レストレーションをお願いしていた、父の形見のグランドセイコーが返ってきました。
昨日、銀座三越内にある、グランドセイコーの時計サロンへ引取に。
当日は、お願いをした担当の方がお休みでしたので、事前に状態を電話で確認して、昨日は引取のみ。
事前の電話では…。
『交換が必要な部品はなく、ひじょうに良い状態でした。
しかしながら、これから長くお使い頂いて、OH時に、修理が必要となった場合、欠品している部品もあるかと思います。
その場合はお返しすることもございます。
でも、現行モデルと共有する部品もありますので、今後も適合を確認し、出来る限り、サポートさせて頂きます…と、担当したサービスの技術者が申しておりました。』
とのこと。
旧車を維持する上でよくやる「部品取り」時計を入手し、ドナーとしてお預けし、そのドナーから使える部品があれば、使って頂くというのも、請けていただけるんですか?
との問いにも
『技術者との相談にもなりますが、可能です。しかしながら、お父様の時計ですが、初期のモデルと思いますが、ムーブメントは、博物館レベルで良い状態ですので、ドナーの部品が、とこぶし様の時計以上の物かは難しいかと存じます(笑)』
とお褒めいただきました(笑)

ケース他、外装はポリッシュ。

尾錠も、お預けしてから磨いてくれたようで、赤みを帯びたゴールドから新品のよう!

ベルトは、純正のクロコの黒革にしましたが、ちょっと残念なことがヒトツ…。
子供の頃から剣道をしていたことがあり、手首が太いワタクシ…。
硬い状態のクロコベルトをすると、ベルト穴が、先から3つ目くらいしかハマらず、ベルトがほとんど余らない…。
ちなみにベルトは、男性サイズの標準ベルト。
オーダーが入ると、一点ずつ作るそうで、返品交換不可(笑)
失敗しました。
手首に合わせて、長い物を…とお願いすると、特注で製作日数数ヶ月。
金額は40,000円弱。
革が柔らかくなるまで使ってみて、様子見。
その後、再度長い物をオーダーするかを考えようと思います。
とにかく、キレイに仕上がって嬉しい!!
これに味をしめて、次はキングセイコーを…とか考えています。
ROLEXを手放した今、父の選んだ時計と、向き合って行こうと思います。
Posted at 2022/11/18 09:20:35 | |
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