・ペレス(共にザウバー)という形となった。一方、ガレージに戻ったウェバーのマシンはエンジンカバーが外されており、予選シミュレーションができる状態ではない模様。
その間にもライバルたちは準備作業を進め、タイムシート上ではグロージャンとライコネンのロータス勢が上位を独占していた。
ラスト5分ではすでにマシンを降りたウェバーとベッテルのレッドブルコンビを除く全員がコースに姿を現し、盛んに自己ベストを塗り替える。トップはグロージャンと0.093秒差のバトンに変わった。
ベッテルはセッション終了間際にオプションのソフトコンパウンドに履き替えてコースインするも、大きくラインを外したためにタイム計測することなくピットへと戻っている。
結果として最後までタイムシートの頂点をキープしたバトンの1分38秒562がこのセッションのベストタイムとなった。ロータスコンビがグロージャンとライコネンの順でそれに続き、再び好ペースを示したフォース・インディアのヒュルケンベルグとポール・ディ・レスタが4番手と5番手に入っている。
6番手以降はペレス、ミハエル・シューマッハ(メルセデス)、ハミルトン、マッサ、マルドナドまでがトップ10。2日目のタイム差も非常に小さく、この面々に加えて11番手の可夢偉からアロンソ、ベッテル、14番手のブルーノまでが1秒以内だった。
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Posted at 2012/06/23 20:15:51 | |
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