2019年を締める最後のブログがこのタイトル。
356ネタが乏しかったこの12月。何をやっていたかと言うと足車のセレナのナビ取り付けを行っていたのです。(笑)
一応クルマネタなので異例ではありますが足車ネタをアップさせていただきます。アクセス数的にはいつもより高くなるのでは?との興味も有りつつ・・・
足車のセレナをC26から最新のC27へ乗り換えることになってしまったのは以前のブログで既報の通り。新車購入となれば一応カタログと睨めっこしてどのグレードにするか、オプションはどうするかを色々模索する訳です。
セレナで言えば、e-Power(常時モーター駆動+エンジンは発電専用のハイブリッド)にするかどうか?ハイウエウスター(エアスポ付きの一番人気仕様)にするかどうか?プロパイロット(自動運転)をつけるかどうか?をはじめその他もろもろ。
前回のC26の際は、最安グレードに最低限のオプション選択でしたが、結局今回もそんな感じに。でもモーター駆動の好奇心からe-Powerだけは選択してみました。
そんな訳なのでカーナビについては三十数万円もするメーカー純正の選択は有り得ず、後で社外品を装着することに。
しかし、これが結構大変なことになってしまったのです・・・・
まずセレナのインパネはこんな感じ。
写真は純正の10インチナビです。最近のトレンドで大画面です。
この大画面を想定したインパネに従来の7インチ(要は2DINサイズ)のナビは余りに寂しい。やはり9インチ以上の大画面はMUSTとしたいところ。
こちらがオーディオレス仕様のナビパネルです。7インチワイドナビ用の開口となっており7インチor7インチワイドの市販ナビであれば無加工で取り付け可能です。
しかし、2DINサイズ以上の大画面ナビとなると規格サイズではないので取り付けに際しては車種専用の化粧パネルが必要となるのです。
まあセレナと言えばメジャー車種なので問題ないでしょ。と、思いきや実はこの8月のマイナーチェンジでインパネのデザインが小変更されておりアルパインやパイオニアから発売されていたマイチェン前の専用社外ナビや社外9インチ用に市販されていた化粧パネルの使用が不可となっていたのです。さらには、マイチェン後既に4か月経った現時点でマイチェン後への適合品はどのメーカーからも未だ発売無しの状態であることが判明。
つまり現時点で、大画面ナビを装着するには、純正を選ぶかパナソニックのモニター別体式を選ぶしか無いのです。でも後者はやはり見栄えがスッキリしないので却下。
純正にしておけばよかったか?と若干後悔しつつも最終的にたどり着いた結論は、DIYパネル加工による9インチナビの取り付けでした。
DIY加工となった時点で、ナビ取り付け作業も全て自分でやらざるを得ず、機種選定に引き続き取り付け作業の段取りをネットでリサーチすることとなりました。(ここまでのリサーチ作業だけで2週間ほどを要す。)
選択した機種は、KENWOODの最上位機種であるMDV-M906HDLと言う9インチモデル。AMAZONで10万円でした。(他社の9インチ、10インチと比べると格安)
その他、配線キットや変換ケーブル、リヤカメラなどを購入。
期せずして工賃0円となったので、結局、純正ナビに対し20万円以上の費用削減となりました。
内装外しや配線作業の方法は、既に先人のみなさんのブログ等にアップされているので大変助かりました。(新しいクルマの内装外しは当方も初体験。配線含めいくつかの失敗がありましたがなんとか自力で解決できました)
で以下が今回のブログの本題です。
(私と同じ悩みを持つセレナオーナーの方々以外には全く必要のない情報なのでスルーしてください)
「C27セレナ マイチェン後にKENWOOD 9インチナビ(MDV-N906HDL)を取り付ける為のナビパネル加工マニュアル」
1. 純正オーディオレス仕様の前面パネルを以下の寸法でカットします。
※4辺のうち上辺の位置はカット無しのそのままでOK。(横幅拡大に伴う左右の延長カットのみ必要)
※横幅寸法は、ナビモニター部のサイズ+若干のクリアランスでOK
※縦寸法は、ナビ画面のオープン時の干渉を逃がす為、ナビモニター部のサイズより拡大した寸法が必要です。
※カットはマスキングテープで位置決め後、普通のカッターナイフで慎重に何度も切れ目を入れ、その後は切れ目に沿ってプラカッターで掘り進める。力を入れ過ぎずゆっくり慎重に!!
2.前面パネルのカット面は、白っぽくなっているので黒色にペイント。(僕はタミヤのペイントマーカーで塗りました。ペイントは省略してもそれほど目立たないかも)
2. 裏側パネルの干渉部をカット。
※金属性の補強バーは干渉するので取り外し。使用しません。
※カットは取り付け確認しながら現合で。最終的には以下の写真の状態までカットしました。前面パネルの開口サイズと同じ寸法では不十分でさらなる拡大が必要。
<加工前>
<加工後>
<加工後アップ>
3. ナビ取り付け用の左右金属ブラケットはオーディオレス純正装着のものをそのまま使用すればOK。穴位置変更等は無用。
4. ナビ取り付け時は、ナビ本体に対し、化粧パネルを斜めにくぐらせて合体させてから取り付け穴位置にセットの順序が必要です。(本来のナビ本体を取り付けてから、化粧パネルを取り付けの順序では干渉部が有り取りつかない)
<完成>
以上、DIYを考えているオーナーの方々の参考になれば幸いです。
誰にでもできるとは言いませんが、素人でも十分できる作業かと思います。
※ 大画面ナビのサイズに規格はありません。同じ9インチでも他機種の場合はサイズや位置関係が違う可能性がありますのでご注意下さい。