
私、ない胸を張ってなにかの本の受け売りを語ってみた
車の運転に自信はありますか? 彼に運転がうまくなるコツを聞いても「慣れだよ、慣れ」というつれない返事が返ってくることもありますよね?
そこで今回は、女子が運転上手になる具体的なコツを、元アマチュアカーレーサーのスーさんにインタビューしました。
12のコツがあるので、一度にすべてを実行するのは難しいかもしれませんが、日々、意識をして運転上手になって、彼に「運転? 慣れだよ。あなた車庫入れ、いつまで経っても下手ね」と言ってみては?
■1:前:後=6:4
「F1ドラーバーはほとんど前を見て運転していないと言われることもあります。では、どこを見ているのか? ルームミラーとサイドミラーです。つまり周囲の状況を常に把握しながら運転をしています。女性ドライバーが“空気が読めていない”というのは、前ばかりに気をとられて、周囲を見ていないからではないでしょうか」
仕事でも周囲の状況を的確に読める人が、“デキる人”との評価を受けるように、運転も周囲の状況を見ながら前に進みましょうということですね。
■2:まずは落ち着く
「もともと運転が下手な人とか、すごく運転が上手な人って、そうたくさんいないと思います。自動車教習所ですごく運転のうまい女性がいましたが、彼女は高校生の時からバイクのレースに出ている人であり、そういう人は特殊でしょう。
女性ドライバーは、まずは落ち着いて運転したらいいのではないでしょうか。道が細くなったり、急に車が飛び出してきたり……いちいちびっくりしていたら、同乗者のほうがびっくりします」
まずは落ち着くというのは、どんな女性でもすぐに実践できますよね。深呼吸しましょう。
■3:ゆっくり左にいっぱい寄せてみる
「特に車幅感覚に関して、世の中では“慣れるしかない”と言われがちですが、車幅感覚を身につけたければ、ゆっくりと左いっぱいに車を寄せてみましょう。歩道側に車を寄せるとかね。寄せたときに、運転席からどういうふうに左の景色が見えるのかを、感覚で覚えましょう」
ゆっくりと左に寄せれば、万が一縁石などにぶつかっても車に損傷は少なそうです。急いで寄せるから、タイヤのホイールやバンパーが傷つくのです。
■4:センターラインを目安にする
「まっすぐ自分の車線を走っている限りにおいて、事故が起こる確率は低いものです。まっすぐ走るとき、なにを見ていますか? 見るべきはセンターラインです。センターラインって、道路を物理的に区切っている線というだけでなく、ドライバーが自分の車線をキープしたり、道路のカーブの状態を把握する目安として引かれている線なのです」
特に夜間や雨天時にセンターラインを目安に運転すると、運転しやすいかもしれませんね。
■5:隣を走っている車のサイドミラー、見ていますか?
「空気を読みながら運転するという、霞をつかむような言い方を、具体的に言い直すと、“隣を走っている車のサイドミラーを気にする”と言えるかもしれません。車線変更したがっているドライバーの顔がサイドミラーに映るからです」
なるほど。空気を読むというあいまいな表現の1つは“隣を走っている車のサイドミラーを気にする”ということなんですね。これなら、今日からあなたも実行できそうですよね。
■6:前を走っている車のルームミラーを見ちゃえ!
「ルームミラーは正しい角度にしておくと、後ろの車から前の車の運転者の顔が見えるようになっています。前を走っている車のルームミラーに、運転している人の顔が映っていないということは、その人は、後ろを見ていない可能性もあります。そういう車とは車間距離をあけて走りましょう」
5と同様に鏡(ミラー)って、いろんな情報を提供してくれるものなんですね。前の車のルームミラーに注意して運転してみましょう。
■7:死角は回避できる
「車のミラーには通常、死角があります。たとえば右の後ろを走っていた車が、急に右のドアミラーに映らなくなる瞬間。それはミラーの死角に車がいることを意味します。自分の車の左右にどんな車が走っているのか、絶えず気にしながら運転することです」
ペーパードライバーは、この死角が原因で事故を起こすことがあります。絶えず、周囲にどんな車が走っているのかを意識しましょう。
■8:狭い道では白線を信頼する
「どれだけ狭い道でも、たいていの道路には左右両方か、左右いずれかに白線を引いてくれています。狭い道で対向車を恐れてブレーキをよく踏む人は、白線に沿って運転してみてはいかがでしょうか?ゆっくり白線に沿って運転していれば、事故の確率は減ると思います」
白線に沿って運転しているかどうかは、ドアミラーで確認ができます。ドアミラーで確認しながら運転してみましょう。
■9:小さな交差点でも止まる
「住宅街など、対向車が少ない道路に入ると、ほっとするのか、小さな交差点で止まらない人もいると思います。幹線道路よりも、住宅街の道路のほうが、子どもの飛び出しなどがあって、危険だと思います。小さな交差点であっても、ちゃんと一時停止しましょう」
運転が達者そうに見える彼が、住宅街の小さな交差点で一時停止していないのであれば、それは運転が下手なのかもしれません。
■10:ハンドルを切ったら必ず、ハンドルを真直ぐな位置に戻す
「運転が下手な女性の特長として、たとえば車庫入れの時にハンドルのまっすぐな位置がわからなくなってパニックに陥るというケースがあるように思います。ハンドルは1つの点を軸にして円運動をしているので、切ったらそのぶんだけ元に戻すようにすれば、パニックにならないのではないでしょうか」
たしかにそのとおりですよね。永遠に右に行きたいとか左に行きたいというわけでもないでしょうから、ハンドルは切ったら、戻すようにしましょう。
■11:縦列駐車は延長線で確認を!
「縦列駐車のたびに、運転を代わって欲しいという女性がいます。たしかに慣れないと縦列駐車は10分がんばってもちゃんと駐車できないものです。
縦列駐車は、運転席から窓をあけて、目視をします。後ろに止まっている車の左のヘッドライトと自分の車の右のテールライトが一直線に結べるときに、ハンドルを戻すといいのです」
こういうことを、おそらく教習所で多くの人が教わったと思うのですが、やらないと忘れますよね。延長線、覚えておきましょう。
■12:ウインカーを出す前にまわりを確認する
「運転が下手な女性って、車線変更するときに、いきなりウインカーを出しますよね。そういう人は危険だから、こちらも入れてあげるのですが、自分の車が入れそうなスペースや、前後の車との距離感をミラーで確認してからウインカーを出しましょう。
ドアミラーに後ろの車がすっぽりとすべて映っているのを確認して、そののちにウインカーを出すのです。
混んでいる道路の場合、右に車線変更をしたいのであれば、右を走っている車と並走しながら、その後ろの車に対してウインカーを出すのです。気まぐれでウインカーを出さないでね」
都内など「ウインカーを出していれば、そのうち誰かが合流させてくれる」と思うかもしれませんが、急にウインカーを出されたら、後ろの車はすごく驚きます。ウインカーを出す前にまわりを確認しましょう。
また、コピーしただけの手抜きですが…
これで、私も運転が上達するに違いない!♪( ´▽`)
ツーリングでも、上手についていけるかな~?