
東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになった方々のご冥福と、
行方不明の方々のご無事をお祈りするとともに、
被災なさった方々にお見舞い申し上げます。
先日来の報道に、すごい衝撃を受けブログをUPする気にはなれませんでした。
阪神淡路大震災の時以上に、
状況を鮮明に表現する「ハイビジョンカメラ」
瞬間を映像として記録する「定点監視システム」
情報や記録を個人単位で発信できる「インターネット」
科学、技術の進歩は淡々と現実を突きつけてきます。
それを受けた自分自身は、想像を超えた現実の状況にただ絶望しています。
自分たちが繁栄を享受している世界は、こんなにも脆い砂上の楼閣だったのかと・・・。
海辺の漁師町に生まれ育ち、原発銀座と呼ばれる地域から
直線距離で40km足らずのところに住んでいる私には他人事とは思えません。
皆さん、出来ることから始めましょう。
緊急車両を優先する為に、クルマの使用を控えましょう。
現地に応援に行けるスキルのある方に知り合いがいらっしゃれば
援助出来るものを託してください。
輸送手段が無いので物資は運べませんが、
せめてすぐに使えるようにしっかり整理して梱包しましょう。
私も自分の出来ることから始めたいと思います。
さて、画像の映画「アトミックカフェ」
冷戦時のアメリカが、核攻撃を受けた際の対応を
国民に伝えた映像を集めたものが主になっています。
政府いわく、「核攻撃を受けた時には、地面に伏せるか机の下に隠れなさい」
今の政府や東京電力の対応が、この作品とダブって仕方がありません。
そして、この作品の中には、米軍の訓練の映像が入っています。
核攻撃を受けた直後の地域を確保する訓練の為に核爆発を起こした中心地へ、
まっすぐな目をした若い兵士たちが、命令を受け塹壕から向かって行きます。
彼らはその後どうなったのでしょうか、作品はそれを伝えてはいません・・・。
地域住民の方々や自衛隊・消防の方々が、あの兵士達のようにならないことを信じてやみません。
最後に、福島第一第二原子力発電所でわが身を省みず頑張ってらっしゃる
東電の方々、
必死の救助活動を行なわれている消防、警察、自衛隊の方々のご無事をお祈りいたします。
Posted at 2011/03/13 08:48:55 | |
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