2011年03月31日
本日 東電会長が事故後初めて記者会見し,福島原発第一#1,#2,#3,#4は廃止(廃炉)の
見込みと遅ればせながら認めました。
東電の自社対応の限界を認めた瞬間でもありましたが事故後19日目は余りにも遅いし,
東電の社長はその間何をやっていたのでしょうか ?
購買部門出身で原発技術はわからない人間が社長を勤めていたようですが最高責任者が
この期に及んで体調不良で入院とは軟弱すぎます。
さて本題は本日TV朝日で放映された「ワイド・スクランブル」で汚染水の処理に関し三人の
下記識者による議論が展開されました。
諸葛 宗男氏 東大公共政策大学院 特任教授
中島 健 氏 ...京大大学院 原子核工学専攻
武田 邦彦氏 中部大学 総合工学研究所 教授
1. 汚染水処理
武田氏の100mx100mx 2m プ-ルを敷地内に設け,水分揮発後残った放射性物質を
ドラム缶1缶に収納し,青森六ヶ所村で再処理させる案が最も現実性有りと感じました。
又布で施設を覆う案についても他氏の不勉強な発言あり,相対的にポイント大でした。
2. 放射線量安全規定見直し
武田氏以外の某氏の発言: 規定見直し賛成
40年前は今より安全規定値は1,000倍以上緩やかであり,その当時生活者達が現在健康
だから規定見直しはやむなし。
武田氏 発言 :規定見直し反対
a. 現行規定は暫定とはいえ国際標準に準拠した値であり,見直しにより日本への信頼性低下
b.海外からの不信を増幅し,食品の輸入停止等につながる危険大。
これも他氏の非論理的な発言に対し,武田氏の発言により説得力がありました。
彼の当日のkey messageは福島県民に対し当事者の政府,東電責任者から,もう原発収集対策は
限界であり,周辺土壌は程度の差こそあれ汚染されて再生は困難。充分な保障をするので
これからの生活再設計を考えてほしい、と明言すべきとの主張でした。
又,これも武田氏の主張ですが今回の津波事故による監督責任は原子力安全委員会であり、
経済産業省等から独立した中立的な立場で、国による安全規制の基本的な考え方を決定し
行政機関ならびに事業者を指導する役割を担っています。 換言すれば福島原発第一の立地を
承認した機関であり,その責任者がなぜ未だに記者会見に現れないのでしょうか ?
今回の津波事故は政府、原子力安全委員会、東京電力による人災と思えて仕方ありません。
もうきれいごとを言って取り繕う時期は過ぎており,不幸な事ですが真実をありのまままに伝えて
上記関係者が責任をとる姿勢が必要と思います。
Toshi
Posted at 2011/03/31 02:16:00 | |
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2011年03月28日
原発事故の本題から少し外れますがここ数日のマスコミ報道が余りにも偏り、かつ
当事者、及び取材者自身無知と思われる部分が目立つ為、苦言を呈します。
1. 原発放射線量が100,000倍とか浄水場での検出量が1万倍とか単位表示の無い
倍数での報道が無意味である事の無自覚さ。
a. xx 倍とはあくまである値(基準値)に対して用いるものであり,その基準値が示されないままの
報道はいたずらに不安を煽るだけでナンセンス。
ましてや安全性を論じるならば, xxx u sV, 又は yyy msVなど単位表示の実測値で示すべき。
b. 又放射線量を示す値も単位の統一をすべし。
ちなみに ミリ (m)は 10-3 [10マイナス3乗] = 1/103 = 1/1,000
... マイクロ (u) は 10-6 [10 マイナス6乗] = 1/106 = 1/1,000,000
従って, 1,000 usV = 1msV
... ..... 1,000 msV = 1 sV
昨日の新聞報道で1,000 ミリsV とは 1 sVであり安全領域を越えつつある数値として極めて
危険といえます。 今後,News等で報道の際は usVかmsVで統一して報道すべきと思います。
私の昔の体験例で恐縮ですがPCB(ポリ塩化ビフェニ-ル)安全性の書類提出が必要となり
さる分析機関にPCB付着したであろうサンプルを提出,分析調査を依頼しました。
同PCBにおける暫定的人体摂取許容量として 5 ug/Kg/Dayが用いられ,,体重70 Kgの成人男子
では 350 ug/Dayとなり, 分析結果の約0.1 ug/Dayは十二分に安全と確認されました。
[ 我が国の環境基準: 昭和47年 厚生労働省環境衛生局通知による]
上記報道の場合、明示すべきはまず公的安全基準値であり,次に信頼できる実際の測定値の
二つが整って始めて人々が納得し,安心できるものと考えます。
マスコミ、或いは報道に携わる方々にはもう少し理工系の知識を持ち,かつ現場の実態を
理解した人間をあてるべきでは ?
