
はじめに。
今回のブログ内容はヘビーです(--;)
読んでくれるならうれしいですが。
ブログでもちょいちょい紹介していた我が家のアイドルそらが本日30日に天国に行きました。
年齢はわずか6才10か月。早すぎです。犬の寿命を考えれば折り返しに差し掛かったところだったのに。
事の始まりは今年7月頃。
水を飲む量が異常に多く、トイレの回数も多かった。
今までは決まった場所で用を足していたのに、廊下や寝室、所構わずオシッコをしてました。
最初は僕の嫁(同居なので)が気に食わず「イタズラしていたのかな?」程度にしか思っていませんでした。でも、次第に体に異変が起きてました。一番大きかったのはイスやベッドの上に飛び乗れなくなってました。あとは、よく寝るようになってました。
食欲は旺盛!散歩も、仕事から帰ってくると「連れて行け!」と言わんばかりに吠えまくり暴れまくり。
だから、一過性のものだと思い込んでました。
8月中頃になっても上記のとおりだったので、一度病院に連れて行くことになりました。
いつもの掛かり付けの病院に行き症状を話す。念のため血液検査をしてみることに。
結果は、それほど異常なものがないとのこと。ただ、「肝臓の数値が少し高いから薬で様子をみて後日、再検査しよう。」ということになりました。
9月中頃~下旬。
同じ病院へ。再び血液検査。
結果は前回よりも肝臓の数値は酷くなっている(しかし、見た目は元気)。
改めて、違う薬で様子見。
(この時、違う病院を選択していれば・・・。)
10月中頃。
明らかに、ぐったりしている時間が長くなっていた。
ご飯も残すようになっていた。
ふと、そらに目をやると今にも死にそうな感じだし、元気がかなりない。
「こりゃ、いかん!」という事で、違う病院に行ってみることに。
そこでは、血液検査の他に、レントゲン、超音波(エコー?)をしてもらった。
結果、肝臓の数値が異常に高いとの事。しかし、レントゲン・エコーではそれ以外の異常がないと言われた。
しかし、「肝臓の数値が問題だ」と言われ、「即、入院をさせてください!」と言われた。
処置方法は、24時間の点滴と薬の投薬。期間は1週間。
正直、はじめての入院。初めて、そらと離れて暮らす事に不安を抱きながらも「そらの為!」と言い聞かせ、1週間預けました。
・・・が、面会に行ってもぐったり、ご飯も食べてないとの事。
そして、約束の1週間後(10月下旬)。
家族会議では「良くなっていなくても、まずは返してもらおう」ということになりました。
迎えに行くと、獣医師さんに抱かれて可愛くコチラを見ている見慣れた可愛い顔がお出迎え(*^_^*)
先生の話を聞くと「肝臓の数値は大分良くなりました。しかし、ご飯はあまり食べないんですよ。」
と一言。
入院前は4.3kgぐらいだったのが、3.8kgぐらいになってました。
「慣れない病院での入院生活のせいだと思います。ウチならきっと食べてくれますよ。」と言い、通院に切り替え。
久しぶりの我が家へ凱旋♪
初めてウチに連れ帰った時みたいな気分でした。
しかし、ウチでもご飯は全く食べない。どんどん小さくなっていく。
(この時点で「命が危ない!」と思いたくもないことを思うようになっていきました)
そんな中、弟がネットで「大型の病院があるみたい!大学病院だって!そういう所なら治せるんじゃない!?」と提案してくれたので、さっそくTEL!
でも、紹介状が必要との事なので、最初に入院させた病院へ書いてもらうように指示。
入院させてた病院側も「数値的には、ご飯を食べられない数値じゃないんですが・・・。他にも原因があるのかもしれない。」と一言。
(正直「何それ!?」という思いでした。
訳もわからず入院させてたって事?って思いましたが、言ってても仕方がありません。)
最初にお願いした大学病院は6日後の予約が取れたとの事。
しかし、それまで、そらは持たないと思い、違う病院を紹介してもらいました。
そっちは、翌日に来てくださいとのこと。
朝一番で向かいました。
病院に連れて行く朝、久しぶりに自分で歩いたり、小走りをするような素振りをしてくれたり、階段を上りたそうにしていたりと、ここ数日で一番調子が良さそうだった事に「これは回復するな」と淡い期待を寄せていました。
病院は、横浜市の隣にある川崎市の病院。
「最新医療も導入しているようだし、獣医もレベルが高そう!ここなら!」と思ってました。
先生と話した結果、まずは検査。
朝10時くらいに着いたが、帰ったのは16時ぐらい。
長い。
検査結果からいくと、
1.肝臓の数値が異常に高いが、機能はしている。
2.すい臓が少し弱っている。
3.副腎が異常
との事。1番は副腎だと思うと一言。
どうも、「ホルモンバランスが崩れて、その結果、すい臓・肝臓にまで連動して悪くなっている。」
みたい。
そこで、言われたのが「即入院。」
「ここなら、任せられる!」と思い、承諾。
この出来事は今月28日(金)。
翌29日(土)の夕方、病院からTELが。
「そらちゃんの具合が良くない。出来れば家族の方に来てほしい」と言われる。
いてもたってもいられず、仕事を放棄。父と弟の3人で病院へ。
行くと、苦しそうに痙攣を起こしているソラがそこに居た。
話し合った末、薬でまずは落ち着かせ(量が多いと心停止する可能性があるような薬。)、様子見。
この時点で、家族会議。内容は、
1.可能性は低いが、処置を続けるか。
2・安楽死させてあげるか。
でした。
父と自分は安楽死。弟は治療。
1時間経過しても答えでず。
ここで一旦、そらの様子を見に。
すると、さっきまで苦しんでいた子が落ち着いている。
「そら!そら!」
と呼ぶと反応してくれた。
(このとき、3人の中で治療をしてもらうことにしました。)
そして、運命の今日30日。
朝6:49分に病院よりTEL。
「脈が非常に弱いので大至急きてくれ!」との事。
家族全員を起こし急行。
着くと、心臓マッサージを受けている愛犬の姿。もう心臓は止まっているとの事でした。
先生にお願いして止めてもらい、最後を看取ってあげました。
それから、数時間後、2日ぶりの我が家へ。
「このままだと可哀相だから」と、火葬の手配。
身体がすっぽり入る段ボールにお気に入りのクッションを敷く。そらをその上に寝かせてあげて、お気に入りのおもちゃ、おかし、花を敷き詰めてあげました。
そして、最期のお別れまで、ず~っと体や頭を撫でてあげてました。
最後は自分と弟の2人で骨を拾ってあげました。
今回のそらの事は、正直、飼い主である自分のせいだと思っています。
もっと事の重大性に気付いてあげられたら。今、思い返せば、すべての行動が裏目裏目に出ていたと思うし。
(いくら悔やんでも、そらは戻ってきませんが。)
そらの死は当分引きずりそう。立ち直るのにも時間がかかりそうな僕です。
(この1か月は上記の通り、自分にとってはキツイ期間になっていました。)
最後に、ワンコやニャンコと生活している人、また、ペットと呼ばれる生き物と一緒に暮らしている人に伝えたいことがあります。
もし、その子達に異常や変化があったらスグに病院に行ってあげてください。また、改善されなければ違う病院に行ってあげてください。
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今回のブログはわざわざ投稿する必要がないかもしれませんが、今日という、そらの命日を忘れたくない、いつまでも思い出せるようにとあげました。
ここまで読んでくれた人。ありがとうございます。