左側パワーウインドウレギュレーター取付・交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
私の車は元々手動窓の車でした。
ディーラーでは頼んでも電動化してくれませんし、カスタムショップで販売していたパワーウインドウキットは、スペースギアにはイマイチ合わないみたいで、取り付けても使い物になりませんでした。
できないはずがないと思い、事故車から左右のドアを取り、自分で回路を調べて電動化しました。
この記録は元々パワーウインドウのスペースギアに乗られている方の部品交換の参考と、デリカカーゴの手動窓でこれから電動化されたい方に参考になる様に記載しますが、あくまで参考用で、手順を間違えると大変なので、できればプロに任せて欲しいという記述です。
画質は悪いですが、ご容赦下さい。
内装の外し方は、お友達のなちぼんさんが丁寧に記載されておられますので省略致します。
http://minkara.carview.co.jp/userid/929242/car/768556/1394003/note.aspx
それでは、画像を見て下さい。
これは左側のレギュレーターで矢印はボルトで固定する箇所です。
モーター周りに4箇所と、小さいスライドする金具2箇所がドアフレームに固定する箇所になります。
矢印はありませんが、大きいスライドする金具にボルト2本で窓ガラスを固定します。
この面がドアの内側に付きます。
中古部品の場合、まずはじめに可動箇所にグリスを塗って下さい。
スプレー式や乾燥する物ではなく、チューブなどに入った物が長持ちするので良いです。
私は、ホームセンターに売っていたグリスガン用の芋虫みたいなチューブに入った500gで88円のグリスを使いました。
2
2枚目の画像です。
矢印は電動レギュレーターを取付しているボルトです。
手動レギュレーターの場合は取付位置が異なります。
手動→電動にされる方は使用する穴の箇所が変わります。
私は電動化した後、不要になったボルト穴をアルミテープで塞いでいます。
ここで気が付いた方もおられると思いますが、スイッチパネルを固定するU字型の金具の取付位置が、手動と電動では違います。
手動→電動にされる方は、
2箇所ある樹脂のネジ受けのうち、車体後方側の物を外して、車体前方側の樹脂のネジ受けよりも更に車体先方にある四角い穴に取り付けし、U字型の金具を移動します。
この画像はU時型の金具を外して撮影しています。
ガラスに緑色のテープが貼ってありますが、これは後工程で説明します。
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ここから具体的なやり方です。
手順は以下のとうりです。
①窓ガラスを適度な位置まで動かす。
②ガラスを固定しているネジ2本を外す。
③ガラスを手で上に上げ、固定する。
④レギュレーターを固定しているボルトを外して交換。
⑤レギュレーターを適度な位置まで動かす。
⑥窓ガラスを適度な位置まで動かす。
⑦窓ガラスをネジ2本で固定する。
はい、全然分かりませんね。
適度な位置とはなんぞやといいますと…
3枚目の画像はスピーカーを外したところです。
元々スピーカーが付いていない車は、この白い樹脂のパーツもなく鉄板だけです。
この穴から、窓ガラスを固定するボルトが見える位置が適度な位置です。
画像の矢印の様に、ガラスを固定するボルトが見える高さがあります。
電動レギュレーターを交換する方は、スイッチパネルを仮配線して高さを調整します。
手動レギュレーターの方は、内装を外した時に一緒にはずしたハンドルを使って高さを調整します。
ガラスを固定するボルトは左右にあります。
右側はこの場所で、左側はとなりの大きなサービスホールから外せます。
次の画像を参考にして下さい。
ボルトが外せたら、窓ガラスを上に上げ、テープで固定します。
この上の画像はガラスを仮固定した時の物です。
かなり適当にテープで固定して大丈夫そうに見えますが、画像は仮固定程度で、もっとしっかり固定してから作業します。
作業中にガラスが落下した場合、ケガの恐れがあります。
自己判断できるプロの方以外は、ガラスが見えなくなるくらいの勢いでやって欲しいです。
私は、他の車で痛い目にあった事があります。
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画像はこれで最後です。
これはサービスホールから窓ガラスを固定している左側のボルトを写しています。
窓ガラスを固定しているのは、ボルト2本だけです。
ボルトをはずすとガラスは手で上に上げる事ができます。
しっかりテープで固定して下さい。
六角ボルトを6本はずせば、レギュレーターが外れます。
(手動レギュレーターはボルトの数が違う場合があります。)
交換したレギュレーターを固定する時は、モーター付近の小判型の穴の部分からボルトを取付て下さい。
先にモーターを4箇所ボルトで固定してから、スライドする小さい金具を固定します。
あとはレギュレータをガラスを外した位置まで動かして、ガラスを固定すれば完了です。
※ここからは手動→電動にされる方だけ読んで下さい。
○ボルトの取付位置やボルトの数が変わる場合があります。
○ボルトは10のソケットが入るので、多分M6だと思います。
足りない場合はホームセンター等で調達して下さい。
焼入れしてない安物のネジで大丈夫ですが、長さは10mmまでの物にしないと、干渉の恐れがあります。
取付箇所は画像を参考にして下さい。
○まだ配線していない状態の車では最後のレギュレーターを動かす作業を工夫して取付します。
ただしこの方法では、リミットスイッチが作動しませんので、本来の上限や下限の位置を越えて動作させた場合、リミットスイッチを破損する可能性があります。
レギュレーターのモーター部分から2本線が出ています。
それぞれにバッテリーから+と-の配線をつなぐ事で、動きます。
電極を反対につなぐと逆回転します。
これにより、レギュレーターを思った位置まで動かす事はできます。
ちょっとやりにくいですが…
また、この方法で仮配線をする場合は、0.75m㎡以上の断面積がある電線を使用して下さい。
本設用には断面積2m㎡の電線を電源として使用して下さい。
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