
コペン(オープンカー)の宿命的なガタゴト音はある程度容認せざるを得ませんが、ガタゴト音の発生源を見極めて対策を講じれば完全じゃないにしろ、ある程度は抑えることができると思います。
今年の夏の暑さに耐えきれず、ルーフ&周辺トリムに断熱対策をした結果、副産物として防音効果も得ることができました。
また、発生源の一つとして、ルーフロックからの異音が有ります。
今回、ルーフ断熱を行なうにはルーフロックを脱着する必要があり、元に戻す際に正確な位置に戻せているのか疑問に思いました。
新車からルーフロックの脱着をしていないのであれば、ねじロック材が塗布されているので基本的に異音が出にくい状態を保てるでしょうが、ウェザーストリップなど周辺環境の経年変化で異音が出る場合もあるでしょう。
近年はカーナビ・ドラレコ・ETCなどの取付の際にルーフロックを脱着する機会が多くあります。取付する際に正確な位置合わせが出来ているでしょうか。また、ねじロック材を塗布しなければ、いずれ「緩み」が出ます。単純な増し締めをするだけで正確な位置に戻らずに固定してしまうことは無いでしょうか。
メーカーが設定するルーフロック機構のフックとキャッチ(俗称)の位置関係(ポジション)を考えるとフック側は固定位置に調整幅はほとんどありません。 キャッチ側は固定ボルトがM6に対して13mm穴で調整幅が有り過ぎです。
キャッチ穴のセンターで固定することが定位置と考えますがいかがでしょう?
実際にLA400はキャッチのボルト穴にスペーサーを入れる対策をしています。
個体差や経年変化もありますが、まずは新車当時の標準設定に戻し、ルーフロック機構のキャッチを基準ポジションで取付けて、ルーフロック機構の微調整の範囲で問題が無ければラッキーです。不具合があればキャッチの調整幅で対応することが異音対策の基本ではないでしょうか。
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Posted at
2024/09/07 13:54:41