これまで長々と綴ってきましたshimarin&アっクんの東北・北海道旅行記、
今回がついに最終回でございます( ̄▽ ̄)!
青森にてアっクんと再会を果たした私は、東北の夜道を一路仙台へ。
その途中で一泊し、翌日は日本三景のひとつ、松島を訪れました。
海岸付近まではアっクんを連れて行けないので、
ちょっと奥まった場所にあるパーキングに駐車。
周りが無彩色カラーの車が多かったからか、なんかアっクん目立ってる(気がする)。
もっと目立て目立て~~~♪(。・w・。 ) ナンチテ。
たっぷりアっクんのカッコよさを堪能したあと、パーキングから歩くこと数分。
そこには観光地化して大勢の観光客でごった返す桟橋があり、
その向こうにはあの有名な景勝地、松島湾が広がっていました。
「日本三景 松島」
松尾芭蕉がここを訪れた際、そのあまりの美しさに
全く句が思い浮かばなかったという伝説の場所。
実はここ、太古の昔からリアス式海岸化が進んでいた。
そしていつしか地盤沈下して出来た窪みに海水が浸水し、
このように複数の山の頂上だけが水面に露出して出来た地形なんだとか。
あまり地学は得意じゃないけど、気が遠くなるような年月が
この景色を形成したんだなってことだけはよく分かる。
自然の芸術は、時間をかけて作られるのだ。
この日は残念ながら曇っていて、いつ雨が降ってもおかしくないような
微妙な天気。
そのせいか辺りは霧に包まれていて、美しい島々は霞んで見える。
これはこれで美観なのかも知れないけど。
「霧の摩周湖」ではなく、「霧の松島」だわ( ̄▽ ̄;)
この桟橋からは遊覧船が出ていて、船上から美しい島々の佇まいが見られるみたい。
だけどこの天気ではちょっとその気になれないなぁ・・・。
もっと晴れていたら、ぜひとも船から島々を見たかったのだけど。
よし、それならちょっと移動してみようか、アっクん。
松島はいくつか景勝スポットがあるみたいだから、探してみよう。
アっクんのところに戻った私は、そこからもっと西へ移動。
途中、レッドブルキャンペーンガールに出会い、
レッドブルを頂きました☆
初めて飲んだけど美味しかったよ!カロリーゼロでも元気UP!
そこから海岸線に沿って進んでいくと、そこには小高い山が。
入り口には「見晴台」という看板もあった。
おっし、行ってみよう♪
そう思った私は、アっクんと共に進入。
すっごい、木々の緑の葉がきれい!
よくよく見れば、それは青々としたもみじの葉だった。
ちょっとここにアっクんを置いてみよう。
おお、なんだか涼しげな和風の絵になったわ!
この木々は、秋になって紅葉したらすっごく美しいんだろうなあ・・・。
静岡の小國神社で撮ったような、アっクんと紅葉のベストショットが撮れたら
最高だろうなぁ・・・。
そんな妄想にふけりつつ、山の上の方へテクテク歩いて登っていくと、
一気に視界が開けてきました。
おおおぉ・・・
そこは、松島湾の島々を上から見渡せる展望台になっていたのです(ノ*゚▽゚)
曇っているけど、こうやって見るとすっごい壮観!
穏やかな海に佇む島々を見ていると、俳人じゃなくても自然界の芸術を感じます。
函館の夜景は生き物のように見えたけど、ここから見る景色は「静」だなぁ。
日本ってホントにキレイな場所が多い国だわ♪
その後、アっクんと一緒に海岸沿いをさらに移動。
ここは、生い茂る葉の間から松島の美観を眺められる場所でした。
アっクんも興味深げに松島湾を覗き込んでいます(*^▽^*)
どう?アっクん。
こんな景色見たことないでしょう?
埼玉じゃ絶対に見られないからね。(←そりゃそうだ)
アっクんと松島のショット、なかなか良いでしょう?(≧ω≦)b
特に大宮ナンバーってところがね(笑)
本当は晴天を期待していたけど、松島は曇っていても素敵でした。
叙情的でとても日本らしい風景だから、霞んでいても「いとをかし」なのかもな。
ちなみに、この日のランチは松島の海岸近くに並ぶ飲食店で頂きました♪
「利久」
牛タンのビーフシチューなり。
このお店はチェーン店だから全国にあると思うけど、宮城県内で食べると
いかにもっていう雰囲気に浸れていいよね~( ̄∀ ̄*)☆
さて。
お腹も一杯になったことだし、このあとは仙台へ向かってGO!
