
LS7のカット図を見ていて思いましたが・・・
OHVの弱点は、プッシュロッド分の慣性重量があって高回転に向かないことと言われてきましたが、市販車レベルのうん千回転くらいじゃ全然関係ないかも知れません。
この断面図をぼーっとながめてるだけでも、プッシュロッドとかのムービングパーツ部分がそんなに高回転化に不利な様には見えませんもんね。
昔のロングストロークのOHVなら、確かに長いプッシュロッドをガッコンガッコン下から押し上げてたわけですから、いかにも高回転は無理そうでしたが、LS7のプッシュロッドって短くて軽そうですもん。
ホンダⅤ-TECとかもそうですが、最近のDOHCはほとんどがカムがバルブを直押しするんじゃなくて、燃焼室のコンパクト化と狭いバルブ挟み角を達成する為にカムとバルブの間にアームがありますし、結局ムービングパーツが増えてますからね。
MOTO・GPやF1エンジンは2万回転近く回すわけですから、さすがにOHVはあり得ないでしょうが、アルミやチタンを多用した現在のエンジンじゃ回転慣性という意味ではOHVが弊害になっているようにはどうも思えません。
それよりやっぱり、OHVは4バルブ化が難しいということが問題なんでしょうかね。
断面図とか見てても、もう1本プッシュロッドを通すスペースってないですから。
だから2バルブをふたつ行儀良く並べるしかありません。
ほんと燃焼室の形は悪いですねえ。半円形にはなってないし、クロスフローにもなってない。
燃焼ガスの流れは悪そうです。
だからこりゃやっぱり効率悪いですよ。その効率の悪いところを排気量でカバーしてるんでしょうね。
ピストンヘッドのバルブの逃げ加工も右用左用が共用だから笑ってしまいます。
このへん、隙があってゆるいですね。
結局こう言うとこ追及しまくると高いエンジンになってしましますから、それはそれでいいんですけど。
ワタシは、この辺のバランスって大好きです。
限られたサイズと重量の中で目標馬力をいかに低コストで達成させるか?って言う意味では究極のエンジンだと思います。
Posted at 2010/08/06 14:45:27 | |
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