昨日&今日と、雨は降らない天気なのですけど、暑いですね~
暑さに弱いワタシVectorちよは、すでにバテ気味です
昨日はVectorR&Dは定休日だったので、日本海まで釣りをしに行ってきましたよ
仕事とお休みのオン/オフの切り替えを上手にして、また1週間ピリリとガンバッていきたいですね

先日、Vectorミワが、NA6ロードスターのカム交換、そしてバルブタイミング(バルタイ)調整を行っていましたよ
なかなかこれが奥深い調整です
またまた無知なワタシは、一生懸命に【バルタイ調整】についてお勉強してみました

******
バルブ・タイミングの調整/確認はエンジンを作るうえで欠かすことのできない大事な工程でもあり・・・バルブ・タイミングはスライド・カムプーリーや純正プーリー加工などで調整しますが、その際にバルタイを【進める/遅らす】などと表現します。
DOHC型(ダブル・カムシャフト)の機構の場合、クランク・シャフトとカムシャフト(IN/EX)はタイミングベルトで連動します。
タイミングベルトを10万キロ程度で交換推奨しているのはこのためで、ベルトが切れたりコマ飛びが起こると、クランク・シャフトとカムシャフトの位置関係が崩れ、エンジンは停止し、場合によってはピストンがバルブをヒットする重大なダメージに繋がるからです。
バルブ・タイミングと言う言葉は良く聞く言葉ですが、簡単に言えばピストンの位置に対して、どのタイミングでバルブを開け閉めするか、その位置状態を表すものです
同一カム角であれば、バルタイを変化させても、バルブを開く時間は同じです。
その時間をどのタイミグで作動させるかはスライドカムプーリー(スプロケット)などを使って調整するのです
チューニングパーツであるスライドカムプーリーと呼ばれるパーツを購入、装着することによりバルブタイミング調整が出来、その影響でオーバーラップも変化するが、開弁時間までは調整できないので、吸排気効率の上がったエンジンに対し充填効率を上げるには、カムプロフィール自体の変更が必要となる。
******
とあるわけですが、カムを交換するのでバルタイ調整を・・・という順番なコトが、1番よくあるパターンになるわけですね
ワタシもEF9シビック号で、カムを社外品に交換した際、同じようにバルタイ調整をしてもらいました
↑これが、元の状態のタペットカバーを外した状態です
純正カムなのですが、これを外して、社外品の、純正より少しハイカムな物に交換です
↑カムを交換しました
今は東名パワードさんから発売されているセッティング不要な「ポンカム」などがあるため、バルタイ調整をする機会も少なくなってきているのかな
この社外カムは、調整しなくてはなりません
Vectorミワの、漢(オトコ)の!?バルタイ調整です

www
******
全分度器をクランクに取り付けて、ピストン位置を検出します。
通常は1mmリフト法を使います。
リフター上部にダイアルゲージ端子を当てて、クランクを回転させながら1mm沈み込んだ時点をクランク角カウントの始まりと終わりに使います。
1mm沈み込んだところが測定ポイントになりますから、カウントされるクランク角はカム作用角より小さな値になります。
******
というわけで、全分度器を装着し、そしてリフター上部にダイアルゲージ端子をあてて、測定します
これでスライドカムプーリーを調整していき、ベストなポイントを探していきます
オーバーラップとは吸気バルブと排気バルブの両方が開いている状態を言います
そのオーバーラップを広めにとる、狭めにとる・・・というバランスを考えながら、使用用途に応じたエンジン本来の性能を発揮出来るように、細かく調整するみたいです
・・・
大好き【Wikipedia+マルハHP「バルブタイミングを考えよう」】から抜粋しながら書きましたが・・・
今回のこのNA6ロードスターでは、オーバーラップ少なめの状態に合わせましたよ
同一エンジンで実際に調整して、たくさんのデーターを集めて比較して、そしてやっと最適なバルブタイミングを決められるようになるみたいです
こりゃノウハウがないと、うかつにバルタイ調整は出来ないですね

でも、これで自然吸気のNA車両は、大きく変わるみたいです
難しそうな作業ですが、元気にエンジンを動かすコトには必要なのでしょうね
ちなみに???ですが

今晩のオカズは・・・
昨日に釣った【豆アジ】ちゃんの南蛮漬けを作ります
暑い季節の南蛮漬けは、サッパリして食欲そそりますよね~
しかも自分で釣ったお魚です
しっかり味わって、いただきますよ

wwwww
ブログ一覧 |
作業風景 | クルマ
Posted at
2012/06/14 17:25:19