先日、ゲーム「FINAL FANTASY」の作曲家・植松伸夫さんの企画で開催された、
「BRA★BRAオーケストラ」に行ってきました!O(≧▽≦)O
もちろん子供は連れていけないので、夫に預けて束の間の息抜きです。
「FINAL FANTASY」は、私の青春時代を彩った想い出の一つです(笑)
といってもⅣ~Ⅹまでしかプレイしてなかったのですが、
姉弟も友達もみんなFFファンだったので、
どこまで進んだとか誰を倒したとか、そんな話に花を咲かせる時間が
とても楽しかったなあ・・・。
ゲームを盛り上げる音楽もとても興味深くて、
サウンドトラックを買って好きな曲を繰り返し聞いていた時が懐かしいです。
エレクトーンを弾く私にとって、大好きな曲を自分の手で演奏できる喜びは
何とも言えない満足感を与えてくれたなあv(。・ω・。)
そんな当時の曲をオーケストラが演奏してくれるというのだから、
これは是非とも行かなければっ!!
そして期待に胸をいっぱいにしつつ、開演。
のっけから演奏されたのは「FFバトル2メドレー」。
「バトル2」といえば、FFにおけるボス戦の曲。
最初はFF4の曲。これって、あの場所であのモンスターと戦った時の曲だ!と
その時の場面が即座に呼び起こされましたよ~。
う~~ん、懐かしいなあ!
レベルが低くて勝てないときは、レベル上げをして何度も何度も挑んだもんね。
当然、その回数分聞くわけだから、必然的に思い入れは深くなる。
しかもどの曲もアップテンポでカッコいいから、もうテンションは一気にMAX!
個人的にはFF6の曲が好きだなあ。
「魔大陸」で戦った時のことを思い出すな~ヾ(。`Д´。)ノ彡☆
戦闘の曲といえば、FF5の「ビッグブリッジの死闘」もカッコいいよね!
「ギルガメッシュ」という何とも憎めない敵キャラと戦うときの曲で、
某番組に出演された植松伸夫さんが「思い入れの深い曲」として挙げてました。
聴いててスカッとする曲は心も晴れて気持ちがいい♪
FF4の「メインテーマ」も演奏されていました。
この曲は私もエレクトーンで何度も何度も繰り返して弾くほどに
気に入っていた曲です。こうやってオーケストラアレンジされると、
また違った側面が見えてきて、とっても新鮮でした。
「モーグリのテーマ」では、ボディパーカッションで観客も楽器として演奏に参加。
まるでお遊戯のような気恥ずかしさがあったけど、やってみると
自分にリズム感が無いことに気が付いてしまいました(笑)
あと、少数楽器のアンサンブルで聴かせる「ザナルカンドにて」も良かったな。
この曲はFF10のオープニングで回想しながら聴かせる曲だよね。
シーン的にピアノ音源がぴったりだったけど、
今回のように吹奏楽器で多重奏するのも深い味があって素敵でした。
曲としてすっごく気に入ったのは、「片翼の天使」かな。
これはFF7の「セフィロス」の曲。
もともとカッコいい曲だけど、それをオーケストラでパワフルに演奏されると、
その世界に吸い込まれそうな錯覚に陥ってしまいそう。
企画的に驚嘆したのは、オーケストラのメンバーのみならず、
観客自身が「リコーダー」を持ち寄って演奏する「FFメインテーマ」。
「リコーダー」って、音楽の授業で絶対に演奏する楽器だよね。
その「リコーダー」だけで「FFメインテーマ」を演奏しようという企画。
ブラスバンドだからリコーダーだけっていうのもアリなんだけど、
それを観客も交えて演奏するっていうのは植松さんの提案らしい。
すごいっ!私もリコーダーを持っていたら絶対に参加したかったよお。
そして、今回演奏していた「シエナ・ウインドオーケストラ」では、
観客が自分の楽器を持ちよって舞台に上がり、オーケストラの一員となって
一緒に演奏するという企画が恒例となっているらしく。
実際にその場で演奏されたのがこの曲、「マンボdeチョコボ」。
これはどんな楽器で参加してもOKなんだって。
だからみんな様々な楽器を持って来ていたなあ。
私も事前に知っていたから、何か持って行こうかなって思ったんだけど、
うちにある楽器といったら、エレクトーンか子供のおもちゃの鈴しかなくて(笑)
エレクトーンなんて持っていけるわけないんだから、
そうなると子供の鈴・・・。
って、いくらなんでもそれは恥ずかしい!と思って持って行かなかったんだけど。
実際には、100均で売っているようなマラカスやらカスタネットやらを
持って来ている人達もたくさん居て、これならば
子供の(正確には赤ちゃん用の)鈴でも良かったなあって思っちゃいました(^▽^;)
ちなみに、そのときの様子がこちら。
ここからは写真OKと言われたので、撮ってみました。
この状態ではまだオーケストラのメンバーと植松さん・司会の女性しか居ませんが。
その後、舞台はこんな感じに。
植松さんもオーケストラの皆さんも、みんな頭にカツラ被ってて笑えるし!
この大人数で演奏する「マンボdeチョコボ」、すっごい面白かったです♪
あと、指揮をされていた栗田博文さんがとっても素敵でした。
見た目は華奢でダンディな方なのに、
いざ指揮をするときはとってもダイナミックに身体全体を使って表現されていて、
しかもとっても人の良さそうな方でした。
しぐさや歩き方なんかも可愛らしくて、それこそゲームの中のキャラみたいだった♪
(↑失礼)
こういう方は大好きです~!(゚∇^*)
私がリアルタイムでゲームをプレイしていた頃は、
好きな時間に好きなだけ好きなゲームをする、というのが現実。
いつか子供を授かったら、自分の全てを子供に向けて
子供のために生きようというのが夢でした。
今はそれが全く逆転。
毎日子供のために時間を費やし、自分の時間なんて殆ど無く。
好きなだけゲームをしたり趣味に時間を使うことが夢となっていて(笑)
自分を取り巻く状況が変われば、「現実」と「夢」も
入れ替わるんだなあって実感しちゃいます。
アっクんだって、それこそ以前は夢のマイカーだったというのに、
今となっては自分と家族を運ぶための足という存在になってしまったしネ。
(ノДT)アゥゥ
ただ。
以前の自分が好きだったもの、大切にしていたものは、
いくつになってもいつまでも、心の宝箱にしまっておきたいな。
・・・って、宝箱の中身がモンスターにならなければいいけど・・・。
∑ヾ(≧□≦*)ノ ウワッ!!