アっクんを青森にお留守番させた私は、「特急スーパー白鳥」に乗って
一路函館を目指しました。
青函トンネルを通過するときは、すっごくテンションが上がっちゃって。
座席正面には、津軽海峡の断面図みたいなものが設置してあり、
発車してから何分後にどこを通過するのかが図解してあるの。
だから、いくつものトンネルを抜けても自分の位置がちゃんと分かり、
「今が青函トンネルだっ!ヾ(>▽<)o」と騒げるワケです。
車内でもテロップみたいのが流れて教えてくれるしね。
飛行機で津軽海峡を飛び越えたことは幾度かあるけど、
海中を通り抜けるっていうのは初めて。まるで潜水艦にでも乗ったような、
ちょっと誇らしい気持ちになっちゃうから単純だよね(。・w・。 ) ププッ
その電車から降りた場所は、函館駅ではなくここ。
この日泊まる場所に行くためには、ここで乗り換えなのです。
この看板、錆びてるけど重厚な存在感があって、「五稜郭」という場所には
ふさわしいような気がしました。
そして電車を待つ間に見えた、北海道の夕焼け。
とっても穏やか~・・・。
東京でも夕焼けは見えるけど、ここはグッと気温が低く、
肌に触れる風もひんやりとしてて、北国の夕闇を感じました。
この写真、北海道らしくて個人的にはお気に入りです☆
さて。
この後は宿泊先へ荷物を置いて車を借り、函館ロマンティックドライブへ( ´艸`)!
最初に向かったのは、函館の赤レンガ倉庫街。
「金森赤レンガ倉庫」
ここは、横浜の赤レンガ倉庫のように沢山のお店があって、
ショッピングやレストランでお食事ができるレジャースポット。
ちょっとしたハーバーのような場所があって、船も停泊してます。
港町の赴きがとっても素敵で、
しかも明治維新近辺の雰囲気まで感じられちゃう。
すっごく雰囲気のいいエリアです。
ここにアっクんを連れてきて、街並みと一緒に撮影したかったなあ・・・。
石畳で最高のロケーションなのに、残念(´□`;)
このエリアは、夜になったら全く雰囲気が変わって、
一段と美しくなるんだろうなあ。
よし、後でまた来ようっと。
だって、夕暮れ時や夜の間が一番ロマンティックだと聞いていたのだもの。
一番輝く時間を、ぜひ見たいじゃない~!(゚▽゚*)ニパッ♪
次に向かったのは、現役を引退した青函連絡船が展示されている港。
「摩周丸」
1988年3月13日の青函連絡船最後の日まで、実際に運航していた船です。
この港も、当時使われていた旧函館第二岸壁なのだそうです。
今は美しくライトアップされ、静かに港に停泊しています。
昼間は操舵室などの内部も見学できるとか。
青函トンネルが開通するまでは、
津軽海峡を渡る人々の支えになっていたのでしょう。
これを見たら、懐かしく感じる人はたくさん居るんだろうなあ(*´∇`*)
そしてそこから移動し、やっぱりココは押さえておかねば。
「函館駅」
携帯で撮ったせいで、かなり暗い写真になっちゃった(・o・;)
この駅は、近代的かつ開放的で美しい建築なんだけど、
もっと駅ビルとか充実してて、ショッピングも楽しめるような施設かと
勝手に思っていました。
でも実際にはかなりシンプルな作りで、中には売店くらいしか無いの。
函館駅の周辺には、たくさんのお店が軒を連ねているし、
今更駅を充実したショッピングセンターにする必要なんて無いんだろうな。
そういう意味で、逆にオシャレなのかも知れない。
さて・・・・。
日も落ちてきたことだし、さっき行った赤レンガ倉庫街、
今はどんな雰囲気になっているのかしら・・・(o^▽^o)ワクワク
こうしてまた赤レンガ倉庫へと踵を返す私。
そして私が見た風景は。
夕闇が辺りを完全に支配する直前の、トワイライトゾーン。
レンガ造りの三角屋根を、たくさんの灯りが彩る。
まるでクリスマスの街並みのよう。
わぁ、キレイ~~♪o(*^▽^*)o~♪
先ほどの船着場も美しく彩られて、
これからパーティでも始まるのかなって思うほど
胸がワクワクしてきちゃう。
でも目を見張るような美しさだったのは、港の景色。
これはヨーロッパの絵画!?
そう思わせるような美しい光と、水面にゆらめくその光の影。
ものすごく幻想的で、ルノワールやセザンヌ、モネらの絵を
思い浮かべてしまったほど。
美しいなあ・・・・。
時間を忘れて、ずっとそこに佇んでいたくなるほどに居心地の良い、
素敵な場所。
外のテラスで美味しいカクテルでも飲みながら、
このロマンティックな夜景を堪能したいなぁ!♪(* ̄ー ̄)v
そんな感傷に浸りながら、また車を走らせる。
函館の夜は始まったばかり。
これから夜景スポットを回るぞっ!
すると見えてきたのは、函館のランドマーク。
「五稜郭タワー」
このときは時間的な余裕があまりなかったので、
タワーは登れなかったんだけど。
でも下から見上げるそのシルエットは、完全な五芒星。
今度は昼間に五稜郭公園を散策しようと思っているけど、
なぜここに五芒星があるのか。
ミステリアスなロマンティックさが◎(▼-▼*)
だけどこのあと向かったのは、もっとすごいところだった。
函館の小高い山を、車でぐんぐん登っていく。
そこには、函館の夜景を世界的に有名にした、あの場所が。
登山道の木々の間から垣間見える、輝く街。
頂上に着いたとき、唐突に目の前に広がる大パノラマに、
思わず息を呑む。
「函館山の夜景」
うわぁ~~・・・・・・(゚o゚;;
そのあまりの迫力と、想像を超える美しさに言葉を失ってしまう。
「美しい」とか「キレイ」とかいう言葉では、表現しきれない。
まるで輝く生き物のように、明滅してはその光景を変えて行く。
これが、あの有名な函館山の夜景なのか。
噂には聞いていたけど、こんなに壮大かつ雄大なものだとは思っていなかった。
ミシュランで星が付いたというのも充分うなづける。
私は、この函館山から見た夜景とこの時の光景を、きっと一生忘れない。
忘れることができない、大切な思い出になりました(*^-^)
その反対側から見える風景も、これまた函館名物。
山の向こうには、海で漁をしているイカ釣り漁船の光が見える。
函館はイカが有名みたいだしね。
この他にも函館市街には、国の重要指定文化財になっている公会堂があったり、
大きな教会があったり、とても異国情緒溢れる街でした。
港町だからか、神戸や横浜にすごく似てるしね。
先に夜の函館を堪能しちゃったけど、大正解でした!
ああ、函館ってイイな。素敵だな~☆
北海道へ渡って、すっごくロマンティックな景色を沢山見られました!
大満足~~。o@(^-^)@o。
さて明日は、函館から洞爺湖を目指すぞっ!
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
「アっクん東北を往く!」シリーズは一旦小休止します。
私が北海道から青森へ戻り、無事にアっクんに逢えたときから
またアっクんが東北を走ります♪
それまで、shimarin北海道を行く!シリーズにお付き合いくださいませ。