そこから東北道をひた走り、やっとの思いで仙台に到着。
すでに夕刻を過ぎて夜の帳が下り始めていました。
今回仙台に来たのは、ちょうど仙台で七夕祭りをやっているらしく、、
それを見たかったからなのです。
仙台には数年前にも来たことがあるんだけど、
そのときは駅で七夕まつりの独特の飾りを見ただけだったのよね。
それが実際のお祭りでどのように披露されるのか、ぜひ見たかったの。
さすがにお祭り会場付近にアっクんを停めるのは難しいので、
離れた場所に停めてから電車で移動。
この七夕祭り、主な会場となるのは仙台駅から伸びている商店街。
ここに、そのオリジナリティ溢れる七夕飾りが勢ぞろいするのです。
商店街の入り口は、もう物凄い数の人・人・人。
その熱気が周囲の気温を押し上げるから、
もう汗がタラタラタラ・・・・。止まらないんですけど(笑)
それでも、商店街のアーケードの中で競うように並ぶ七夕飾りは、
これ一見の価値あり。
たとえば携帯ショップならばソフトバンクやau、ドコモの各ショップが
独自のデザインで七夕飾りを制作。もちろん自社のロゴマーク入り。
全国チェーンの喫茶店も、ここぞとばかりにそのセンスを最大限に活かした
デコレーションを誇示するわけです。
商店街上げてのお祭りだけあって、その規模はとても大きい。
連なっている別の商店街でも、アーケードの天井から地面につきそうなほどの飾りが
びっしりと吊り下がっている。
う~ん、松島とは全く違う意味で壮観。
人が作りし美観とでも言うのかしら。
これはヤマハの飾り。
下の方に鍵盤の模様があるのがカワイイ( ^∇^)!
私が一番印象的だったのはこれ。
全て折鶴で作られた飾りなの。
製作者は、町の子供達。
学校名が書かれた札と共に、子供達の願い事が結び付けられていた。
町だけでなく、学校中の子供達もこの七夕飾りを作っているんだなぁ。
私の育った町ではこういった文化は無かったから、
こうやって町中の人達が一丸となって祭りを楽しんでいるっていうのは
羨ましいなって思う。
これが故郷のお祭りだとしたら、自慢になるよね。
沢山の七夕飾りを見て、それらを作った人達の熱意に心打たれたのでした。
さあ、そろそろ私達も故郷に戻ろうか、アっクん。
そんな熱気と心意気に身も心も満たされた私は、
こうして東北・仙台を後にしたのでした。
いや~~~、今回の東北・北海道旅行は、ほんっとに色んな場所へ行ったなあ。
埼玉→一関→青森→函館→森町→洞爺湖→松島→仙台→埼玉。
こんなに大冒険するとは思わなかったし、アっクんにとっても
良い思い出になったんじゃないかな。
これだけの距離を走破するのは初めてだしね。
私もよく頑張った!(笑)
今回も、心に深く刻まれた思い出が増えました。
道中お逢いした全ての人・事・物・風景に感謝したいです☆
それではshimarin&アっクんの東北・北海道旅行記、
これにて終幕~~~~~~~!
と、あれ?
どうしたの、アっクん。何か物言いたげな顔して。
「・・・・だってさ。青森っていうところにボク1人だけ置いていかれて、
すっごく寂しかったんだよ。
周りは知らないナンバーの車さんばかりで肩身の狭い思いをしたんだから。
もう二度とあんなことはしないでよね!
ボクを置き去りにしたら、許さないから!"(/へ\*)"))ウゥ、ヒック。」
ああああ、ごめんごめんアっクん(゚д゚;) !
私だって胸が張り裂けそうな程に辛かったのよ。
アっクんの事は片時も忘れなかったわ。
でもアっクん連れて電車に乗るわけにもいかないし、
行きのカーフェリーは時間が合わなくて使えなかったし・・・。
仕方なかったのよぉ。
そうだ!
お詫びに、アっクんのボディを徹底的に磨いてあげる♪
今より更にカッコよくなって、埼玉の他の車さん達に
見せびらかしてあげるわ!
ね、それで許してくれる?
「しょうがないなあ。じゃあ今回はそれで勘弁してあげるよ。
その代わり、裏の裏までしっかりキッチリ磨いてよね!
特に、いつも忘れがちな足回りとか。」
ううううっ、分かりました~。
これじゃ、どっちがオーナーなんだか分からないなあ・・・(w_-;
・・・ま、いっか☆
さて、次はどこで冒険しよっかな?(* ̄ー ̄*)