イタフラは壊れるとか、信頼性が低いとか、実際はどうなのか。
DIYしていて気づいたことを思い出してみます。
1、ドレンプラグが無い!
ふつう、クーラント交換時にはラジエータ周辺にドレンプラグがあって、そこからクーラントを抜けるようになっている・・・はず。日本車は基本的にそうだろうし、BMW E46 318などはご丁寧にラジエータ横に2つもドレンプラグを持っていたりする。
んが、ルーテシア2(たぶん初代カングーも)にはドレンプラグが無い!
ではどうするか?答えは簡単。ラジエータに連結されているクーラントホース(下側)を引っこ抜けばクーラントが抜けるでしょ?ということらしい。
しかも、困ったことにホースを留めているホースバンドがバネ式で恐ろしく硬い。
(写真真ん中がバネ式、右側がネジ式)
さらに、ホースに素手でアクセス出来ない!小窓から工具を突っ込んで、ホースバンドを外す必要がある。拳は確か入らなかったと思う。ウオーターポンププライヤーも無理。ロングノーズプライヤーで格闘することに。でも、硬いのでプライヤーの先端がしなってしまう・・・・。硬すぎて再装着は不可能に近い。幸い、Dのメカさんがこうなることを予測して、ネジで締め上げるタイプのホースバンドをプレゼントしてくれたので、再装着時にはそれに換装、事なきを得たが・・・。
でも、初期装着のバネ式ホースバンドも、アフターパーツのネジ式ホースバンドもルノー純正だったり・・・。だったら最初からネジ式を付けとけよ!と思ったのでした。
2、ブレーキの形状が違う
例えばBMWの場合、ほとんどのグレードではブレーキユニットはATEで統一されている。E30の時代から基本的な形状は変わらない。
ルーテシア2の場合、なぜかブレーキ形状が2つある。LUCASとBOSCH(だったかな?)がユニットを納入しているからだ。相互に互換性は無い。パッドも違うし、構成するパーツも違う。装着方法も違う。
しかも、困ったことに2種類のうちどちらが装着されているか、車の製造番号からは分からないらしい(!) ではどうするか? 実際にホイールを外して確認するしかない(笑)さらに、前がLUCAS 後ろがBOSCHとか、その逆とか・・・そういう構成になる可能性もあるらしい(我が家は前後ともLUCASだったけど)。
これはもう・・・素直に呆れた。
日本人なら1グレードに1種類のブレーキユニットで統一するだろう。そちらのほうが効率的だから。でも、ルノーの場合、同じグレードでも2種類のうちどちらが付いてくるか分からないという・・・。謎過ぎる。
これ以上のことは分からないけれど、どうやって製造しているのか気になってくる。
工場ごとに納入ブレーキが違うのか、それとも手元にあるパーツを適当に組みつけているだけなのか・・・。どちらにしても1種類に統一したほうが効率良いと思うんだけどなー。
最新世代のルノーはもうちょっと合理的になっているかも?あくまで98年デビューのルーテシア2の話です。
また思い出したら書いてみます。
Posted at 2012/01/22 13:34:05 | |
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ルノーにまつわるお話 | 日記