みなさま、明けましておめでとうございます(*^▽^*)
今年も、どうぞshimarin&アっクんをよろしくお願い致します。
皆様にとって今年が幸多き一年になりますように。
さて、昨年から続いている「アっクんと行く イタリア8日間の旅」シリーズですが、
やはり年越しブログとなってしまいました。
あと数回は続くと思いますが、お付き合い頂ければ嬉しいです(^人^)
前回はイモラ&マラネロへドライブしてきましたよね。
今度はフィレンツェからローマへ、電車で移動します。
この電車は、イタリアを移動するのに欠かせない「フレッチャロッサ」という電車。
日本でいうところの新幹線ですね。時速300kmで走行するようです。
フィレンツェからローマまで、およそ1.5時間くらい。料金は3,000円くらいかな。
こちらがフレッチャロッサです。
あんまり写真が撮れなかったんだけど、
内部は日本の新幹線と同じような作りになっていて、
向かい合わせの席が左右それぞれあり、中央にはテーブルが設えてあるの。
それよりも私の興味をそそったのは、「フェラーリ特急」と呼ばれている
「イタロ」というイタリアの高速鉄道。最高速度はなんと360kmなんだって。
ちなみに、日本の東北新幹線、E5系「はやぶさ」の最高速度が320kmなので、
実質的にはそれより早いってことになるよね。
こちらがそのイタロ。
これは、フェラーリ社のモンテゼーモロ会長らによって設立されたんだって。
その関係で、車体はフェラーリと同じ赤で塗装されているみたい。
今回の旅行で一度は乗ってみたかったけど、残念ながら乗る機会はありませんでした。
でも、今のところ最高速度360kmで走る区間は無いようです。
さてさて。
そんなこんなで、ローマのテルミニ駅へ到着。
まずはホテルにチェックイン。夕方まではまだ時間があったので、ローマ観光へGo!
地下鉄を乗り継いでたどり着いたのは。
ローマといえばここ、コロッセオ。
そして、古代ローマ帝国の中心地であり当時の遺跡が残る場所、
フォロ・ロマーノ。
先に足を運んだのは、フォロ・ロマーノ。ローマは街中に古代の遺跡が残っているけど、
その中でもとりわけ古く貴重な遺跡群なんだよね。
そしてここは、私が今回のイタリア旅行で一番行きたかった場所なんだ。
■ フォロ・ロマーノ
ここは、ローマ帝国の栄光を物語る、政治・経済の中心地。
古代ローマ帝国の心臓部だったこの場所は、紀元前6世紀に建築が始まったらしい。
「フォロ」は公共の広場を意味し、カエサルの共和政時代から帝政ローマ時代に
最も栄えた古代都市なのです。
こちらがカエサル。
カエサルが暗殺される時に言い放ったとされる「ブルートゥス、お前もか」
このセリフは有名すぎるほど有名だよね。
実際にそのセリフを言ったかどうかは謎みたいだけど。
そしてこのカエサル像の周囲には、こんな世界が広がっています。
フォロ・ロマーノの内部は歩けるようになっていて、
たくさんの観光客で溢れていました。
こうやって間近で見ると、古代ローマ時代の人々の暮らしが
何となく分かるような気がしてくるから不思議。
もしこの場所そのものがローマ帝国時代にタイムスリップしたら、
一体どんな光景なんだろう?なんて考えてみたり。
この壁も、紀元前の昔からずっとここにあって、
そしてどれだけの時間を過ごして来たのだろう。
きっと、ローマ帝国の繁栄と衰退を、気の遠くなるような時間の流れの中で
見てきたんだろうな。
今となっては歴史の本の中でしか存在しない、ローマ帝国。
何百年という時間を超えて今にその姿を残すこの場所で、
古代ローマ帝国の香りを感じることが出来て良かったな。
ほんとに感動です(o^-^o)
敷地の端には、戦闘から帰還した兵士達を迎える凱旋門もありました。
隆盛を極めたローマ帝国にも翳りが見え始め、
いつしか滅びの道を歩んでいく事になります。
「諸行無常」、「盛者必衰」という日本の言葉がそのまま当てはまるような、
なんだかシンミリとした気持ちにさせられた私なのでした。
そのあとは、やはりここは外せない。
コロッセオに向かいます。
■ コロッセオ
ここは歴史の教科書でも必ず写真が出てくるほどに有名だよね。
ちょっとだけ説明しておくと、コロッセオが建設されたのは紀元前80年頃。
約5万人を収容したという巨大な円形闘技場では、人間対人間、または
人間対猛獣の死闘が繰り広げられていました。
どちらかが死ぬまで戦い続けるというその悍ましいイベントは
このコロッセオで毎日のように開催され、ローマ人達を熱狂させたそうな。
そんな状況を考慮し、コロッセオの床は決闘で流れた血をすばやく洗い流すため、
砂を敷くなどの工夫がされていたようです。
話を聞くだけで恐ろしい・・・。
私、そういう血生臭いのは苦手。
だからコロッセオの内部にも入れなかったの。
無数の人々が死闘を繰り広げ、そして死んでいった場所になんて、
とても怖くて足を踏み入れることが出来なくて。
なので、ここでは撮って貰ったコロッセオ内部の写真をアップします。
取り外しが出来た床っていうのは、すでに喪失してしまっているみたい。
だから見えているのは床の下に作られた設備。
コロッセオは、当時最大級のエンターテイメントだったの。
猛獣や闘士が床から上がってきて登場するようなエレベーターもあったらしい。
今でいえば、コンサート会場みたいな仕掛けだよね。
こういう施設を作ることで、皇帝はローマ市民の人気を集めようとしたんだね。
このあとは、映画「テルマエ・ロマエ」でも登場した大衆浴場を見に行きました。
■ カラカラ浴場跡
でもね、行った時間がちょっと遅かったみたいで。
残念ながら中には入れませんでした(ノ◇≦。)
仕方ないので外から撮った写真をアップしておきますっ。
ここはカラカラ帝が作らせた浴場で、最大1,600人を収容できたんだって。
内部には図書館や劇場、体育室なんかもあったらしく、
1日中楽しめる施設になっているそう。
中を見られなかったのは残念だったけど、今は外壁とモザイク画しか
残っていないんだって。
ということで、この日はローマの中でも有名な観光スポットを周りました。
気が付けばとっぷりと日も暮れ、お腹も空いてきた私。
ホテルの近くまで戻り、ローマの美味しい料理を頂くことにしました(o^∇^o)ノ
ローマの夜は、古代と近代が入り混じる不思議な空間。
道沿いには、沢山のカフェやレストランが並んでいました。
これはフィレンツェには無かった光景なんだよね。
今夜のお食事は、こちらです♪
美味しそうでしょう!イタリアではやっぱりパスタを食べないとね。
これはボロネーゼ。
ムール貝のワイン蒸し。
これに美味しいワインと、何よりも彩りを添えたのはロマンチックなローマの夜。
気温もちょうどよくて、寒くもなく暑くもなく。
店員のお兄さんも、おもしろ楽しいチャキチャキのイタリア人。
これがローマの夜なのかぁ。
全くの異国でほとんど言葉も通じないけど、なぜだか心落ち着く時間。
美味しい料理を食べてるからなのかな?
昼間は歩きまくって疲れちゃったけど、その疲れを癒してくれる
至福の時間でした★
さ、明日はローマの中でローマではない場所、
ヴァチカン市国でミケランジェロの最高傑作に逢うぞっと。
ローマのてくてくお散歩は次回も続きます(*'ー'*)♪