
出張から帰ってきたので
多賀城の実家の片付けと部屋の状態を見に行ってきました。
親は避難所生活中なのですが
3週間振りに行った避難所は以前のピリピリした雰囲気から
大分落ち着いた雰囲気になっていました。
また自販機メーカーの提供でコーヒーや緑茶やスープが無料で提供
されていました。
カップには励ましのメッセージが印刷されています。
皆で使える電子レンジも設置れ、おにぎりやパンを温められるようになりました。
親からは毎日パンとおにぎりのローテーションで飽きてきたと言っていましたが
たまに炊出しで色々な物が出てくるようになったみたいです。
ちなみに今日はこんなです。
モスバーガーまで出てくるとは、恐れ入りました。
映像はありませんが、ハンバーガーはハンバーグとケチャップの野菜の入っていない
シンプルな物で、コロッケもセットで配給されました。
初めて食べる種類のモスバーガーでしたがコロッケと合わせて美味しくいただきました。
部屋の片付けをしてきましたが、内装も一部補修が終わっていました
しかし、部屋に入ると独特の臭いがします。
聞いた所、床下の泥は撤去せずに畳の替わりにフローリングに張り替えたそうで
元々フローリングのリビングはまだ泥が残っています。
消毒&ルームクリーニングをしないと寝泊りは無理な状態でした。
しかし、こ補修具合と家賃が丸々引き落とされた事といい、大家さんの対応には正直がっかりしました。
早く仮設住宅に移る他無いようです。
片付けを終えて、避難所へ戻ると晩御飯の配給時間でした。
今夜は韓国からの配給で焼肉と餅と海苔の入ったスープとキムチです!
味付けも日本向けに辛くなく丁度良い感じでビールが欲しくなりました。
食べかけで撮影していない事を思い出し、あわてて撮影(苦笑)
この後、久々に行きつけの床屋に行ったのですが、店舗の外壁が崩れていて
店は隣の建物に移動して営業していました。
お互い無事を喜びながら、震災後の今日までの生活振りを話しながらすっきりできました。
自宅で避難生活をしていた床屋さんに避難所の生活を話すと、食事等の配給の良さに
驚いていました。
自宅に非難している方々には避難所に取りに行かないと配給は受けられないそうで
各地の自宅避難者の方々も同様の事が問題になっているのを良く見かけます。
ともあれ、多賀城はライフラインも復旧し買い物も普通に近くできるようになっていました。
海沿いの被災地はまだまだ大変な所が多いと思いますが、少しずつ復旧して来ているようです。
Posted at 2011/05/15 10:05:47 | |
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