リヤブレーキメンテ その②

次にピストン？を外します。

ディスクブレーキと違って 手で簡単に抜けました。

ブルーアルマイトがカッコいいですね。

年配のデーラーさん(元メカニックの方)が 『昔(30年くらい前)は車検毎に この辺の部品は全て交換してたんだよ』と、教えて頂きました。

多分 材質も鉄でサビ易いとか そういう絡みだったのでしょうね。

Ｏリングの一部が欠損しておりました。

メンテを試みて良かった。

このＯリングの脱着は ホントにきつかった。
指 なくなるかと思いましたよ。

外す時は まぁ 切れてもいいけど 着ける時は下手にドライバー等 金属でやったら切れちゃいそうなので 指力を尽くしました。

部品点数の多い作業の際は この様な仕切り箱を用意すると良いですよ。

外した順番通りに入れていけば 組む時も逆に取っていけば良いし 部品の組み忘れ防止にも繋がります。


あと 全て洗浄しました。

シューの接触する部分にラバーグリスを塗布します。

画像では分かり難いかも知れませんが
4点 塗布しています。

まぁ 傷が付いているので そこに塗れば良いです。

ラバーグリス1本 新品(648円)で買いましたが デーラーさんが
『この量はウチで1年間 持つ量だね(笑)』と 仰ってました。

『昔は 小さい歯磨き粉のチューブみたいのが付いてたんだけどねぇ。』
とも、仰ってました。

こういう所でコスト低減されていってるんですね。

で、元の通りに組み直して シュー交換は完了。

キチンと洗浄して組み上げたので シュッとした感じ(関西の人には分かる表現)になりました。

続いて ブレーキフルード エア抜き作業。

ワンマンブリーダーを使用します。

予め ブレーキマスターにフルードを多めに入れ ブレーキペダルを10～20回程度 踏んでエア抜き。

エア抜き用のブリーダーボルトはドラムの裏側にあります。

しかし このブリーダーボルトの緩め加減が難しかったです。
緩め過ぎると そこのボルトの隙間からエア吸っちゃって 何が何だか分からなくなり 結局 嫁さんにブレーキ踏むの手伝ってもらって ワンマンブリーダーの意味がありませんでした。


なんか 中途半端な感じですが これで終わりです。

先述致しましたが youtubeを参考にするのが 一番 分かり易いと思います。
言葉だと 表現の捉え方が異なりますしね。

とりあえず記録として･･･

総評として 然程 難しい作業ではありませんが それ程 メカに強くない方は ブレーキを触るのは止めた方が良いと思います。

おしまい。