Toshi
Posted at 2011/03/28 22:04:15 | |
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2011年03月26日
一行以下訂正させて下さい。
私案 :
3 発電方式は火力/水力と空冷式原発の組合せとする。
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Toshi
Posted at 2011/03/26 16:34:30 | |
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2011年03月26日
今朝 26日の読売新聞で今後のエネルギ-対策記事が掲載されています。
主旨は原発継続利用か、非原発か、と2者択一的な記述であり、
筆頭となる代替電力源としては火力発電が上げられるものの原油やLNG(液化天然ガス)など
海外資源依存が高く政治リスク、地形的リスク、何より自国でのエネルギ-安全保障の
視点から恒久対策にはなりえず、前回記述したように「原発利用」との折り合いをどのように
つけていくかが、焦点となりそうです。
* 国内発電量の現状 (10電力会社URLからのデ-タを抜粋)
総発電量(万KW) / 原発発電量 / 原発依存率 (%)
東日本 50 Hz Group [電源周波数]
A. 北海道電力 741 / 207 / 27.9
B. 東北電力 1,839 / 327 / 17.8
C. 東京電力 6,219 / 1,732 / 27.9
西日本 60 Hz Group
D. 中部電力 3,300 / 500 / 15.2
E. 北陸電力 820 / 190 / 23.2
F. 関西電力 3,544 / 976 / 27.5
G. 中国電力 1,221 / 128 / 10.5
H. 四国電力 697 / 202 / 29.0
I.. 九州電力 1,933 / 526 / 27.2
J. 沖縄電力 191 / 0 / 0.0
東日本計 (A+B+C) 8,799 万KW / 2,266 万KW / 25.8 % / 50 Hz
西日本計 (D-J) 11,706 万KW / 2,522 万KW / 21.5 % / 60 Hz
日本 計 20,506 万KW / 4,788 万KW / 23.4 %
この夏首都圏のピ-ク時電力不足予測は 1,500 万KW と全体(6,000万KW)の25% であり
これは福島原発第一と第二の計 910万KWの稼働停止が大きく影響しています。
海外エネルギ-に頼らない現実的対策は上記電力会社のどこからどのように供給させるか
ですが同じ50Hz Groupの北海道電力か,東北電力しか候補はありません。
(60Hz → 50Hz変換は技術的制約から大規模電力供給は無理です。)
北海道からは海を隔てた地形的ハンディから困難,消去法で東北電力となります。
私案:
1. 2011'夏以降の暫定対策として,既存火力/水力発電所の再稼働,及び停止中の
福島第二#1,#2,#3,#4 計440万KWを条件付きで再稼働させる。
[その条件には津波対策と地域住民の安全策が充分盛り込まれる事。]
福島第二は第一より5m以上高い設置の為,今回の津波(計15m以上)が避けられた事実。
2. 政府政令を発令し,首都圏での電力使用制限を徹底する。目標 30% off
3. 東北電力/東京電力合同で設備投資し,プラス2,000万KW程度の電力を首都圏に供給すべく
2016年完成を目指し直ちに実行する。発電方式は火力/水力と水冷式原発の組合せとする。
Toshi
Posted at 2011/03/26 11:42:52 | |
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2011年03月22日
久々に原発の話題でなくTVネタです。
昨年放映終了した 「刑事Nash Bridges」が昨日から再開されました。
AXi TV (CATV) 2:00 pm 月曜-金曜
全130話(Series 1-6)の最初からOn Airされています。
このドラマが好きなのは登場人物のキャラクタ設定の巧みさもさることながら
主人公が完全無欠のス-パ-マンでなく離婚2回を重ねながらも
別れた奥さんたちとは仲良く友達付合いし,最初の奥さんの間に生まれた娘は
時々彼の住まいに泊まりに来たりと日本ならジメジメする展開も明るくサラッと流し
仕事場の同僚達ともプライベ-トも全てオ-プンで接しているところに親近感を覚えます。
主人公のDon Johnsonも私生活では数回の離婚経験者とか・・・
(今日のシ-ンで吹き出したのは仕事場の警察署で前妻からの電話を取次いだ女性が
女性 「Nash,前の奥さんから電話よ、何番につなぐ ?」
Nash 「一番目(の奥さん) ?,二番目 ? 」
女性 「一番目, 3番よ」 のやりとりでした。
被災された方々の状況を考えると不謹慎の声も出そうですが、でも我々が普段の生活
スタイルを取戻し、経済活動を元に戻す事もまわりまわって間接的な支援になるのでは、
と考え始めています。 (まずは最近通いだした整骨院で募金しておきました。)
Toshi
Posted at 2011/03/22 18:18:17 | |
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