そんなわけで、前回のブログの続きです♪
お昼過ぎ、浜松駅で母と弟に別れを告げた私は、新幹線のホームへ。
浜松→静岡間は「こだま」で移動です。
700系の「こだま」さん。
私はN700系が好きだけど、なかなか「こだま」ではお目にかかれないのよね。
そんな日曜の車内は空いていて、窓側の席にゆったりと座れました。
新幹線が浜松を発車し、掛川を過ぎると急にドキドキしてきちゃって(。・艸・)
見慣れた風景が迫ってくる。
街の表札が「浜松」から「静岡」になり、ほとんど水の無くなってしまった
安倍川を渡りきると、一気にテンションUP!
静岡女子のみんなが住んでるエリアだ!
急に胸に熱いものがこみ上げて、思わず涙ぐんじゃった。
・・・ああ、私、帰ってきたよ!静岡に。
居ても立ってもいられず、静岡駅に着くだいぶ前から降りる準備開始。
そして飛び降りたホームには、見慣れた懐かしい文字。
着いた・・・。
なんだか、4ヶ月も離れていたなんて思えない。
それくらいに静岡の空気に溶け込むような自分を感じちゃった。
さあ、あんまり時間を無駄にできないぞ。
とりあえず移動だっ!
まずは東海道線に駆け込む。
向かうのは、清水!
そう、やっぱり富士山に逢いたくて。
それには清水が一番近いような気がしたんだよね。
東海道線で静岡から清水に行くのって、実は初めてなの(笑)
いつもアっクんか静鉄だったからね。
さすがはJR、あっという間に着いちゃった。
さあ、富士山を探そう。早足で駅を出てみる。
富士山はどこかな?
どっちの方角だっけ、あれ、見つからないぞ・・・(-д-`*)
う~ん・・・。
とにかく移動してみよう。
静岡に住んでいるときによく通った、お気に入りのあの場所。
「エスパルスドリームプラザ」。
あの高台からなら、富士山が見えたはず。
そう思った私は、駅のロータリーからプラザ行きのバスに乗ってみた。
現地につけば、そこには見慣れた懐かしい景色が広がっている。
久しぶりに見る清水港。
相変わらずに穏やかにたゆたう駿河湾。
ああ、静岡の空気をいっぱい吸い込もう・・・・
静岡に転勤して来たばかりの頃、休日の時間を持て余していた私は、
よくここで海を眺めていたっけ。
気持ちいいなあ・・・( ̄▽ ̄)
・・・・でも。
いくら目をこらしても、富士山がいない。
灰色の雲が厚く重く垂れ込めていて、完全に富士山を隠してしまっているみたい。
そんな、ここまで来たのにぃっ
あんまりだぁ・・・・(/□≦、)エーン!!
こうなったら富士山は諦めて、出来る限り静岡市内を歩こう!
毎日の通勤で通った静岡駅周辺を歩きに行こう!
そう思った私は、今度は静鉄の駅「新清水」に向かって歩き出した。
懐かしい地名の書かれた道路標識に、ノスタルジックな気分にさせられて。
次にいつここを歩けるか分からないから、一歩一歩を大事に
踏みしめるように歩いちゃった(´▽`)
そしてしばらく歩いて辿り着いた、静鉄「新清水」駅。
静鉄はスイカやパスモが使えないので、切符を買ってホームへ。
そこには、とってもお世話になった静鉄の電車が停まっていました。
2両しかない電車。
可愛らしいラッピングをされて、静岡市内をトコトコ走る。
そっか、私、新幹線も好きだけど、この電車も大好きだったんた。
間もなく発車した電車は滞りなく走り、私の住んでいた街に停まる。
「古庄」
静岡市民だった私が住んでいた街です(^-^*)/
駅の看板が予想と違う場所にあって、もう大慌てでシャッターを切ったものの、
すぐに電車が動き出したからこんな写真しか撮れなかったよ(笑)
そして10分弱で到着、「新静岡」駅。
毎日のように、新静岡と古庄を行き来していた私。
こうやって何ヶ月も経ってから降り立っても、
このまま静岡の家に帰れるような気がしちゃう。
静岡の女子達との待ち合わせはこの場所。
でもまだ1時間くらいあるから、静岡駅周辺を歩き回ってみよう。
こうやって街を歩いていると、自分がまだこの街に住んでいるような、
このまま明日も静岡の会社に出勤するような、そんな錯覚に捉われちゃう。
まさかこのあと、夜の新幹線で東京に行くなんて、とても考えられない。
それだけ深く、静岡に溶け込んでいたんだろうなあ・・・(*^ー^*)
夕方5時。
ディナーにはちょっと早めの時間に、新静岡駅にて静岡の女子達と待ち合わせ。
私の帰りの新幹線に合わせて、早めに調整してくれたんだよね。
気持ちがはやりすぎて、待ち合わせのだいぶ前に現地到着。
まだ誰も来てない。
みんな、ほんとに来てくれるかなあ・・・なんて、ちょっと弱気になった瞬間。
遠くから私に向かって手を振ってくれている女子達が!
