暑かったり、天気が悪かったりで行きそびれていたけれど、最終日になってしまったので。中央道で甲府昭和IC、降りて国道20号を跨ぐアルプス道路に、カメラにメモリーカードを入れ忘れたので何処か電気屋と思ったけど、アルプス通りに入ったらすぐにハードオフがあったので入手。
勝沼を過ぎてから雲に隠れた南アルプスを撮ろうと思ったら「ピッ」という音が聞こえずシャッター音も聞こえない。走行中はカメラを見ずにあてずっぽうでシャッターを押しているので様子が判らないので釈迦堂PAに入って確認したらメモリー入れ忘れ。
文学館、
開館30周年記念特別展『山と水の文学』、日曜日なので来館者の方が多いと思ったけど以外に少なく時として誰もいない時間帯もあった。山梨県に関連した文学と山そして水がテーマという事で草稿や色紙・書簡等々の展示。
「美ヶ原溶岩台地」などの山の詩・散文等を書いた
尾崎喜八、芥川の槍ケ岳登山ノート、田部重治、深田久弥、小暮理太郎、幸い閑散としていたのでゆっくりと見る事が出来た。小島烏水氏が山岳会誌「白鵬」の創刊に寄せた寄稿文に「山岳会の仕事は創作にある」という一文があったけど、登山そのものが小説等で言う狭義の創作では無く、広義の創作と。
中央線の富士見駅近くにある「
富士見町高原のミュージアム」、尾崎喜八らの資料がありますよね。このミュージアムのすぐ近くの富士見高原病院、堀辰雄が療養し「風立ちぬ」が生まれましたよね。(誰かが堀越二郎とごちゃまぜにしてしまったけど)
秩父の山々を愛した小暮理太郎、彼が田部重治にあてた書簡の中に「6月、笛吹川を訪れたところ伐採や倒木で風景が変わってしまっていた」と嘆いた文があった。他でも書いたけど、東京都と山梨県の県境にある奥多摩の三頭山(周遊道路のそば)を沢を詰めてから稜線に飛び出た時、山梨県側の原生林が全て伐採されていた事に驚いたけど、昔からなんですね。
図録を買おうと思ってミュージアムショップに行ったら「今回はありません」と。残念。
帰路は柳沢峠を越えて。
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山梨県立文学館。日曜日なのに閑散、駐車場は結構一杯なので皆さん美術館?
お昼は美術館にあるレストランで。
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帰路、柳沢峠へ。ナビに「柳沢峠」としたらルートが遠回り?いつもは無視して走っているけど今日は指示通りに走ったら勝沼ICのすぐそばまで連れていかれ、そこから411でした。
甲府市内、天気良好。
大菩薩ラインを登る。
柳沢峠のトンネルは随分とできてきた。
柳沢峠を越えて。
落合橋。
大麦代に到着、三時おやつはアイス。
奥多摩駅に向かって下山。
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男声合唱組曲『尾崎喜八の詩から』より「冬野」 立教大学グリークラブ/64回六連
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2019/08/26 10:50:00