セローのセルモーターも交換

この前インプレッサのセルモーターを交換したので、次はセロー様。

走行距離的には大したことないですが、2008年製なので11年落ち・・・。

キックのないオフ車なので山中でセル死亡とか起こると本気で死ねますので、予防保全で新品に交換しました。

整備手帳：セロー セルモーター交換　～①
　　　　　　　セロー セルモーター交換　～②

外し方は整備手帳参照で。。。






新旧セルモーター比較。

新品は品番がペイントされている・・・と思って良く見たら、古いほうは消えた跡があった。

そして更に良く見たら、これ品番じゃなくね・・・？？

→品番：3C5-81890-00

モーターに書いてある3C500822Pってなんだろうか。(しかも22だけちょっと小さい)

ま、いいや。

そういやプラス配線を繋ぐ所が角→丸になってますね。超どうでもいい(笑)





セルモーターから、フライホイールへと動力を伝える減速ギア。

インプレッサのセルは遊星歯車機構で減速する構造でしたが、セローはこんな単純な減速構造です。




車では見ない部品。カムチェーンテンショナー。

車はタイミングベルト(タイミングチェーン)でオイルポンプやカム動作とかをさせていますが、セローはカムチェーンというカム専用のチェーンがあります。

まぁ、カム以外に動かすものがないだけですが(笑)

そのカムチェーンをカムチェーンガイドを介してカムチェーンテンショナーで押しつけてやり、チェーンの張りを調整してます。

セルの取り外しに邪魔なので外しましたけど、基本的にはそうそう触らない部品ですね。
※必要に応じて張り具合を調整出来る構造になってます。





ヤマハに丁度良い図があった。カムチェーンってこんなの。

このチェーンの張り調整用です。





新しくなったセルモーター様。あんまり目立たないけど(爆)

始動テストで元気良く作動確認。これであと十年持つでしょう。

キックがないＦＩセローにとってはセルモ－ターはエンジン始動の生命線ですので、常に元気で居て貰わねばなりません。

舗装路ならともかく、山の中で押しがけできるとは限りませんからね・・・。

そういやバッテリーも5年使ってるなぁ・・・・・・そろそろかな。(2014年1月～)




さて、セルモーター交換のブログのつもりが、いつの間にか大部分がカムチェーンの話になってたというオチ・・・。