ああっ、みんな来てくれた!ヾ(^▽^*
嬉しくて嬉しくて、一気に時間が巻き戻っていくような気がした。
今年の1月、まだ埼玉に引っ越す前の時間にタイムスリップしたみたい。
口々に、「元気だった?」と聞いてくれる。
うん、私は元気でやってるよ!みんなこそ元気なの?
「仕事探したり、スクール行ったりしているよ。身体は全然元気!」
という明るい返事。 そっか、良かったぁ♪(´▽`)
「魅惑の女子会」というタイトルの今回の女子会、
会場は静岡でもわりと有名な中華料理のお店をチョイス。
次々と出てくるボリュームたっぷりの料理を食べながら、
おしゃべりに花を咲かせる。
こうやってみんなと沢山話して、笑って、ご飯食べて、
同じ時間を過ごせるってことが私にとってすごく幸せなことなんだ。
東京と静岡は決して近い距離じゃないけど、
みんなとの距離はいつまでも近くでありたいなって思う。
「なんか、東京は大変なんでしょう?大丈夫?業務まわってる?」
静岡女子の1人に、東京での状況を聞かれた。
どうやら、私達の東京での業務が上手く行っていないことを察知しているようで、
それがみんなに心配させてしまっているみたい。
うう、こんなに気遣ってくれるなんて、優しいなあ・・・・。
本当にありがとうヾ(≧▽≦)ノ
今となっては、静岡女子達の業務クオリティの高さに
心底驚かされているけど・・・ね。
楽しい時間ってあっという間に過ぎてしまう。
女子の一人が、私の新幹線の時間が近くなってきたことを教えてくれた。
よし、じゃあ皆で撮影しようっ!
「魅惑の女子会」最後に、静岡女子のみんなと記念にパチリ!
私のために、こんなに集まってくれたのがホントに嬉しかった♪
また来るからね、だからみんなも元気で頑張って!
女子会解散後、私は静岡駅から帰るメンバーと共に駅へ。
すると同行してくれた女子達は、私が新幹線の改札口へ消えるまで
ずっと手を振って見送ってくれたの。
最後までずっと。
私は、ほんとに心から、彼女達のことが好き。
いつも笑顔で私を支えてくれて、励ましてくれた。
今も、こうやって暖かく私を送り出してくれる。
もっと、みんなと一緒に仕事していたかったな・・・。
今となっては戻ることの出来ない時間を、ただ懐かしむばかり。
そんな帰りの新幹線、寂しい気持ちで座席に座ったら。
今度はみんなからメールの嵐!
悲しんだり寂しがったりする時間もないほど、返信に追われちゃった。
そっか、これがみんなからの最後のプレゼントなんだね。
大丈夫、私にはこんなに素敵な人達がいてくれるんだもの、
きっと東京でもやっていける。
今は逆境のような状態だけど、諦めないで頑張るよ!
私にとって、とても大切な場所、静岡。
穏やかな風と海。
駿河湾と富士山と温暖な気候が育てる、暖かい静岡の人々。
そして大好きな静岡女子のみんな、またね!
絶対、また来るからね~~~~~~!((o(>▽<)o))